浜松の記事はときどき???の部分がありますね。
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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外国人支援の体制整備へ 浜松市
2013年1月21日
◆災害時に多言語で情報提供
大地震などの際に外国人への情報提供を担う組織体系として、浜松市は新たに「災害時多言語支援センター」を整備するため、浜松国際交流協会への委託費などを新年度予算案に盛り込む方針を固めた。同市の外国人登録者数は静岡県内一、ブラジル人は全国の市町村で最も多い。
センターは、行政の災害情報などを複数の外国語に訳し、日本語が分からない外国人の不安を解消したり適切な行動を促したりするのが目的。二〇〇七年の新潟県中越沖地震で同県が中心となって設け、〇九年には総務省所管の財団法人「自治体国際化協会」が設置運営マニュアルを示した。東日本大震災後に普及が進んでいる。
浜松市では新年度から本格的な体制づくりに入り、協会を中心に外国人団体や支援団体との協力態勢や役割分担を整える。静岡県内では静岡市もセンターの体制整備に向け、市国際交流協会と近く覚書を交わす。
一方、静岡県は外国人の防災対策として啓発活動や関係団体間のネットワークづくりを進めているが、現段階でセンター整備の予定はない。県多文化共生課の担当者は「実際に被災すればセンターによる支援は難しい。被災地ではボランティアが集まらず、センターが機能しない例もあった」と話している。
浜松市は本年度中に策定する「多文化共生都市ビジョン」(計画期間二〇一三~一七年)で防災対策を重点施策の一つに位置づける。具体的にはセンター整備のほか、災害時に支援活動をする人材の育成や防災講座の開催などを掲げる予定。
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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外国人支援の体制整備へ 浜松市
2013年1月21日
◆災害時に多言語で情報提供
大地震などの際に外国人への情報提供を担う組織体系として、浜松市は新たに「災害時多言語支援センター」を整備するため、浜松国際交流協会への委託費などを新年度予算案に盛り込む方針を固めた。同市の外国人登録者数は静岡県内一、ブラジル人は全国の市町村で最も多い。
センターは、行政の災害情報などを複数の外国語に訳し、日本語が分からない外国人の不安を解消したり適切な行動を促したりするのが目的。二〇〇七年の新潟県中越沖地震で同県が中心となって設け、〇九年には総務省所管の財団法人「自治体国際化協会」が設置運営マニュアルを示した。東日本大震災後に普及が進んでいる。
浜松市では新年度から本格的な体制づくりに入り、協会を中心に外国人団体や支援団体との協力態勢や役割分担を整える。静岡県内では静岡市もセンターの体制整備に向け、市国際交流協会と近く覚書を交わす。
一方、静岡県は外国人の防災対策として啓発活動や関係団体間のネットワークづくりを進めているが、現段階でセンター整備の予定はない。県多文化共生課の担当者は「実際に被災すればセンターによる支援は難しい。被災地ではボランティアが集まらず、センターが機能しない例もあった」と話している。
浜松市は本年度中に策定する「多文化共生都市ビジョン」(計画期間二〇一三~一七年)で防災対策を重点施策の一つに位置づける。具体的にはセンター整備のほか、災害時に支援活動をする人材の育成や防災講座の開催などを掲げる予定。
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