多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

65歳以上、過去最高23% 10月現在の県人口

2009-12-25 10:20:33 | 多文化共生
(以下、静岡新聞から転載)
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65歳以上、過去最高23% 10月現在の県人口
12/25 08:07
 県は24日、10月1日現在の県と市町別の推計人口や年令別推計人口などの概要を発表した。65歳以上の老年人口の割合は23・2%で、過去最高となった。県の総人口378万7982人は前年同期に比べ0・27%減。現在の調査方法になった1993年以降、10月1日現在の推計人口が前年を下回ったのは今回が初めてという。
 市町別人口をみると、浜松市が最多の81万1397人、次いで静岡市の71万7198人。両市で県全体の人口の40%余を占める。人口が前年より増えた市町は長泉町(473人増)など10市町。逆に浜松市(1787人減)など27市町は減った。外国人住民の多く住む市町に減少が目立ち、不況に伴う外国人の転出が影響したとみられる。
 県の老年人口のうち、75歳以上が占める割合も前年に比べ0・4ポイント上昇し、11%となった。逆に15歳未満の年少人口は0・1ポイント低下して13・8%だった。市町別に老年人口の割合が高いのは川根本町の41・7%、西伊豆町の40・1%、松崎町と熱海市の37%など。逆に年少人口の割合が高いのは長泉町の16・3%、清水町の16・2%、御殿場市の15・7%などだった。
 県生活統計室は「今回発表したのは、あくまで2005年の国勢調査結果を基にした推計だが、来年の国勢調査で人口の状況がより明確に分かるはず」としている。

外国人の看護師・介護福祉士

2009-12-25 10:20:12 | 多文化共生
(以下、rkbLOCALNEWSから転載)
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外国人の看護師・介護福祉士 12/24 20:09

大きな変化が相次いだ今年一年を振り返るシリーズです。
きょうは、今年から現場で働き始めた「外国人の看護師と介護福祉士」です。
福岡県久留米市の病院を取材しました。
久留米市田主丸町の病院では、今年2月からインドネシア出身のレフィアナ・エファさんと、フタペア・アシアナさんが働いています。
2人は、日本政府がインドネシアやフィリピンと締結した経済連携協定に基づき受け入れを始めた看護師、そして介護福祉士の候補・第一期生です。
研修期間は、看護師で3年、介護福祉士で4年と定められていて、国家試験に合格すればその後も日本で働くことが出来ます。
インドネシアでは看護師として働いてきた2人ですが、日本では国家試験に合格しなければ医療行為に携わることができないため、思うような仕事ができずに悩んだこともあったといいます。
アシアナさんとエファさんは、半年間日本語の研修を受けてきましたが、その地方ならではの苦労もあります。
イスラム教徒のエファさんは、生活習慣の違いにも苦労しています。
病院側は、専属の看護師が、エファさんとアシアナさんをサポートする体制をとっています。
田主丸に来て9か月あまりがたった現在は、仕事にも慣れ、患者からの評判も上々です。
さらに、今年10月からはフィリピンからの候補生も仲間入りしました。
日本語の勉強はこれからですが、子供をフィリピンに残して日本で頑張る姿に、指導に当たる看護師も刺激を受けたようです。
平日の午後は、看護師の国家試験の勉強です。
エファさんとアシアナさんの2人は、日常会話は上達しましたが、「仰臥位(ぎょうがい)」など日本人でもなじみのない漢字の専門用語が出てくる国家試験の問題に悪戦苦闘しています。
看護師候補生の場合、3年以内に国家試験に合格しないと帰国しなければなりません。
看護や介護分野における労働市場の開放について研究する九州大学の大野教授は、「制度を始めた国のさらなるサポートが必要だ」と指摘します。
異国の医療現場で懸命に頑張るエファさんら候補生。
その頑張りが実を結ぶためには日、本側の受け入れ体制にも再考する余地がありそうです。

留学生、最多の13万3千人 9割がアジア地域から

2009-12-25 10:19:55 | 多文化共生
(以下、47NEWSから転載)
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留学生、最多の13万3千人 9割がアジア地域から

 日本の大学などに今年5月1日時点で在籍する外国人留学生数は、昨年より8891人増えて13万2720人で過去最多となったことが24日、日本学生支援機構の調査で分かった。

 内訳は大学6万4327人、大学院3万5405人、専修学校2万7914人など。

 出身国・地域別では、最も多い中国が6316人増の7万9082人、韓国の1万9605人、台湾の5332人が続き、上位三つで78%を占めた。アジア地域からの留学生が全体の92%。

 都道府県別では、東京の4万3775人が最多で、大阪1万576人、福岡7578人、愛知6471人と続いた。

 大学別では、早稲田大が3114人と最も多く、2番目が立命館アジア太平洋大の2786人、3番目が東大の2473人だった。

 同機構は「大学が留学生を積極的に受け入れるようになっており、来年以降もさらに増えるだろう」としている。

えんぴつ日記2009:/6 不況直撃の定住外国人 /三重

2009-12-25 10:19:33 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【三重】から転載)
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えんぴつ日記2009:/6 不況直撃の定住外国人 /三重
日本語教室で学ぶ(右から)アリソンさん、カシオさん、ロナウドさん
 ◇支えたい小さな“夢”

 昨冬から続く不況は、多くが派遣社員として工場などで勤務していたブラジルなど中南米系の人たちを直撃した。

 日系ブラジル人のフェレイラ・ロナウドさん(49)=津市久居北口町=は10年前に単身来日し、5年前、妻と長男アリソンさん(16)、次男カシオさん(14)の3人を呼び寄せた。

 これまで派遣社員として製造業に就いていたが、今年3月に失職。10月にやっと新しい仕事を見つけたが、この不況下、いつまで続けられるか分からない。それでもロナウドさんは「子どもには日本で勉強し、就職してほしい」と、日本に住み続けるつもりだ。

 定時制高校に通うアリソンさんは「本当はすぐに働きたかった」という。私は「将来働く力をつけてほしいから、ロナウドさんは今は勉強してほしいんだと思うよ」と言った。「その気持ちは分かる。でも、父や母が仕事をなくした時、悔しかった。早く働いて家族を支えたい」。アリソンさんは夜学に通い、日中は家計を助けるためアルバイトに励んでいる。

 外国人支援にかかわる人たちは「不況はピンチであるのと同時に、共生が進むチャンス」と言う。ロナウドさんのように日本に住み続けることを決意し、職を得るために、これまで製造業ではあまり必要なかった日本語やおじぎなどのマナーを、学び始める人が急増していることが、その言葉を裏付けている。

 就職先の幅も広がろうとしている。あるブラジル人女性は、失職を機に介護スタッフとして働くようになり、「製造業の時より給料は下がったが、今の仕事の方が日本語も上達し、人間的に成長できる」と、うれしそうだった。

 彼らがこの不況を乗り越えられるように、支えることはできないのだろうか。日本で一人の人間として、一家族として暮らし、夢をかなえていこうと努力する彼らをしっかりと迎え入れることが、私たち自身の成長につながるはずだと思う。

 「勉強して、将来は自動車関係の仕事に就きたい」--。これがアリソンさんの夢だ。【岡大介】=つづく

〔三重版〕

日本人と中国人の夫婦、なぜ半分が離婚するのか?

2009-12-25 10:19:05 | 多文化共生
(以下、Searchinaから転載)
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日本人と中国人の夫婦、なぜ半分が離婚するのか?(1)
2009/12/24(木) 10:53
  日中関係評論家の孔健氏によると、毎年1万人以上の日本人と中国人のカップルが結婚し、約半分が離婚する現状に注目が集まっているという。チャイナネットが報じた。

  日本の厚生労働省の統計よると、日本で2008年、婚姻届を出した日中のカップルは1万3223組だったが、そのうち5946組が離婚し、離婚件数は昨年の婚姻件数の44.9%を占めた。

  社会の発展につれて日本の国際結婚にも大きな変化が生じ、以前の欧米人と日本人のカップル、日本人とフィリピン人のカップルから、多くの日中カップルに変わった。1993年に「配偶者ビザ」を手にした中国人(そのほとんどは女性)は3万人以下だったが、08年は10万人以上。日中カップルの場合は女性が中国人、男性が日本人というケースが圧倒的で、08年の1万2218組のうちわずか1005組が男性が中国人で女性が日本人だった。

  日本での国際結婚が増える中、離婚率も増加している。05年から07年にかけて国際カップルの離婚件数はそれぞれ1万5689組、1万7102組、1万 8220組で、08年は1万8774組と約半分の国際カップルが離婚した。日中カップルの離婚件数も驚くほど多く、08年は5946組が離婚し、この年の婚姻件数の44.96%を占めた。

  日中カップルの結婚は、半数以上が結婚紹介所の仲介によるものだ。実際は結婚紹介所というよりも、むしろ仲人として個人的に紹介している場合が多く、日本に住む残留孤児の息子や娘の世代や華人が高額の仲介費を取って、中国国内の女性を日本人に紹介している。会うときの費用は数十万円で、婚姻が成立すれば300万円以上の仲介費が手に入る。

  中国人女性と結婚する日本人男性のほとんどが、へんぴな地域に住む農業従事者や漁業関係者。日本では人口が急激に減少し、女性もみんな都市の大学に行って、田舎には戻りたがらない。そのため田舎に残された男性は40歳を過ぎても独身のままで、国際結婚の紹介所に頼んで結婚の大事を解決するしかない。

  結婚紹介所が紹介する中国女性はほとんどが農村出身者で、外国人に会う機会もなく、外国語を学んだこともない。そのため彼女たちの目的は非常に単純で、夫を見つけて子供を生み、家族を作ることだ。

  しかし中には、お金や車、家を持つ日本人と結婚して、お金持ちになるというような美しい幻想と夢を抱いてやって来る女性もいる。一戸建てのマイホーム、トヨタの高級車、美しいファッション、贅沢なナイトライフ…。これは彼女たちの心にある理想的な人生であり、幸福の代名詞だ。

  その他にも結婚で失敗した人や、生きる望みを失ってやむを得ず故郷を離れ日本人と結婚した人もいる。こうした女性たちは、現実の社会で多くの苦しく辛い経験をしてきたため、若い女性が持つような憧れや想像力はない。日本に来たのは、結婚をすることでアルバイトしてお金を稼ぎ、故郷に帰って車を買い、人生を変えることだ。(つづく 編集担当:米原裕子)