いつもより早く目覚めた早朝、つけたラジオから由紀さおりさんの講演会の模様が流れていた。
軽妙なトークにすっかり覚醒して聞いていると。
春の小川は~♪、は違います。『が』です。
えっ!?
春の小川がさらさら~♪、だったのぉ!
これはあとで私の勘違いだったことが、どこかで恥をかいたY氏により発覚するのですが
つまり、春のおがわの『が』の発音が違うということだったようだ。
鼻濁音。
日本語では、が行の音は語中・語尾にくると鼻に抜けるように発音されるのです。
やさしく聞こえるこの発音が若者を中心に失われつつあるらく、最近理解できない日本人が増えていることとも関係があるのかもしれない。
研修などで鼻濁音を習得するアナウンサーの中で、安住紳一郎さんが上手く使うことで有名らしい。
なるほど。
ソフトに感じる印象は、外見だけのせいではなかったのですね。
YouTubeで鼻濁音を聞くことができます。
唱歌も消える一方の小学校教育で、こういったことを教えているのだろうか?
英語教育もいいけれど、大切なのは母国語です。