(以下、山陽新聞から転載)
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発達障害児の子育て、先輩が助言 県が本年度から相談事業
岡山県は、自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)といった発達障害の子どもを持つ保護者に対し、育児を経験した保護者が相談に乗る「ペアレントメンター」事業に乗り出す。発達障害はケースごとに特性が異なり、周囲の理解を得にくいこともあるため、認識を共有しやすい“先輩”の助言で不安を解消してもらう狙い。
相談に応じるのは、発達障害の子どもが既に小学校高学年以上に成長している32人の保護者。2012年度に県が募集し、昨年9月と同12月の養成講座で発達障害の特性や相談に対する受け答えの基本知識などを学んだ。
本年度は、県の「おかやま発達障害者支援センター」(岡山市)が障害児の親の会などから依頼を受け付け、子どもの年齢や障害の種類といった状況に合わせて会合や茶話会に派遣する。応対の経験を積んだ上で、将来的には電話や面談での相談にも応じる方針。
相談内容として想定されるのは、障害と診断された際の戸惑い、就学・就園時の対応など。発達障害は個人差も大きいため、県障害福祉課は「意見を押し付けるのではなく、相談に耳を傾け、役立つ経験を伝えてもらいたい」としている。
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発達障害児の子育て、先輩が助言 県が本年度から相談事業
岡山県は、自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)といった発達障害の子どもを持つ保護者に対し、育児を経験した保護者が相談に乗る「ペアレントメンター」事業に乗り出す。発達障害はケースごとに特性が異なり、周囲の理解を得にくいこともあるため、認識を共有しやすい“先輩”の助言で不安を解消してもらう狙い。
相談に応じるのは、発達障害の子どもが既に小学校高学年以上に成長している32人の保護者。2012年度に県が募集し、昨年9月と同12月の養成講座で発達障害の特性や相談に対する受け答えの基本知識などを学んだ。
本年度は、県の「おかやま発達障害者支援センター」(岡山市)が障害児の親の会などから依頼を受け付け、子どもの年齢や障害の種類といった状況に合わせて会合や茶話会に派遣する。応対の経験を積んだ上で、将来的には電話や面談での相談にも応じる方針。
相談内容として想定されるのは、障害と診断された際の戸惑い、就学・就園時の対応など。発達障害は個人差も大きいため、県障害福祉課は「意見を押し付けるのではなく、相談に耳を傾け、役立つ経験を伝えてもらいたい」としている。
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