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災害時の言葉平易に 県庁で多文化防災セミナー

2012-07-12 13:23:37 | 多文化共生
(以下、佐賀新聞から転載)
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災害時の言葉平易に 県庁で多文化防災セミナー

 災害時の在住外国人支援策や今後の課題を探る多文化防災セミナーが11日、佐賀県庁で開かれた。東日本大震災発生直後に設置した仙台市災害多言語支援センターが取り組みを紹介、「迅速かつ正確で分かりやすい情報の発信があれば国籍に関わらず、支援活動に取り組める」と強調した。

 仙台国際交流協会の高平尚子さんと、言語ボランティアを務めた遠藤弘望さんが報告。高平さんは「在住外国人には日常から言葉、制度、心の壁がある。災害時は特に言葉の壁が大きく、その壁をいかに低くするかが重要」とした。

 具体例として「高台避難」より「高い所へ避難」など、分かりやすい言い回しに変換した方が外国人も理解しやすいとした。その上で「正確な情報があれば外国人も支援者になれる。国籍に関係なく、災害時はみんなが困っているという視点を持って取り組むべき」と提案した。
2012年07月12日更新

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