京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

北陸の旅3 粟津温泉法師Ⅰ

2009-10-10 10:52:11 |  国内旅行
北陸の旅の目次はこちら 1世界のガラス館 2ゆのくにの森 
                3粟津温泉法師Ⅰ 4粟津温泉法師Ⅱ
                5粟津温泉法師Ⅲ 6那谷寺
                7九谷陶芸村    8金沢ぽん太

  

粟津温泉・法師


本日のお宿粟津温泉・旅館法師へやってきました。4時半前の到着。
だいたい到着するのが遅い我が家としては、これは、かなり優秀な時刻です。





「いや~、なかなか雰囲気のある素敵な旅館やね~」と、母も嬉しそう~。


お庭の見渡せるお茶席で、まずは歓迎のお抹茶とお菓子がでますが、
私達は、ロビーのテーブル席で頂きました。





ギネスブック


それにしても、この旅館、雰囲気があるな~と思っていたら、
それもそのはず、この法師さん、伝承1300年、46代続く旅館だそうで

旅館の歴史の古さはギネスブックにも載っているそうです。



ギネスブックに世界最古の旅館として認定されているとか。。


もちろん建物は、建て替えられていますが、
今の建物も、江戸時代末期のものを改修したものだそう。。

なるほど、それで雰囲気があるんやね~と、母と二人納得です。


お部屋

そして、お部屋へやってきました。
お部屋は6階で、窓からは法師さんのお庭が見渡せます。


ベランダ?には掘りごたつ式のテーブルがあって、
ここで、3人景色を見ながらしばし休憩です。

ベランダの掘りごたつなんて、こんなの初めて。。
足が伸ばせて、景色が見れて、いいね~いいね~と3人で
盛り上がってしまいました。




そこへ仲居さん登場~。
仲居さんが入れて下さったお茶も堀こたつで飲んで、ほっ。。





館内が結構広かったので、お風呂に行く時の為に
館内用の車椅子もお借りし、夕食を6時半でお願いしました。

夕食までは、まだ、2時間ほどあります。



粟津温泉街散策


母がヨーグルトを食べたいと言ったので、
主人と私は、散歩がてらヨーグルトを買いに行くことにしました。





近くのコンビニまで、二人でぶらぶら歩いていきます。
立ち寄り入浴もできる温泉金閣。






こちらは、昭和8年にできた粟津演舞場。雰囲気のある建物ですよね~。

戦争中軍需工場になり、そのまま戦後も演舞場として使われることなく
取り壊しが始められようとしたのを、粟津市民の力で残したものだそうです。





今年の7月には、演舞場が3日間だけ復活、こけら落とし公演が
されたそうですよ。よかったですね~。




大変や。。どうしよう。。


さて、30分くらいして、ヨーグルトを買って部屋に戻ってみると、
母が御座布団を並べて寝ています。

「どうしたん?」と聞いたら、

「ちょっと、しんどい。。」と母。

「え。。。」


やっぱり、さっきの階段で疲れたのか。。と、
もっと気をつければよかったと悔やまれます。


ビタミン剤などのお薬を飲んで、しばらく寝たいというので、
お布団を出してきて母に寝てもらいました。


お風呂に行っておいでというので、その間私達はお風呂に行くことにしました。
1時間ほどゆっくりと休ませてあげようと、
ゆっくりとお風呂へ行くことにした私達。


でも、お風呂に浸かっていても、母の事が気になって仕方ありません。。

もし、治らなかったら、夕食も食べれないし、お風呂も入れない。。
せっかくの敬老の日、しんどい思いだけさせて、
何しに来たんだかわからない。。

なんで最初から別の道に気付かなかったんだろう。。
なんで、あんな無理をさせたのだろう。。と、
自分が情けなくなってきます。


1時間ほどして、もういいかな。。と、部屋の前へ戻ったら、
主人が部屋の前で待っていてくれました。





「どうしたん。。」と聞いたら、

「いやあ。。お母さん、起こしたらあかんと思って。。」と主人。


ごめんね、心配かけて。。


どうか、母の気分がよくなってくれていますようにと願いながら、
二人でお部屋の戸をそっと開けてみました。


  

  (北陸の旅4 粟津温泉法師Ⅱへ続きます。)















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