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靖国

2006-07-24 13:07:27 | 時事
偉くあちこちで話題になってるのでわたしが書くような話でも無い気もしますが,例の「昭和天皇が靖国のA級戦犯合祀に不快感をしめしていた」という件。

…ともったいぶった割に「難しいなぁ」というのが正直なところ(^^;)…。まずメモの内容については信憑性が高いと思います。昭和天皇が言いそうな話です。でも私的なメモであるのは事実だし,一般の人に言いたくて言った話じゃないというのも事実でしょう。ですから,この発言で政治的な判断が出るのであれば,それは昭和天皇の望むところではないはず。
とはいえ,じゃぁ無かったことにするか…というのも人間としては難しい。お上の意志を汲んで行動すべきかどうか?…というのは難しいけど,天皇や皇室を崇拝する人としては,無視しにくいでしょう。
まぁわたしは既に靖国参拝には反対…になってるので,外国に言われて止めるよりは,陛下の想いを汲んで止めるという方がいいきっかけになる気はします。

とはいえ,小泉さんって別に陛下を崇拝してるわけじゃない気がします。この人何かの宗教とかを信じてる感じがしません。単に論理的に考えて「なんでダメなの?」ってだけの気がします。それでも行くし,公約もしたのは,「困難な事を成し遂げた」というポーズなのか,それとも「特定の国に行くなといわれて従えるか…」ってことの様な気がする。さらにいうと,わざと特定アジアの国との関係を険悪にして,反日教育をされているってことに目をつぶってきていたとか,謝罪してないと言われながらも,資金的な工面をずっとやってきたという,このいびつな近隣国との関係を国民の前に明らかにしたかったのかも知れません。まぁ危機感を扇って自衛隊の増強とか日米同盟の正当化をしたかったのかも知れませんが…。
そういう意味では,まぁ割とすでに効果が出てるし,それがいい効果だったのか?と言われると疑問ですが,それまでの関係がいびつだったのは間違いないし,今だけの状況をいうと,国際社会での日本の立場は,若干向上したようにも見えます。
まぁそういうわけで,小泉さんのこれまでの参拝を評価するかしないかは難しいんですが,アレで何かが変わったっていう気はします。またしなくてはいけないか?…というのは,わたし的には疑問で,止めてもいいんじゃない?…って気はしますけど,小泉さんがこれをきっかけに動くかどうかも疑問…,というのが今思うことかなぁ…。

ちょっと話がそれましたが,合祀とか分祀とかの話は難しいですね。本当は靖国がみずから分祀するのがいいんでしょうけど,あそこはあそこで考えがあるみたいだし…。
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