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6カ国語で万一の備え/川崎区で外国人向け防災マップ作製

2008-09-24 09:00:41 | 多文化共生
(以下、カナロコから転載)
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6カ国語で万一の備え/川崎区で外国人向け防災マップ作製

* 2008/09/17

 外国籍市民の多住地域である川崎市川崎区で、同区役所が災害時の被害を最小限に抑えてもらおうと、六カ国語対応の防災マップを作製し、区役所と大師、田島両支所で無料配布を始めた。日本語が分からない人が緊急時に慌てないよう、日ごろからの活用を呼び掛けている。

 マップはA1判二種類で、英語、中国語、韓国朝鮮語版=各六千部=とスペイン語、ポルトガル語、タガログ語版=各三千部。それぞれ日本語と併記した。

 表面は区内のカラー地図。町名や主要道路、公共施設が各国語で表記され、災害時応急給水拠点や救急病院も一覧表にまとめられている。裏面には避難所一覧のほか備蓄品や非常持ち出し品、避難時の心得などが項目別に解説されている。

 氏名や住所、家族との連絡方法、パスポート番号など身元情報を書き込んで使う携帯用の「緊急連絡カード」も添えられた。

 同区は二十人に一人が外国籍市民。二〇〇七年度の同区区民会議で地域防災に関する議論が繰り広げられた中で、「日本語が分からない人もおり、実際に何か起きたときに戸惑うと思う」とマップ作製が提案されていた。

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