たろの日記ページ,gooブログ版

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不安な人と楽観な人

2011-04-24 23:46:56 | ココロ
不安な人は自分の不安が周囲に共有されないと,凄く不満。だから不安じゃ無い人を不安にする言動をする。一方,楽観的で不安に思いたく無い人は,不安に思いたくないので,危ない事象に目をつぶる。または楽天的に考えたり,都合のいい安全宣言に飛び付く。そしてそういう人は不安をばらまく人に近づきたがらない。

この二人は物凄く相性が悪い。どっちもお互いを見ていらつく。

事象が深刻なのか楽観なのか,正解が見えない場合,実はどっちが正解だったかというのは分からない。楽観的に考えてたら船が沈んで気が付く場合もあるし,悲観的になって逃げ出したら,そこで怪我をする場合もある。

不安な人と楽観な人は,多分これまでの人生でもずっとそんな感じでやってきて,不安に思っていたら何も起きなかったり,楽観的に考えていたら痛い目にあったりしたかも知れないけど,それで考え方を変える…っていうのは,案外少ないように思う。不安な人は,あたらなくてもずっと「今度こそ」と不安に思うだろうし,楽観的な人は致命的な痛手をくらったら,そもそもそこで退場してるかも知れない。

わたしは多分性根は不安に思うタイプだけど,それに振り回されるのが物凄く嫌いだから,理性で楽観的になろうとするタイプ。ガンになったときも,半年後には死んでるかも…とか,免疫力が堕ちて感染症にかかるかもって異常に潔癖性になったりしたけど,頭では「今が異常で,そのうち落ち着くだろうから,それを待つ」とずっと思ってた。まぁ2,3年くらいして落ち着いた。

わたしの様に性根が不安なのを理性で楽観的になってるタイプは特に不安をまく人が嫌いで,頑張って不安を払拭してるのに,不安にするなよ…と思う。楽観的なタイプにもそういう人は多いかも知れない。

実際は状況が深刻かどうかは簡単には分からないから,データは欲しい。データを見て自分で総合的に判断したい。それでダメだと思えば行動をするだけ。判断を曇らせるような煽り文句は御免だ…とは思うけど,別にデータを無視してるわけでもない。ただ不安が優勢になれば行動をするだけ…だと思う。行動しないのに不安だけを増幅するっていうのは,わたし的には,ちょっと迷惑だな…とは思う。


コメント
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