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「浜松市が外国人施策で新ポスト『多文化共生参与』設置へ」

2008-02-24 08:02:55 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】より転載)
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「浜松市が外国人施策で新ポスト 『多文化共生参与』設置へ」

2008年2月21日

 浜松市は2008年度から、幅広い外国人施策に対応する新ポスト「多文化共生担当参与」を設置する方針を固めた。部長級で企画部に所属し、外国人の子どもの教育、福祉、納税などの問題に組織横断的に取り組むという。国際課を中心に、教育委員会など外国人に関係する各部署と連携を強化する。

 同市の外国人登録者数は1月末現在で約3万3000人で、全人口の約4%。特にブラジル人は約2万人で、全国の市町村で最多となっている。近年は定住化傾向が強まっており、子どもの不就学などの問題も顕在化している。

 市はこうした問題を受け、08年度から従来の市国際交流センターを「市多文化共生センター」に組織変更し、運営費を増額。このほか、子ども向けの日本語教室「はまっこ」と母国語教室「まつっこ」を増設し、就学支援員も増やすなど、教育支援に力を入れる。

 同市ではこれまで、市教委が公立学校を管轄する一方で外国人学校の支援は国際課が担当するなど、外国人対象の施策は担当部署がいくつにも分かれていた。鈴木康友市長は「専門の担当者を置くことで、組織としての意識も高まる。外国人の問題により広い視点で取り組んでいきたい」としている。

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