鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5038回】 商売で大切なもの

2024年10月15日 | 住宅コンサルタントとして
私たち夫婦は年間で10回以上、
全国のいろんなエリアの繁盛店や話題のお店に
調査にいきます。

住宅会社はもちろん、雑貨店や家具店、宿、
レストランやベーカリー、カフェ、お菓子屋さんなど
さまざまな業種業態をとにかく調査にいきます。

なぜここに人が集まるのか?
なぜこんなに長い年月、このお店は商売を継続できているのか?
この業態で経営が成り立つのか?
どういう教育をして、こんな素敵なスタッフさんを生み出しているのか?

などなど、現地に行くといろんなことを感じ、
それを弊社のクライアント様にどう落とし込むか、ということを
考えたりしています。

そして私がこれまで見てきた限り、
繁盛し続けているお店に共通するのは、
商品力はもちろんなのですが、
やはり圧倒的に接客サービスが素晴らしく、
スタッフさんの人間性が素晴らしいお店ばかり。

逆に商品力がずば抜けて素晴らしいのに
接客サービスがイマイチ、
スタッフさんの愛想がイマイチのお店って、
長続きしていないと感じています。

研究すればするほど、
商売で大切なものって結局人と人とのつながりだ、
という結論にしかいかないのです。

こんな調査を通じて、
弊社は10年以上前から、
人間力でライバルに圧倒的な差をつけて勝つ、
ということをご提言してきました。

年々、商品で差がつきづらくなってきている今、
それは本当に間違いないなぁ、と感じています。

お客様に素晴らしい接客サービスを提供するのであれば、
結局自分たちの人間性に加え、
自分たちがどのレベルの接客を受けてきたのかも、
非常に重要かと思います。

一人の顧客として、
体験量を増やしていきましょう!
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【第5037回】 次男の幼馴染の同級生の結婚

2024年10月14日 | 親として
私たち夫婦にとって、
昨日、衝撃のニュースが飛び込んできました。

なんと、次男の幼馴染の同級生が結婚した、とのこと。

5歳の頃から知っていて、
何度も我が家に遊びに来てくれた、
次男の幼馴染。

娘のいない私たちからすれば、
まあ娘みたいなもので、
もう可愛くて仕方がないのですが、
ここ数日の間で結婚したそうです(←次男からの連絡)。

次男の幼馴染は、
関西では誰もが知る一流の女子大を出て、
これまた誰もが知る一流企業に就職したのです。

彼女は学生時代、我が家の近所で
アルバイトをしていたのですが、
そこで素敵なパートナーと出会い、
そのままゴールイン。

もう本当に家内ととても嬉しい、幸せな気持ちになりました。

ちょっと早すぎるかも、と思う方もいるかもしれませんが、
個人的にはもう社会人となり、自立したのであれば、
早い方が絶対に良いと思っています。

というのは、私たち夫婦も
学生時代のアルバイト先で知り合い、
そのまま結婚した訳ですが、
あの20代の勢いで結婚して良かったと思っています。

というのは、30代、40代と年齢を重ねていくと、
自分の習慣やこだわりが芽生え、
それをパートナーに合わせて変えていくことって
とても難しくなると思うのです。

なので、まだ自分が出来上がっていない20代で
パートナーと共に自身を形成していく方が、
個人的にはいい感じの夫婦になるような気がしています。

彼女は今、東京に住んでいるのですが、
11月上旬に私たちが東京に行った際、
一緒にランチをする予定になっています。

娘同然の次男の幼馴染の幸せな姿を見れることが、
夫婦揃って今から楽しみです。
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【第5036回】 自分の頭で考えるクセを

2024年10月13日 | 住宅コンサルタントとして
スマホが普及して、
欲しい情報にはすぐにアクセスできるようになった今、
自分の頭で考えずにすぐに調べる人が
明らかに増えているような気がしています。

問題が起こったり、分からないことがあると
すぐに検索する。

それ自体は悪いことではないのですが、例えば

「どうやったら目標を達成できるのか?」

といったことや、

「どうすれば自分は成長できるのか?」

という問いに対して、
深く掘り下げて考えることができない。

そして

「私にはこれが限界です」
「この仕事を続ける自信がありません」

というようなことを会社や上司に言ってくるのです。

そう言ってくるのは、能力の問題ではなく、
問題が発生した時に
どうやったらその問題を解決できるのか、
ということを考えられない思考力の問題だと思います。


例えば営業マンの場合。

どうやったら、お客様に選んでいただけるのか?

どういう説明をしたら、あの会社と競合した際に、
自社との差を理解していただけるのか?

どうやったら、商談途中で
お客様と連絡が取れなくなることをゼロにできるだろうか?

そもそも、今、優秀な営業マンは、
どうやって過去、こうした問題をクリアしたのだろう?

あの人とあの人に聞いてみよう!

というように、自分自身の問題を
自分の頭で考えて解決のために行動していくことが、
自身の成長につながるのです。

自分の頭で考えるクセづけ。

皆さんはできているでしょうか?
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【第5035回】 覚悟を持てるか?

2024年10月12日 | 住宅コンサルタントとして
結果を出している営業マンと
結果が出ていない営業マンの差。

この差は何かと言われると、
当然ながら知識や経験、
営業スキルの差が大きいのですが、
個人的に最も重要だと思っているのは、
営業マンの「覚悟」です。

結局、覚悟があるかどうかで、
売れるか売れないかの大きな差につながると思うのです。

この感覚を私自身が最初に持ったのは、
1998~2000年頃でした。

当時、私はキッチンやユニットバスを売る部署だったのですが、
とにかく商品的に他メーカーと比較して、
施工性が良くなく、価格も高く、特長も無かったのです。

当然、全く売れませんでした。

そして売れないことを当時の私は、
商品のせいにするという、典型的なダメ営業マンだったのです。

ところが、そんなキッチンやユニットバスを
安定して売れまくっている先輩もいたのです。

価格も高く、施工性もイマイチ、特長が無い商品を
どうやって売っているのか、不思議でしょうがなかった。

でそういう優秀な先輩に、同行させてほしいとお願いし、
仕事のやり方やお客様との関係の築き方を
間近で学ばせていただきました。

優秀な先輩の営業スタイルを見ていくと、
大きく分けて2パターンに分かれることが理解できました。

1つはどっぷりお客様と仲良くなって、
一緒にゴルフしたり、ご飯を食べに行って
ズブズブの関係となって仕事をいただくパターン。

そしてもう1つは、とにかく仕事をキッチリとこなし、
お客様からの信頼を完璧に掴むパターン。

そして後者のスタイルの先輩に共通していたのが、
強い責任感だったのですね。

何かあっても絶対にそこから逃げず、
誠意をもって徹底的に対応する。

それがかっこ良く見えたのです。

で私、営業スタイルをそれまでの

「何か見積させていただける案件ってありませんか?」
「ぜひ一度、当社の商品をご検討いただけませんか?」

というスタイルから

「もしウチから買っていただいたとしたら、
何かあったら絶対に私が責任を持って対応します」
「もし私から買っていただいたとしたら、
週3回、現場に顔を出して、大工さんたちをフォローし、
絶対に現場から文句が出ないような対応をします」

と買っていただいた後の自分の覚悟を
お客様にお伝えするようにしたのですね。

「買って下さい」はあまり良い印象を持たれないのに、
「もし買っていただけたとしたら、こういうことをお約束します」
というトークは、結構好印象を持ってもらえる。

こうしたことに、20代で気づくことができたのです。

それ以降、もし買っていただいたとしたら、
自分はここまでやる覚悟である、
とお客様に宣言するようになったのですが、
当然、私は本気でその覚悟を持っていたのですね。

結局、お客様の中には、こちらの覚悟を見て下さっている方も
ある一定数、おられると思います。

そしてこちらの覚悟を鑑みて下さるお客様って、
実は一流のお客様が多いような気がします。

覚悟を持ってお客様の前に立つことができていますか?
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【第5034回】 やって見せるコンサルタント

2024年10月11日 | 住宅コンサルタントとして
コンサルタントに転職した当時、
経験も実績も無かった私。

周囲には、とにかくチラシを書かせたら
芸術的なくらい上手な方がたくさんおられました。

大半の方が「チラシ制作」「集客」を自分の強みとして
仕事をされていたのですね。

自分は周囲の方とは異なる強みをつくった方がいいな、
と直感的に感じ、いろんな住宅会社さんのニーズを
いろいろと探っておりました。

当時はまだまだ営業に関するノウハウが体系化されていなく、
いろんな会社の営業ツールも揃っていなかった。

そこで私は、営業力強化を自分の強みにしようと決めました。

いろんな住宅会社さんにお客様のフリをして調査に行き、
音声を録ってそれを文字化し、マニュアルとしていったのですね。

そして優秀な営業マンの営業トークや流れを理解し、
それを自分もできるように練習を重ねました。

そしていろんな住宅会社さんの経営者の方には、

「私の強みは、ただ理論理屈を並べるだけでなく、
御社のスタッフさんの前でやってみせることができることです」

とお伝えし、たくさんの依頼をいただき、
経験を積むことができたのですね。

今から10年以上前は、
土日と言えばクライアント様と一緒に現場に立って、
実際のお客様を接客しまくっておりました。

ところが、一緒に売り場に立っていると、
クライアント様の営業さんの打席を奪うことになるのですね。

各社様がしっかりと営業手法を理解していただいたことと
順調に成長され、営業スタッフも増えたこともあり、
クライアント様の現場で「やってみせる」機会はゼロとなりました。

ところが、ここに来てまた再び、実際の営業を

「やって見せて欲しい」

という依頼をいただく機会が出てきました。

まあ現場に出てでは無いのですが、
実際に営業スタッフさんを前にロープレで
実践して欲しい、という依頼です。

50を超えたオッサンなので、
爽やかさは1ミリもありませんが、
接客や商談のポイントを実際にお見せしながら、
深く理解していただけるようにしたいと思います。
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【第5033回】 売れないのは、「(自社の)商品がイマイチだから」と思っている営業マンは存在価値なし

2024年10月10日 | 住宅コンサルタントとして
弊社のクライアント様のスタッフさんの中には、
この厳しい時代、あり得ないくらい売りまくっている営業マンが
結構な数、おられます。

そういう営業さんは、なぜ売れまくっているのか?

売れまくっている営業マンは、
商品を売っていません。

彼らは圧倒的に自分と会社を売っています。

お客様が求めることの本質を理解し、
自社が提供できる商品やサービスを組み立て、
お客様のご要望を実現させる訳ですが、
その部分だけでお客様に選んでいただいている訳では無いのです。

その営業マンが、お客様である自分たちに対する向き合い方。
仕事に対して誠実であるか?
それから周囲の人に対して感謝の気持ちを持って接しているか?

一流のお客様ほどこういう部分を見ていて、

「この人なら信用できる」

とお客様は判断し、家づくりをお願いするのです。

そして売れている営業マン自身も、

「自分を家づくりのパートナーに選んだ方が絶対にいい!」

という気持ちでお客様の前に出ているのです。

お客様は、営業マンというフィルターを通して
商品や会社を見る訳で、
結局営業マン自身がどういう人間で、
どういう価値観を持っているかが重要なのです。


こういうことを売れていない営業マンは、全く理解できていない。

売るのは商品ばかり。
商品の説明、しかも上っ面の説明しかできないのですね。

そしてぶっちゃけ、商品なんてほとんどの会社が良くなり、
あまり差がつかなくなってきているのですが、
そんなことを理解できないのです。

失注したり、商談中のお客様と連絡が取れなくなった際、
本気で「競合先より自社の商品が劣っているから」と
思い込んでいたりするのですね。

売れないのは、商品のせいではありません。

自分自身の低い人間性や不誠実さ、
一所懸命さの欠如のせいなのです。、

自分自身に原因がある、とベクトルを自分に向けなければ、
現状は何も改善しないのです。

売れない理由を商品のせいにしている営業マンって、
存在価値なしだなぁ、と個人的に思っています。
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【第5032回】 自分たちが建てたい家か、市場のお客様が見たい家か?

2024年10月09日 | 住宅コンサルタントとして
どんなモデルハウスを建てるかで、
住宅会社の業績は大きく変わります。

営業マンの営業力を高めることは、
そう簡単に行きません。

ところが、お客様が潜在的に求めているモデルハウスなら、
その潜在ニーズを把握できれば、建てることは可能です。

お客様が求めているモデルハウスを建てると、
来場数は一気に増えますし、
そのモデルハウスを見たお客様のテンションは上がるので、
とにかく接客しやすいのですね。

そしてお客様は、

「この敷地に入るように、このモデルハウスのプランを
少し変更して欲しい」
「LDKは、このモデルハウスそのままの感じでお願いします」
「玄関入ってからのこの動線を活かして欲しい」

と具体的な要望を住宅会社側に伝えやすいし、
当然ながらこちら側もそれらを理解し、提案しやすい。

結果、商談に入ったお客様が契約する確率が上がるのです。

まさに今が旬のモデルハウスを建てていただいたことで
そのクライアント様の業績が上がった、という事例を
これまでたくさん見てきました。

この内容、皆さんは当然理解できますよね?

イメージできますよね?

ところが、いざ自社のモデルハウスを建てるとなった時に、
お客様が求めているデザインや間取りに決定できるか、
というと、これが結構難しいのです。

いろんな方のいろんな意見が入って、
結果、気づけば自社が建てたいモデルハウスになっている、
というケースも数えきれないくらい見てきました。

お客様が見たいと思うモデルハウスでなければ、
お客様は来場して下さらないし、
来場して下さってもテンションがそこまで上がりません。

せっかく建てたのに、業績にインパクトを与えられない、
という結果につながってしまいます。

自分たちが建てたいモデルハウスか?

それともお客様が見たいと思うモデルハウスか?

どちらを採択しなければならないか、
言うまでもありませんね。
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【第5031回】 お付き合いが長くなっていく中で・・・

2024年10月08日 | 住宅コンサルタントとして
ありがたいことに私は本当にご縁に恵まれていて、
これまでの人生で、本当に素敵なお客様や上司と
一緒に仕事をさせていただいてきました。

コンサルタントになってからも
クライアント様にとにかく恵まれまくっていて、
10年以上のお付き合いをさせていただいている
クライアント様が7割を超えています。

長いお付き合いをさせていただいている
クライアント様を見てみますと、
お付き合いがスタートした頃とは
本当に大きく変わられているクライアント様が多いのですね。

土木会社や建材店から、
エリアを代表する住宅会社になられたケースもあれば、
1つの県で展開されていたのに、
今では3つの県で事業を展開されている会社もあります。

そして昨日、お伺いしていたクライアント様は、
もともと訪問販売で住宅を売られていたのですが、
そのビジネスモデルは限界が来るので
来店型のビジネスモデルに一気に変えていただきました。

お付き合いをいただいた当初の売上からすれば、
身の丈に合わない投資をしていただき、
とてもお洒落なショールームをつくっていただき、
超絶カッコいいモデルハウスも建てていただいた。

デザイン住宅を扱ったことも無ければ、
もちろん建てたことも無いクライアント様に、
絶対にハイイメージのブランドをつくっていった方が良い、
とご提案したのですね。

このクライアント様も当時、
全くイメージできなかったと思いますが、
私の提案を受け入れて下さった。

そしてお洒落で洗練された家をつくる会社、という発信を
コツコツと繰り返していただいたのですね。

ところが、来場はそれなりにあるのに
契約が最初の頃はさっぱりで、
もう本当に大変な時期もありましたが、
今ではこのエリアでデザイン住宅ならここ、
という認知もしっかりとされており、
お客様の来場も受注も非常に堅調です。

そして当初の頃よりも断然優秀なスタッフさんが
たくさん入社されるようになりました。

昨日も研修の休憩中に
女性スタッフさんたちから
たくさんの質問をいただいたのですが、
皆さん本当に純粋で、向上心も会社に貢献したい、
という気持ちも強いのですね。

本当に地域を代表する、素晴らしい会社さんになられました。

長いお付き合いをさせていただく中で、
私は毎月、必死でいろんな情報を集め、
今後のトレンドを読んだり
新たなビジネスモデルや販促企画をご提案したりと
必死で仕事をしているのですが、
クライアント様が一流の会社に向かって成長され、
スタッフさんがイキイキと働いている姿を拝見すると、
本当にこの仕事をさせていただけてありがたい、
と思うのです。

皆で一流を目指していきましょう。
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【第5030回】 我が息子たち

2024年10月07日 | 親として
この仕事を通じて、
いろんな地域の家づくりを検討している
お客様の情報が入ってきます。

全国的に結構多いのが、
お子さんの家づくりに親が口を出す、というケース。

お金を出すのならまだ分からないでも無いですが、
最近多いのが、お金は出さないのに口を出す親。

そういう親自体、ぶっちゃけ、
究極にダサいと思ってしまいますし、
そういう親自体がじゃあ、成功しているのかというと、
人生も仕事もうまくいっていない、というケースばかり。
(だからお金を援助できないのです)

自分自身が成功していないのに、
大人になった自分の子どもを支配したい、
頭の悪い親がまだまだ多いなぁ、と思っています。

なぜ、自分の子どもを信じられないのでしょう?

私たちは、自分たちの子どものことを
本当にすごいなぁ、と思って見ています(←完全なるバカ親)。

長男は本当に真面目だし、
自分で決めたことはきっちりとやり切ります。

本当にストイック。

夜勤明けで疲れている中、
ちょっと仮眠してジムに筋トレにいったり、
とにかく警察官は試験が多いのですが、
その勉強をコツコツとやっているのですね。

一方の次男も、自分でやりたいことを決め、
その実現のために何でも自分で調べ、
即行動に移していくところがすごい。

昨年から、年2回、次男とヨーロッパを旅してますが、
とにかく行先が決まると、
そのエリアだとここに行きたい、と速攻調べ、
更にそのエリアの建物の写真をメチャうまく撮ってきます。

私自身、検索には自信があるのですが、
次男は私が全くかなわないくらい、
調べるスピードが速く、しかもそれが的確なのですね。

二人とも、私たち夫婦より
優れているところしかないなぁ、と
思っております。

いろんな面で尊敬していますし、
もちろん刺激も受けています。

人様に迷惑をかけず、法に触れないことであれば、
息子たちが決めたことは、何でも大賛成です。

そして我が子の幸せを願いつつ、
自分たちの人生を楽しみたいと思います。
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【第5029回】 生まれた理由を理解すると、感動が倍増する

2024年10月06日 | 住宅コンサルタントとして
先日、福山雅治さんが広瀬すずさん、
満島真之介さん、リリーフランキーさんと旅をする
「タビフクヤマ」という番組を見ておりました。

福山さんの故郷、長崎の街を旅しながら、
福山さんが学生時代に通っていたお店や
思い出の場所を皆で巡っておられました。

歌手としても俳優としても大人気の福山さん。

私も個人的に大好きですが、
それは俳優として、
そしてそのルックスやファッションセンスがかっこいい、
というところに惹かれていたのです。

歌手としての福山さんは、
俳優の福山さんほど好きという感じでは
正直、ありませんでした。

個人的に福山さんの曲で好きなのは、「道標」で、
これは福山さんが大好きなおばあちゃんのことを思って
つくった歌であるということは知っておりました。

この「タビフクヤマ」の中で、長崎県民の方に、
福山さんの歌で好きな曲を訊くコーナーがあったのですが、
私、知らない歌がたくさんあって、
その中で長崎の多くの方が「クスノキ」という歌を
好きな曲として挙げておられたのです。

「クスノキ」という歌、私知らなかったのですが、
長崎市の山王神社の鳥居や被爆クスノキを
番組の中で紹介されていて、
その曲をつくろうと思ったきっかけや
福山さんの思いなどを知った上で、
「クスノキ」を聴くと、胸がジーンとしました。

そしてこの番組を見た後、
改めて福山さんの曲を聴いてみたのですが、
もう感動しまくりというか、
ちょっと曲を聴きながら胸が熱くなるというか・・・。

歌手の方の曲でもそうですし、
住宅会社の商品でもそうですし、
それから営業マンがなぜこの仕事をやっているのか、
という理由もそうですが、
理由が伝わると相手の共感や感動が倍増するな、
と改めて思いました。

なぜ皆さんは、今の仕事をしているのですか?

その理由をしっかりと考えてみたいものです。
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【第5028回】 お客様の目でものを見て、考えて接客しよう

2024年10月05日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、クライアント様の入社3年未満の
営業さんに集まっていただいて、
久しぶりに初回接客のロープレをやっていただきました。

このクライアント様とは、もう16年以上の
お付き合いをさせていただいていますので、
今の役員や支店長たちが若かりし頃は、
接客のロープレとかを頻繁にやっておりました。

ただ、ここ数年は
注文住宅の営業マンとしての在り方であったり、
ライバル会社に対しての差別化トークであったりと、
こうした部分の強化のレクチャーが中心だったので、
久しく基本的な商談ロープレはやっていなかったのです。

そして久しぶりに若手スタッフさんたちに
やっていただいたのですが、
それを見ての私の結論は、
お客様の目で自分のトークを見て、
改善すべき点は改善すべきである、ということ。

注文住宅営業における初回接客の基本は、
会社紹介・自己紹介・商品紹介と
お客様に対するヒヤリングです。
(もちろん、建物の案内も基本なのですが、
ここでは割愛します)

では、会社紹介の目的は何か?

自己紹介の目的は何か?

これらを理解せずに、
ただただ自社の表面的な話をお客様にしたところで、
お客様からすれば退屈で時間の無駄になるだけです。

更には自己紹介の目的は何か?

人の良いお客様であれば、
営業マンが自分の趣味などを話しても
好意的に聞いて下さいますが、
クレバーなお客様の場合、
こんなどうでも良い話をする営業マンに関わると
貴重な時間を奪われると思う方もいるでしょう。

会社紹介・自己紹介の目的を理解し、
お客様が退屈せず、しっかりと聞き入って下さるような
会社紹介と自己紹介が出来るよう、
トレーニングを継続して行わないと、と気づけました。

そして営業マンにとって重要なのは、
とにかくお客様の目で自分の言動を分析し、
自分がお客様だったら、
やってもらって嬉しいことをする、ということ。

とにかく自分を客観視できるようになった方が、
成果が出やすいのです。

そのためには、自分自身がお客様の立場で
いろんな方の接客を受け、
何が感じが良くて、どういう対応をされると不快なのか、
自身の顧客としての経験値を高めることです。

商売の基本は、

「お客様の目でものを見て、考えて行動する」

こと。

これは潮田健次郎さんの名言でもあるのです。
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【第5027回】 会社が成長すると、かつての功労者が足手まといになることも・・・

2024年10月04日 | 住宅コンサルタントとして
この仕事をさせていただいて19年。

本当にいろんな会社の成功事例や失敗事例を
数えきれないくらい拝見してきましたが、
個人的に悲しくて残念だと思うことは、
会社が成長し、組織が大きくなってくると、
かつての功労者が足手まといになってしまうケースです。

具体的な例を挙げましょう。

年間10棟前後くらいの規模の時、
とにかく時間を掛けて、こだわりを持って取り組み、
クオリティの高い広告を考えてくれたり、
InstagramやYouTubeを運営しくれたり、と
非常に会社に貢献してくれた広報スタッフ。

ところが業績が伸びて組織が大きくなり、人も増えた。

広報としての業務も以前の数倍となった。

莫大な業務をこなす必要があるのですが、
とにかくこだわりが強く、
自分が納得したものでないと、GOサインを出さない。

全ての業務がその広報スタッフのところで停滞するのです。

更に他のスタッフや外部の業者さんに、
上手く仕事を依頼できない。

自分でひたすら抱え込む。

部下がやった仕事でも、
自分のイメージと違うとOKを出さず、
しかも仕事の指示も具体的では無いので
部下はストレスが日に日に大きくなり、
そのうち部下が病んでしまったり、
次々と退職していく。

こうなると、このスタッフさんが
完全にボトルネックとなるのですね。

また抜群の営業力と人懐っこさ、
更には情熱があって、
営業として成果を出し続けてきた営業マン。

棟数が100棟未満で、
営業部隊のスタッフが10名前後だと、
全営業に目が届き、細かいフォローができる。

そして不調な営業マンに寄り添い、
いろいろと愚痴を聞いたり励ましたりして
営業マンのマインドを高める。

組織がまだ小さい時は、
皆を励まし、成果を出してきた。

ところが会社が成長し、営業マンの人数も増えた。

個々の営業マンに寄り添い、励ましたりするのは得意だが、
ライバル企業の分析や対策、
また新しい商品を開発したり、そのツールをつくったりと、
しくみをつくったり科学的な分析が得意ではない。

こういうタイプが営業の責任者をやっていると、
大きくなった組織では、逆に足を引っ張るのです。

会社が成長し、組織が大きくなると、
このようなことが起こってしまうのですね。

そうならないよう、組織の成長と共に、
自分に求められている能力や役割を理解し、
経験を積んだリーダーたちが積極的に学ぶ、
ということが欠かせないのです。

皆さんの会社の幹部リーダーは、
学び続けているでしょうか?
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【第5026回】 相性が合う経営者

2024年10月03日 | 住宅コンサルタントとして
私自身、お付き合いが深くなるクライアント様の傾向は
思いっきり同じです。

今、深いお付き合いをさせていただいている
クライアント様の社長は皆、共通点があるのです。

・真面目である
・趣味が仕事である
・夫婦仲が非常によく、奥様を大切にされている

基本、これだけなのですが、
まあこれに該当する方とは自然と深いお付き合いになります。

そして昨日、あるクライアント様の社長と
食事をしていたのですが、
まだお付き合いが短いことと、
社長と1対1でお話をしたことが無かったので、
正直、その社長がどういうお人柄か
まだ私、理解できていなかったのですね。

イタリアンレストランで食事をして
いろいろな話をさせていただいたのですが、
見事に上記の共通点に当てはまっていたのです。

奥様は高校生の同級生であり、
ご夫婦で食事や旅行にいかれ、
社長の趣味が仕事であり、
オンとオフの区別がない。

もう、見事なまでに同じじゃないですか!

しかも歳も同じなんですね、私と。

ということで、話がメチャメチャ盛り上がり、
近いうちに先方の社長ご夫婦と私たち夫婦で
食事にいきたいですね、という話にまとまりました。

真面目で、趣味が仕事で、夫婦仲が良い経営者は、
おそらく私と相性が合うはずです。

そういう方とのご縁を大切にしていきたいと思います。
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【第5025回】 商売繁盛に奇策なし

2024年10月02日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はコンサルティング終了後、伊丹空港で
あるクライアント様の社長のご紹介で、
業界で非常に有名な会社の社長と幹部の方と
お会いしておりました。

会員制勉強会を立ち上げ、運営するかどうか、
ということの打合せだったのですが、
それは今回は見送りとなりました。

ただ、その企画が立ち上がるかどうかよりも、
ご紹介いただいた会社さんに
個人的には非常に興味があり、
もうお会いできるだけで私、ワクワクしていたのです。

で実際にお会いして、いろいろとお話をさせていただく中で、
この会社さんが厳しい外部環境の中、
業績が良く業界内で評判が良い理由が、
理解できたと思っています。

なぜその会社さんが、業界内で評判が良く、
かつ売上も堅調に推移しているのか?

その理由は、もう本当に誠実で真面目。
きっちりと仕事をして、お客様から絶大なる信頼を集めている。

小手先の手法でも奇策でもなく、
本当に商売で大切なことを愚直に積み上げられている、
ということが深く理解できました。

どんなエリアで、どんな業種の商売をしようが、
商売で大切なことは普遍なんだな、と
改めて学ばせていただきました。

苦境に陥った企業が起死回生のために、
博打的な奇策を採用したりしますが、
そんなことは長続きする訳がありません。

当たり前のことを
同業他社が真似できないレベルまでトコトンやり切ることも
実は大いなる差別化となるのです。

弊社も当たり前のことを愚直に、
誰もできないレベルでやっていきたいと思います。
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【第5024回】 自社のスタッフさんが、自信を持ってお客様の前に立てるような会社をつくる

2024年10月01日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社の経営者は、
良い家づくりに真剣に取り組まなくてはなりません。

数ある住宅会社の中から、
命を担保に35年、40年というローンを組んで、
自社に家づくりを託して下さったお客様に、
建築中もお引渡し後も誠実に向き合い、
末永いお付き合いをしていく。

建物に何か不具合が生じた場合、
その対応を全ての業務の中で最優先に設定し、
お客様が快適に安心して生活できるよう、
お引渡し後もずっとお付き合いを続けていくのです。

また家づくりは自社だけで完結しません。

大工さん、設備屋さん、電気屋さん、板金屋さん、
塗装屋さん、基礎屋さん、建具屋さん、材木屋さんなど、
いろんな業種の職人さんやスタッフさんと協力しあい、
品質が高い家を建てられるのです。

きちんとした業者さんや腕の良い職人さんたちは、
建設会社同士で取り合いとなりますので、
そういう引っ張りだこの職人さんや業者さんに
自社の仕事を請けていただくためには、
こちらもきっちりとした仕事をし、
誠実にお付き合いをさせていただく必要があります。

こうしてお客様や職人さん、業者さんと
誠実なお付き合いをしている姿を見て、
自社のスタッフさんたちは、
自分たちの会社や仕事に
自信と誇りを持つようになるのです。

そして現状に満足せず、
常に進化成長するために積極的に学び、
学んだことを実践していく。

トップや上層部がそういう姿をスタッフさんに見せ、
背中で語り続けることで、
他のスタッフさんも学ぶ習慣が身につき、
会社がますます成長していく。

その結果、ますます自信と誇りを皆が持てるようになる。

スタッフ全員から自信と誇りが溢れ出ていて、
かつ皆、誠実でお客様の方をしっかりと向いて仕事をしている。

こういう会社をお客様は選ぶのです。

経営者の仕事は、こうした社員さんが
自信と誇りを持ってお客様の前に立てる会社をつくることです。

そうすれば、勝手に業績は上がっていくのです。
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