(以下、神戸新聞から転載)
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在住外国人のよさこいチーム 篠山で発足
写真
はつらつとした動きを見せるメンバーたち=篠山市、味間小学校
篠山市在住の外国人たちが、よさこいソーランチームを結成した。ブラジル、フィリピン、ベトナムと出身はさまざまだが、日本独自の音楽に乗って一つになる。在日外国人の交流の場にもなっており、参加者は増加。来年2月の発表に向け、練習を積んでいる。(上田勇紀)
同市の外国人は、11月末で22カ国の575人。ブラジルの185人を筆頭に中国、韓国・朝鮮、ベトナムと続く。働く場や研修の場を求め、増加傾向にある。
チーム発足は、特定非営利活動法人(NPO法人)篠山国際理解センター(同市宮田)が後押し。昨年12月から今年4月、同センターの日本語教室に通った外国人らが、よさこいグループ「丹波篠山楽空間」の舞台を見て、「やりたい」と声を上げた。
楽空間の指導で練習が始まったのは8月。曲は「おどれ篠山どっこいしょ」。デカンショ節の振り付けや歌詞が入った3分半の曲だ。盆踊りの手の動きと、笛を吹く動きや船をこぐしぐさが混じり合う。
ベトナム出身の会社員チャン・ゴック・フィンさん(29)は「母国の踊りとは全然違い、覚えるのが大変。でも、友だちもできて楽しい」。自主練習にも力を入れるフィリピン出身の主婦ソウ・ジュビさん(42)は「踊りが元気をくれる」と笑顔を見せる。
出身地や在日年数、職業は違っても踊りの輪は丹波市にも広がり、現在、メンバーは約30人。見よう見まねで踊る小学生の姿もある。同センターの足立眞理子事務局長は「言葉が通じにくいこともあり、学校では緊張している子どもたちがリラックスできる場にもなっている」と話す。来年2月28日、篠山市宮田の西紀老人福祉センターで踊りを発表する。
(2009/12/21 09:15)
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在住外国人のよさこいチーム 篠山で発足
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はつらつとした動きを見せるメンバーたち=篠山市、味間小学校
篠山市在住の外国人たちが、よさこいソーランチームを結成した。ブラジル、フィリピン、ベトナムと出身はさまざまだが、日本独自の音楽に乗って一つになる。在日外国人の交流の場にもなっており、参加者は増加。来年2月の発表に向け、練習を積んでいる。(上田勇紀)
同市の外国人は、11月末で22カ国の575人。ブラジルの185人を筆頭に中国、韓国・朝鮮、ベトナムと続く。働く場や研修の場を求め、増加傾向にある。
チーム発足は、特定非営利活動法人(NPO法人)篠山国際理解センター(同市宮田)が後押し。昨年12月から今年4月、同センターの日本語教室に通った外国人らが、よさこいグループ「丹波篠山楽空間」の舞台を見て、「やりたい」と声を上げた。
楽空間の指導で練習が始まったのは8月。曲は「おどれ篠山どっこいしょ」。デカンショ節の振り付けや歌詞が入った3分半の曲だ。盆踊りの手の動きと、笛を吹く動きや船をこぐしぐさが混じり合う。
ベトナム出身の会社員チャン・ゴック・フィンさん(29)は「母国の踊りとは全然違い、覚えるのが大変。でも、友だちもできて楽しい」。自主練習にも力を入れるフィリピン出身の主婦ソウ・ジュビさん(42)は「踊りが元気をくれる」と笑顔を見せる。
出身地や在日年数、職業は違っても踊りの輪は丹波市にも広がり、現在、メンバーは約30人。見よう見まねで踊る小学生の姿もある。同センターの足立眞理子事務局長は「言葉が通じにくいこともあり、学校では緊張している子どもたちがリラックスできる場にもなっている」と話す。来年2月28日、篠山市宮田の西紀老人福祉センターで踊りを発表する。
(2009/12/21 09:15)