たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

脳年齢

2006-04-12 10:46:22 | ココロ
日曜朝の所さんの目がテン!,今回は脳年齢の話でした。

「脳年齢」,ニンテンドーDSのゲームがバカ売れしてるようで,実はわたしも持ってるのですが,もしかしたら脳年齢を測るのが流行ってるのか?…と思いました。まぁあのゲームは大人向けで,その証拠に一番成績がいいと20歳になるはずで,じゃぁ子供がやったらどうなるんだろう?…等と思ったりも…。子供がと思ったのは,これで子供が年齢を競いあったりしてないか?…とか思ったりも…。
まぁ頭を良くするこどもが一生懸命になったり,大人も一生懸命になるのは悪いことではないと思います。というか,昨今のドリビアブームも含めて,ゆとり教育への反動か,頭を良くする…っていう大きなブームが来てないか?…。格差社会で一旦下級に落ちたら二度と這上がれない…という強迫観念が無いか?…等といろいろ考えたりも…。
逆を言うと,このみんなが「頭良くなりたい」という強い欲求を出しているのに,政府(文科省)はうまく対応できてないのではないか?,民に委せると,やっぱり金がある人だけが良い教育をうけるようになるのではないか?…とか思うのですがどうでしょう?。でも公立小学校で英語教える…とかいうのは…,その前にすることあるでしょう?…とか思ったりも。
等とだらだらと書いてますが,実は件の番組を見て一番思ったのは,脳年齢…とかいう概念が通じるのは,頭の回転,個人差より年齢差の方が大きいってことですか?…ってことです。
そういう前提がないとこの概念成り立ちませんよね?…。例えば脳年齢が30歳位の人間を集めてみる…。そこを見回すと,みんな頭の程度が同じくらいの人間が集まるはず…ってことですか?…と。なんとなくイメージしがたい。そして10年たって脳年齢が10歳増えたら,全然今の自分と違う頭の出来になってるのか?…と。
うーむ…,確かに歳をとって記憶力が下がったり,読解力が下がってるという実感はあるのですが,そんなに別の人間になるほど,かわってるのか?…と思うとちょっと怖い。そのために脳を鍛えなさい…というのはわかるけど,みんな鍛えて,全体の頭のレベルが上がったら,対象脳年齢のハードルは高くなるのかな?…とか更に思ったりも(^^;)…。
子供…と書いたのは,例えば小学校3年生の頭の回転はこれぐらいであるべきだ…みたいな風潮が強まったり,逆にイジメが起きたりすることへの危惧だったり,そんなのだったりしますが,まぁ学校の成績がいいと誉められたり,悪いと劣等感感じるのと一緒といえば一緒か…などとも思ってます。勉強も頭の体操的にすると楽しいのかも知れませんが,一応役に立つことを教えるフリしてるので,そういうわけにもいかないのだろうなぁ…と:-p。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医者のリスク

2006-04-11 08:38:56 | 時事
先日安楽死の話を書きましたがもう一つ医療関連で。

医師無罪の割りばし事故が控訴」との話。この件,マスコミの記事だとわかりにくいのですが,ネットを見てると,事故の後,母親も子供の異常を見抜けず飲みにってしまった,死亡して解剖するまで割りばしは発見できなかった…ということで,十分な検査をしても発見できなかったのでは?とか,飲みに行った母親も悪い…という意見が出てます。この見解を真に受けると,医療ミスは生死には関係しないという判決には納得できるし,母親の子供を失った悲しみが大きいのはわかるのですが,自分のミスを認めたくないがゆえに,医者を訴えているのではないか?…と思ったりもしてます。あっ,訴えてるのは検察か?…。じゃぁ母親の意向は関係ないの?。
いずれにせよ,先日の事件も含めて,医者って物凄いリスクを負っていて申し訳ないな…と思ってしまいます。家族にとっては掛け替えのない一人の病人ですが,医者にとっては何十人もいる患者の一人です。そして医者の前にいるのは決って弱った人で,通常の人より死ぬ確率は高いわけです。ですから,患者の家族と同じように大事にしろ…と言われても無理でしょう。患者だから適当に扱っていい…とは言いませんが,同じように命の重みを感じていたら,医者の方が潰れてしまうのではないか?…という気もします。
もちろんそれだからこそ,しっかりとした体制とか,医療マニュアルとか,必要で,最低限のことをやらないのは間違いですが,常に最大限のことをやってくれ…というのは,本当に可能なんだろうか?,という気がします。まぁ正直,医者って気の毒だと思うので,わたしは出来ませんが。
ちょっと前に救難救助隊のアニメをみていたのですが,生きたまま助けられない方が多い…っていうので,助かるのが当たり前…とこちらが思ってると甘いのだなぁ…と。それを助けられなかったと責めるのはちょっと救助隊に気の毒だ…と思ったのですが,医者にもそういう面はあるでしょう。
というわけで,わたしももし家族が病気になったら,最大限のことを医者に望むとは思いますが,でも医者がそれが出来なくてもそれはそれで仕方ないのか…とも思います。運命というかそういうものを受け入れられず,誰かのせいにしないと収まりがつかないというのも,脳化なんですかね?。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裁くということ

2006-04-07 19:23:13 | 時事
本当は別の話を書こうと思ったのですが,昨日のニュースを見て思ったこと…。二つ。

医者が末期患者の延命装置を止めた問題,なんか複数挙がっていて混同するのですが,北海道の方は起訴を見送ったとのことです。こちらは延命装置を繋げていても数十分で亡くなっただろうとのことで。もう一方の富山の方は家族が頼んだということになっており,こっちも医者を責める気配は減ってる気がします。
延命とか安楽死とかの話ってとても難しく,一種の宗教みたいなものなんで,論理的に決まるようなものではないと思います。まぁそれでもしっかりとした基準を作る…というのはいいのだとは思いますが,それが本人の意思や家族への負担を無視するようなものになると困るなぁ…と思ってます。
富山の事件が発覚したときTVの評論家が,一旦延命装置をつけると,外すと殺人になるとかいう話をしていて,それが本当であれば,延命装置を動かし続けることによる,家族への負担は誰が負ってくれるのか?…等と思います。
自分が家族だったら,やっぱり経済的な問題で,止めざるを得ない状況がくるかも知れないと思います。また自分が延命される側なら,本当に助からないのであれば,どこかで見切りをつけて欲しいとも思います。ただし,現状の医療では植物人間だと思われてた人が,意識を取り戻して,実は植物人間状態でも意識はしっかりあった…とかいう話も聞くので,意識がある状態で,止められたらかなわないなぁ…という事も考えたりします。
いずれにせよ,難しいですね。まぁわたしくらい生きれば,どこかで死んでもそれはそれで仕方がないかなぁ…と思えるので,そういう風になっても怨んで出ることはないかとは思いますが(^^;)…。

もう一件別のニュース。
東京駅のコンビニの店長が殺害された事件,犯人に損害賠償というニュース。
これ,このニュースだけ読むと,被害者の遺族が,賠償金を勝ち取ったという話にだけしか読めませんが,NHKではこの原告である被害者の父親にインタビューをしてました。要は刑事裁判では遺族が完全に茅の外で,事件に対して気持ちの整理がつかないので裁判を起こしたということらしいです。確かに他の刑事裁判とかでも遺族は傍聴席から見守るしかない…という事が多いですね。起訴は検察がするので,遺族が被害者に償って欲しい…と思ってる内容と求刑が異ることも多いでしょうし。
というわけで,受刑者を民事起訴するという行為がどうなのか…っていうのは良くわかりませんが,今回の件は納得したのでした。というか刑事起訴ってあくまでも,国が国家の治安を乱したって事の責を問うことであり,遺族への贖罪ではないのだな…と改めて思いました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PCの使い分け

2006-04-06 17:02:50 | 時事
Winnyのウィルスの騒ぎが収まらないのは,報道を聞いて,流出情報をみたいと,新たにWinnyをいれる人がいるから…って話を聞いて,へーーーー…って思った。
なるほど,そういうこと考えたこともありませんでした。Winnyなんって恐ろしくてインストールしないよ…としか思ってなかったので,そこまでして入れる人がいるのかと…。まぁでもわたしは基本的に他人の情報に興味がないのですが,ある人もいるんでしょう。考えてみたら個人情報がいっさい入ってないパソコンだったらWinnyを入れて情報検索する…っていう手もありますね…。もっともそんなにパソコンを何台も持ってるヘビーユーザが個人情報とWinnyを同居させるようなヘマをするかというと…。
というわけで,Winny騒ぎ…。基本的にはWinnyなんって使ったこと無いし,インストールもしないし…ということで,それに対しては関係ないのですが,いずれにせよ個人情報の流出は怖い話です。
実は現在自宅にノートパソコンが3台,デスクトップが2台ある環境だったりしますが,会社のメイルやファイルを他のマシンに分散しておかないように…と改めておもって,ファイルの掃除などをしておりました。会社のデータはもちろん機密ですが,プライベートのマシンにも当然,他の人には見て頂きたくないデータもあったりして,Winnyをインストールしてもいいかな…というマシンは,つまるところありませんでした…。いやだから入れないって…。
まぁ,でもこうやってPC3台も4台も持てる…っていうのは相当なわけで,一般的には無理だよなぁ…と…。わたしはPCよりも単機能マシン主義(例えばPCで録画しようとかは思わない)の人ですが,やっぱり何でもPC一台で出来る…っていう思想は危険な気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議ちゃんが増えるわけ

2006-04-03 16:09:48 | ココロ
ちょっと友達と話していた話をメモがわりに…。

最近「不思議ちゃん」とか「電波君」が増えてませんか?…と聞かれて…,なるほど…と。
まぁ実際は良くわからないのですが,ネットとかを回っていると,かなりそんな感じのことを書いている人を見掛けます。普段はわたしはどちらかというと論説とかを書いているページを巡回してるのでそうは思ってなかったのですが,個人のブログとか回ってるとそんなもの多いんでしょうね。某SNSとかの日記観てても,文章になってない文章とか,不思議なことを書いている人結構います。…まぁこう書いて適切かわかりませんが,女性が多いな…と(^^;)…。
で,この話をしていたときに答えたのは,元々の人間のコミュニケーションには言葉じゃなくてフィーリングでやっている人がたくさんいるのだけど,こういうネット社会になってそういう人たちも自分の心情を言葉で表現しなくてはいけない。で慣れてないので,そういう文章になってしまうのではないか?…ということ…。
つまり言葉で議論や伝達でコミュニケーションをする人以外に,一緒にいて,相手が喋るのにうなずいたり,泣いたり,抱き合ったりそういうボディランゲージや表情でのやり取りをコミュニケーションのメインにする人たちっているのだと思います。まぁわたしの知り合いにはあまりいないのですけどね(^^;)…。女性同士のコミュニケーションとかありそうな…。で,今はネットだし,そうじゃなくても携帯のメイルで文章にしないとコミュニケーションが計れなくなってる。そうなってると言葉で語るのが苦手な人たちも文章にしなくてはいけない。まぁ文章にはできることもあるんでしょうが,普段メインで使ってるボディランゲージの部分もなんとか相手に伝えたい…とか文章化したいと思うとどうも変な文章になるのでしょう。そういえば,こういう人は絵文字も良く使いますね。
ということかなぁ…と思いましたけど,一方でそういう文字にできないコミュニケーションが埋もれつつあるのかなぁ…とかとも思いました。実際会社でコミュニケーションの研究してますが,今のレベルだとなかなか言葉にならないものを伝えるのって難しいですね。将来はそういうのも伝えられるようにやってはいるのですけど…。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする