天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

葬儀へ・・・

2013年07月01日 22時07分44秒 | 日記
 今日は休みでしたが、元の同僚の父上が亡くなったとの事で、
 葬式のため、旧岩舟町(現栃木市)まで行って来ました。
 仕事を離れると葬式で行き会う位になってしまうと、かつて先輩が言っていましたが、
 正にそんな感じで、1年以上会っていない先輩に行き会いました。
 お互いに元気なのを確認したと言う感じでした。

 葬式のやり方は、地域性が出ます。
 これまでも各地の葬式に出ていますが、同じ県内でも少しずつ違います。

 栃木市などでは、以前から葬儀式と告別式が別なものとして行われます。
 以前は、葬儀○○時から、告別式△△時からとの案内もありました。
 宇都宮では、葬式も告別式も区分けしていません。
 葬式と告別式は同一のものと考えている人も多いと思います。
 今日は時間は二通りありませんでしたが、
 最初が葬儀式として行われ、途中で終了して告別式になりました。
 やはり昔からの慣習は残っているのだと思いました。

 また、最近は葬祭業が盛んになっていて、式の進行もマニュアル化され、
 画一的になっているような気がします。
 出棺になる時、以前は親族など身内の人だけで棺の蓋を閉めました。
 宇都宮市などでは、参列者は一度式場を出て、
 近親者だけで棺の蓋をして釘を打っていました。
 参列者も愁嘆場を見なくて済む訳ですが、
 最近は棺に蓋をするまで、参列者の前で行われるのが多くなりました。
 霊前にあげられた生花を摘んで棺に入れるのですが、
 参列者でも希望者は花を入れても良いようになっています。
 故人を実際に知っていた人などはそうしたいのかも知れませんが。

 この中間的な形態として、
 ベールのようなカーテンで仕切ってやっていた所もありましたが、
 今はこの形式は見掛けなくなりました。
 とここまで書いて来て、今日は棺に釘を打たなかったと思い出しました。
 火葬場の都合なのでしょうか?
 一般的にそうなのか、この地区だけの事なのか分かりませんでした。

 かつては、葬儀が終わるとお清めとして酒と塩が出され、
 会葬者は酒を口に含んで、塩を体に振りかけていましたが、
 車の人が多いので酒を出さなくなったようで、これも廃れたような気がします。
 前に出席した葬儀でお坊さんが、
 死を穢れたものとしてお清めをするのは、神道の考え方で、
 仏教では死んで仏になるのだから、
 お清めと言うのはないとおっしゃっているのを聞いて、なるほどと思いました。
 その考えが浸透した訳ではないでしょう。
 会場の出口には塩が山盛りになっていました。

 葬式が終わった後、昼食を食べて帰って来ました。
 家を出て帰宅するまで4時間ほどでしたが、何となく1日つぶれた感じでした。
 帰宅して昼寝を始めたばかりのところで、宅配業者に起こされました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏越の大祓・・・ | トップ | 昨日は・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事