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京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

北欧旅行2 フィンランド・ヘルシンキ市内観光2

2015-08-13 00:35:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 北欧旅行1 フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1
 の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


2015年7月6日(月)

テンペリアウキオ教会(ロック・チャーチ)

さて、次にやって来たのは、
氷河期から残る天然の岩をくり抜いて造られたという
テンペリアウキオ教会です。

別名、ロックチャーチと呼ばれているんですって。

ヨーロッパの教会というと、ゴシック様式の高い塔や尖塔アーチ
ビザンチン様式の円形ドームなどを思ってしまいますが、

全然違うね。。。これが教会なん。。

たまたまちょっと工事中ということもあって
緑のシートがかけられているし。。え?という感じもありましたが、

こういう天然の岩山を10mもくり抜いて地下に造られた教会って
どんなんでしょうね~。

教会の中へ

教会の中へ入っていくと、内部は岩盤がむき出しになっていて
思わず、お~っと思ってしまいます。

円い天井の下のガラス窓から自然光が入り、教会内を
温かで柔らかな光が包んでいます。

むき出しの岩盤に造られたロウソク立てにも
信者さんの灯した温かな光が並び、

なんだかじわじわっと、心が温かくなっていく気がします。

 

天井は直径24mの銅版で覆われていて、音響効果が優れているそうで、
ここで、時々コンサートも開かれるそうですよ。

一度コンサート聴いてみたいですよね~。

明るく優しい自然の光で満ち満ちた祭壇。
ヘルシンキの市民にとって、テンペリアウキオ教会で
結婚式を挙げることは「夢」の一つなのだそうです。 

 

華やかなステンドグラスもないし、
重厚な絵画や、黄金のきらびやかな装飾もないけれど、

なんだか、心温まる ロックチャーチでした。

岩石の横に咲く花も、可憐ですよね~。

錆びた十字架

ところで、1969に完成したこの教会を建てたのは、
設計コンペで優勝した20歳の若者だったそうです。

賛成派と反対派が同票の中、最終的な優勝の決め手となったのは、
「なぜ普通の十字架でなく、錆びた十字架なのか」との問いに
若者が答えた「教会は形じゃなくて、心です。」の言葉だったとか。

この教会を象徴するその錆びた十字架が、
屋根の上のこの十字架です。
 

 

 え。。どれどれ。。これなの

工事中の機材かと思ったね。。とか言いながら
皆で見上げた十字架。 失礼しました。

今は工事中で、フェンスやブロックが周りにある為、
どう見ても、あまり神聖な感じがしなのですが、

この錆びた十字架を、自然の光が通る様は
本当はとても美しいのだそうですよ。

 

 ヘルシンキ市内バス観光

さて、今度はマーケット広場を目指して、またまたバスの出発です。

 ヘルシンキにもマクドナルドが。。しっくでお洒落なマクドですよね~。

 

 ヘルシンキの中心地にあるストックマンデパート前の
三人の鍛冶屋像。

この銅像前は、ヘルシンキでの待ち合わせスポットとして
よく使われているそうですよ。

真夏だというのに、長袖をしっかり着込んでいる
ヘルシンキの人々。

本当に、涼しいを通り越して、寒いくらいのヘルシンキです。

 ヘルシンキの国旗が、なびいていますよ。

 街のカフェテリアも素敵です~。

 マーケット広場(カウッパトリ)

そして、着いたのは、マーケット広場でした。
マーケット広場は、海沿いに露天商の集まった広場。


目の前の海は、バルト海なんですよ。
バルト海。。。昔、地理で習いましたよね。

バルト海が出てきたところで、ここで地理の時間。
今回の旅の地図とルートをご紹介しますね。

赤線が飛行機がバス青線が船で、が列車
ピンクが帰りの飛行機です。

こうやってみると、なんだか乗り物に乗ってばかりの
ツァーですよね。

かもめ食堂

フィンランドと言えば、私は映画「かもめ食堂」を
思いだします。

小林聡美さん(サチエ)が、ヘルシンキで「かもめ食堂」という
食堂を開く映画なのですが、

その映画の中で見た、カモメの飛び交う海が、
バルト海のこのエテラ港辺りなのだそうです。

先ほど見かけた市電も映画に出てきていたし、
この辺りでの映画のロケもあったみたいですよ。

もう一度、かもめ食堂の映画を見てみたいな~と
思ってしまいました。

 

 さて、港の一角に、ほら、色々な露店がいっぱい集まっていますよ。

 

 マーケット広場のテントの色は、売っている物によって、
色分けされているみたいです。

オレンジや茶色のテントは果物やお野菜で、白が雑貨や工芸品のお店かな~。

サクランボ、イチゴ、ジャガイモ、人参、トマト。。
野菜や果物のビビッドな色を見るだけでも、元気がでてきそうです。

もうそろそろ終いかけているお店もありましたが、

写真撮ってもいいですか~と聞くと、笑顔で笑ってくれたお兄さん。

 

だのに、 私は、このお兄さんではなく
こちらのお嬢さんのお店でイチゴを買ってしまいました。

だって。。一袋の量が多かったんだもん。。お兄さん、ごめんなさい。

 

お姉さんのいちごは袋いっぱいで300円程。
ありがとう~と、にっこり笑ってくれた可愛いお嬢さんでした。

こちらは、白いテントのお土産屋さん。

このお土産屋さんで、お土産を買った後、
主人とツーショットの店員さんです。

襟を直そうとしてくれているのに、途中で撮ってしまったかな。。
こちらもごめんなさいですね。

もっとゆっくり買い物を楽しみたかったマーケット広場ですが、
フリータイムはわずか。。


鍵のかかったこんな橋を通って、ウスペンスキー寺院へ向かいます。

 

ウスペンスキー寺院

西ヨーロッパで最大の正教会寺院と言われるウスペンスキー寺院が、
バルト海を見渡す小高い丘に建っています。



私達は、海側から見ただけですが、
赤レンガ造りの重厚な建物に、緑の屋根の上の玉ねぎ型の黄金のクーポラが
エキゾチックで素敵です。

 

さて、ここからまたバスに乗って市内観光。

冬が長く、夏の短い北欧の人にとって、夏の日差しはとっても大切。

本日は夏とは言えない寒さで、日差しもそんなにないけれど
それでも家族で日光浴中ですね。

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂にやってきました。

緑や可愛い水玉模様のクーポラが見えてきましたよ。

  

先ほどのウスペンスキー寺院と違って、
真っ白な外壁と緑のクーポラ、クーポラの上の黄金に輝く飾り。

西欧とは少し違った異国情緒ある趣のヘルシンキ大聖堂ですね~。

ヘルシンキ大聖堂の前には石畳の元老院広場があり、
元老院広場に立っている彫刻はロシア皇帝アレクサンダーII世だそうです。

このヘルシンキ大聖堂では、1957年、91歳で脳溢血の為亡くなった
ジャン・シベリウス(先ほど行ったシベリウス公園)の国葬が営まれたそうですよ。

 アテネウム美術館

こちらは、ヘルシンキ中央駅前にあるフィンランド最大の美術館
アテネウム美術館です。

前には、赤いHOP-ON HOP-OFFのバスが。。

あ。。赤い2階建てバスや。。

と、思わず、この前のヨーロッパの旅で乗った2階建てバスを
思い出してしまいました。  

  オランダベルギーの旅21 ブリュッセルフリータイム

  

クリーム色のアールヌーヴォーの外観が素敵なアテネウム美術館。

ゴッホ、モディリアーニ、ゴーギャン、シャガール、セザンヌなどの
有名画家の作品が一部屋に常設されているそうです。

私達はバスの中から見ただけなんですけどね。

ヘルシンキ中央駅

こちらは、ランタンを持つ4体の巨人像が有名なヘルシンキ中央駅。

建築家エリエル・サーリネンによって設計された町のランドマークで、
この建物も、別名フィンランド・アール・ヌーヴォーと
呼ばれているそうです。

その他にも、ヘルシンキには、アールヌーボの建物がたくさんあるそうですが、

ガイドさん曰く、質素で控えめな国民性から、フィンランドのアールヌーボーは
過度な装飾を抑えたアールヌーボー建築なのだそうです。

 

さて、ヘルシンキの市内観光も終わり、
これからは、本日のホテル、
ベストウエスタンプラスハーガホテルへ向かいます。 

 

 バスの前で、運転手さんとガイドさん、添乗員さんが待っていてくれてますよ。

北欧旅行3 フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル
へ続きます。

 

 

 

 


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (うさぎ)
2015-08-13 11:22:43
実は私の時の北欧ツアーも37名でした~。
当然、多すぎて全員の顔と名前は覚えられませんでした。。やはり10人台ぐらいがちょうど良いですよね!
ツアーは団体行動ですから、フリータイムは限られてしまいますよね。
私はヘルシンキで時間があったので、ストックマンでのんびりしていたら魔女の格好をしたおばあさんが食事をしていてビックリしたのを覚えています(笑)

話せる言語の国旗バッチは、フィンランド航空でも客室乗務員の方が付けていましたよ~。

たんぽぽさんがこの記事で紹介されている所は、私も回りましたが、ヘルシンキは小さいので簡単に回れてしまいますよね。
テンペリアウキオ教会は岩で作られていて、こういう教会は他国に無いので印象に残っています☆
返信する
Unknown (小梅)
2015-08-14 08:50:18
テンペリアウキオ教会、私が勝手にイメージしてた教会とは かなり違うけど、温かい気持ちのこもった教会だって事が たんぽぽさんの記事から伝わってきます。

錆びた十字架、~教会は形でなくて心です~
なんだか静かに感動しました。
心に響く言葉ですね。
十字架を自然の光が通る様、見てみたい
です(^-^)

ヘルシンキのマクド、おシャレ~♪
ですが昔、京都で落ち着いた色合いのマクドの店舗を初めて見た時、
あっ!オシャレ!
神戸のマクドと違うやん~なんて思いましたよ~(^.^)

ヘルシンキ大聖堂、ほんとエキゾチックですね~
教会を見ていると国の文化が わかるような気が
します。
異文化の体験は楽しいですよね。

気候も夏でも長袖を着られるぐらいなんですね~。日本の夏とは ずいぶんと違いますね。

先日、竹茂楼さんに姪と一緒に行ってきました。
お料理も雰囲気も素晴らしかったです。
鰻、すごく美味しかったです(^-^)
お願いしたコースでは鰻粥でした。
鰻とお粥が絶品の美味しさでしたよ~。
どのお料理も季節を感じる美しさ お味も感激。
姪っ子も とても喜んでくれて おばちゃんの
株も上がったかな~(^.^)

お部屋の係の方の対応も さすがは料亭ですね、
丁寧な対応をされますが 決して相手を緊張させたりしない。
さりげない気配りやお話で居心地良く
素敵な時間を過ごせました。

姪っ子も二十歳の記念になったようです(^-^)
たんぽぽさんのブログに出会えたから持てた
素敵な時。。
ほんとほんと感謝です。
ありがとうございました(^-^)
返信する
うさぎさんへ (たんぽぽ)
2015-08-17 11:38:07
うさぎさんの行かれた北欧ツアーも37名でしたか。。
ほんと、これだけ多いと全員の方とはお話できないですよね。

ツァーは、効率的に観光地を周ってくれるので
便利なのですが、フリータイムは短いですよね。

ストックマンで魔女の格好をしたおばあさんが食事ですか。。
私も見たかったな~。。

話せる言語の国旗バッチ、結構普及しているんですね。
日本でもあるのかな~。

他の教会は、どれがどこだったか忘れてしまいそうですが、
テンペリアウキオ教会は忘れませんよね。
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2015-08-17 11:50:32
錆びた十字架、これが十字架だと気付くまでに
ちょっと時間が。。
工事中でなかったら、もっと神聖な感じがすると思います。

ヘルシンキ大聖堂、白くてエキゾチックで
素敵でした。

北欧はとっても寒くって、向うでカーディガンやスカーフも買いました。
いつもはそうでもないとのことですが、
北欧も異常気象の影響ありのようですよ。

竹茂楼さん行ってこられたんですね。
気に入って頂いてよかったです。

姪っ子さんの二十歳の記念だったんですね。
おめでとうございます。

お部屋の係の方は、確かに皆さん、丁寧で温かくて
とても上手にお話されますよね。
格式ある料亭でも、緊張せずにお食事を楽しめるのは
とっても大切なことだと思います。

姪っ子さんも とても喜んでくださったとのこと、
私も嬉しいです。
返信する

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