たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

ネットに蔓延する負の感情

2011-04-01 00:11:10 | 時事
近のネットや報道での原発の話,いろいろと辛いので,あまり見ないようにしてますが,情報を確認するために,TVは一日2回ほど見てます。ネットの方はいろんな意見はありますが,今見ていてシンドイのは東電を批判してるものです。

わたしは今回の事故を主に人災というのには抵抗があると以前書きましたが,人災という意見は多いようです。あと原発反対の意見も良く見ますが,原発を全廃出来るなら出来るに越したこと無いとわたしも思います。でも,その道筋で皆が合意できるのか,疑問があります。

危険だな…と思うのは,原発の事故に報道が集中していて他の被災状況が見えにくいことです。そして原発の事故が東電批判という形になっていて,ある意味東電を悪者にし,そこで話が終わるような意見が多いことです。批判だけではその後何も産み出さない…のはもう懲りてないんでしょう?。

今東電に怒りをぶつけるのは,福島で被災して避難してる方や,農業漁業で影響をうけている方はは当然ですが,そうではない多分その他の首都圏の人の方が声が大きいと思います。そういう人達は,放射能への不安と停電や物資不足の不満を東電への批判という形に変えてないか,という気がします。つまり不安不満が怒りになっているわけで,負の感情にクラクラくるわけです。

ネットの中には,前向きに話をしようとする人もいるのですが,そういう人が東電を擁護している批判されてしまうという状況を良く見ます。負の感情を訴えたい人は,前向きな意見をどうして許さないのでしょう。世の中全体暗くなればいいと思ってるのでしょうか?。

わたしは5年ほど前にそのうち天災も誰かのせいにせずにはいられ無い人が出てくるんではないか?と書きましたが,まさに今回そういう事態になっているようにも見えて,驚いております。自分が今受けている不安や不満を誰かのせいにしたいのか。それとも(電気のある社会を享受してきた)自分のせいにならないように予防線を張ってるのか,良く分かりません。

具体的にどうしていくのか?それが知りたいとは思いますが,ただ批判するだけで,こうすればいいという意見があまりないのがTVもネットも重いなぁと感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする