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防災講座:外国人対象に開く--三田 /兵庫

2010-10-27 09:35:57 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【兵庫】から転載)
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防災講座:外国人対象に開く--三田 /兵庫

 外国人に災害時の対処法を学んでもらおうと25日、外国人対象の防災講座が三田市駅前町のまちづくり協働センターであった。同市在住の外国人11人が参加し、災害時の避難法などを学んだ。

 言葉などが壁となり、十分な情報が行き渡らずに災害弱者となるのを防ごうと、同市のボランティアグループが企画した。

 市の防災担当者が、大雨による土石流や浸水など、市内で起きる災害について解説し、それぞれにボランティアがついて通訳した。地震の際に固定していない家具が凶器となって襲いかかる映像に、思わず悲鳴を上げる人も。「洪水で避難する際は、長靴ではなく動きやすい運動靴で」など細部にわたる注意に、参加者らはメモを取りながら熱心に聴き入り、乾パンやアルファ米などの非常食を試食した。消防署員から、AED(自動体外式除細動器)の使い方なども教わった。

 三田市にきて2年半になる中国・瀋陽市出身の宮偉さん(44)=同市武庫が丘=は「故郷は地震もほとんどないので、外に逃げればいいと思っていた。丁寧に説明してくれて役に立った。早速、家具を固定して、運動靴を用意したい」と話していた。【粟飯原浩】

〔阪神版〕

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