天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

政治好き・・・

2012年09月07日 20時15分48秒 | 日記
 民主党の代表選への立候補を検討していた細野豪志環境大臣は、
 今日午前中、出馬しない意向を表明しました。
 細野氏がどうして一部の議員に人気があるのか分かりませんが、
 僕には、前原さんや岡田さんのような、
 政治家としては懐の狭い原理主義的な政治家に見えます。
 次回の総選挙で、民主党が勝つ見込みはなく、
 代表が総理大臣になる事はないと思いますので、誰がなっても構わない気はしますが。
 「反野田」系の対立候補擁立は難航していて、
 田中真紀子元外務大臣は不出馬を表明していますし、
 出馬の意向を示している原口一博元総務大臣と山田正彦元農林水産大臣は、
 原口氏に一本化することで合意したとの事ですが、支持に広がりはなく、
 野田総理大臣優位の展開になるとの事です。

 一方の自民党、谷垣総裁は総裁選への出馬の意思が強いようですが、
 出身派閥である古賀派の古賀誠会長の不支持表明を受け、かなり苦しい状況のようです。
 古賀さん、最近はほとんどニュースに出る事もありませんでしたが、
 突然表舞台に出て来て、存在感を示したようにも思います。
 しかし、その事はとりもなおさず、
 自民党の体質が変わらない事の証明になったようにも感じました。
 古賀さんが支持しそうな石原伸晃幹事長が、有力との見方もありますが、
 他に、石破茂前政調会長、町村派会長の町村信孝元官房長官が
 出馬の意向と報じられています。
 更に、安倍晋三元総理大臣までも出馬するとの話もあります。
 任期途中で、政権を放り投げた人が、どの顔を下げて出馬するのか、
 どうして支持する人がいるのか、僕には理解できません。
 自民党の総裁になれば、総理大臣の可能性が高いので、
 皆さん目の色が変わったようにも思いました。

 それぞれ、各党の党首選びが、ここの所ニュースの中心的な話題になっています。
 もちろん誰が党首になるかで、次の総理大臣が決まる可能性がありますから、
 それはそれでニュースヴァリューがあるのかも知れませんが、
 では、それぞれの人がなった時にどのような政治を行うのか、
 日本の危機的な状況をどうやって脱するのかとの視点での報道がありません。
 単に、それぞれの候補のキャッチフレーズを流しているだけです。

 先日、宇都宮に来たばかりの若い新聞記者と話す機会がありました。
 栃木県内の市町村の名前や場所が分からないようでしたが、
 その市は、衆議院選挙の区割りの何区なのですか?と聞かれて、
 あ~こいつは政治好きなのだなぁ~と思いました。
 新聞記者を志望する人は、やはり政治が好きが多いのでしょうね。
 そして、誰それが誰それの派閥でと言うような内部情報こそが政治だとする、
 古い政治記者の見方を踏襲しているように感じました。
 今の政治のニュースが、政策本位でなく、政局本位になっている責任は、
 こうした政治好きなマスコミ人の体質なのかも知れないと思います。

 昨日も休んだばかりですが、今日も午後休みました。
 今日は県立がんセンターに肺がん検診に行って来ました。
 20年以上前、肺がん検診で要精検になって、生きた心地がしなかった事があって、
 それ以来、肺がん検診は受けていませんでしたが、
 退職前の体調チェックのため、今年は受けられるものは受けるようにしました。
 人間ドックは気楽に行けるのですが、
 肺がん検診は、余り良い気持ちではありませんでした。
 結果は3週間程度で郵送されるそうですが、
 何かあれば電話で連絡するとの事で、携帯の番号を聞かれました。
 しばらく、番号を知らない人からの電話が鳴ると気になりそうです。

コメント
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