天然居士の独り言

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共産党嫌い・・・

2015年10月30日 19時43分14秒 | 日記
 9月18日の安保法案の参議院通過直前の日記に下記のように書きました。
 >来年の参議院選挙は、
 >野党各党の平和への思いの本気度を試される面もあると思います。

 その時念頭にあったのが、共産党でした。
 各小選挙区に勝てる見込みのない候補者を立て、
 反自民の票を割るような事をしなければ良いがとの思いでした。
 しかし、そのすぐ後の9月19日、
 共産党の志位委員長は、
 戦争法廃止の国民連合政府をつくるという「国民的な大義」で一致する
 すべての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを呼び掛けました。
 これに対して、民主党は否定的な感じでしたが、
 昨日の記者会見で、民主党の岡田代表は、
 「(選挙協力の)前提として国民連合政府が条件になると難しい」と語り、
 共産党との選挙協力に否定的な考えを述べました。
 何とも教条主義的な対応のような気がしてなりません。

 次の参議院選挙では、政権交代はありません。
 まだ政権構想は早すぎるような気がします。
 安倍政権を破って国民の意思を示す事が何より大切な事だと思います。
 民主党では、先ずは理念があって、
 その実現の手段として政策があり選挙があると考えているような気がします。
 それはそれで一理あるような気がしますが、
 その理念の争いをしている間に、どんどん右傾化しアメリカ従属を強める安倍政権に、
 既成事実を積み重ねられて行くような気がします。
 先ずは参議院選挙で勝った上で、
 次の総選挙に向けて、政権の骨格を協議すべきなので、
 参議院選挙に勝つか負けるか分からない内に、政権構想を云々する事は、
 どうなのでしょうか。
 頭の良い人の陥りやすい間違いのような気がしてなりません。

 安保法制、TPPなど、
 安倍政権はどんどんアメリカ従属の姿勢を強めています。
 集団的自衛権など、国民は全く望んでいなかった事で、
 望んでいたのはアメリカだけです。
 その法案を廃止するために、どうすべきかを真剣に考える必要があると思います。

 次の参議院選挙からは、選挙権の年齢が18歳に引き下げられます。
 日本が戦争に巻き込まれた場合、
 戦場に行かねばならない世代が投票する事になります。
 彼等の戦争法にノーと言う意思の受け皿が必要な気がします。

 先日行われた宮城県の県議選では、民主党が低迷したのに対し、共産党は倍増しました。
 こんな事も背景になるのかも知れませんが、
 民主党は、基本的に共産党は嫌いなのでしょうね。
 そんな事を言っている場合ではないと思うのですが。

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