天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

末期的症状・・・

2007年06月20日 20時55分00秒 | 日記
 国会の会期末を控え、参議院での法案審議のため、会期延長が事実上決まったようです。
 官僚の天下りによる談合防止を目的とする公務員法改正案を、
 安部首相はどうしても成立させたいようで、
 そのために、選挙の日程を延期し、国会運営でも強行採決を連発しています。

 教育改革3法が今日成立しましたが、委員会での強行採決の様子を見ていると、
 とても「教育問題」を審議している選良の様子とは思えないような気がしました。

 安部首相は公務員法の改正や教育改革法を成立させる事で、
 実績をアピールして、参議院選挙を乗り切るつもりなのかも知れませんが、
 余りにも国民を舐めきっているような気がします。

 安部首相が苦労知らずの、お坊ちゃん政治家である事は明らかです。
 自分が言い出せば、全てそのようになるとの考えなのでしょう、
 現場の実態を考えない、綺麗事ずくめを並べているような気がします。
 教員免許の10年更新にしても、免許の発行が都道府県の教育委員会なのに、
 実際に教職に就いているのが、別の都道府県であるとの問題点が指摘されています。
 膨大な数の免許発行者を把握できるのか、
 第二の年金問題が危惧されているとの指摘もあります。

 参議院選挙の延期は、1週間遅らせる事で、
 年金に関する国民の怒りが静ますのではないかとの見方もあるようです。
 これも正に国民が舐められている以外にないと思います。

 自分の内閣の延命のため、国会をドタバタさせている安部首相の政権は、
 既に末期的な症状を呈しているときり思えません。
 それでも、参議院選挙で自民党が勝つのでしょうか?
コメント
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