京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

葵祭り

2008-05-16 00:55:26 |  京都散策
5月15日(木)

今日は京都三大祭の一つ、葵祭でした。
で、今日のブログはちょっと旅行記をお休みして、
葵祭りについてです。

今日、銀行に行く用事があったのですが、
その銀行がちょうど葵祭りのコースにある事に気づいた私は、
祭りの巡行時間に合わせて歩いて家を出る事に。

いつもは車で10分もかからないのですが。。

暑い中歩いていると、知らない女性の方に

「下鴨神社はどちらですか。。。」と尋ねられました。

全く反対方向に向かって歩いてられたその方。
「葵祭りですか。。?」と聞くと、

「そうなんですが。。道が分からなくなって。。」と言われます。

「じゃ、途中までごいっしょしましょう~」

と、二人で10分程、お祭りについて話しながら
下鴨本通りまでやってきました。

ここで、その方とはお別れ。

「ありがとうございました。」と何度も言っていただいて。。
こちらの方こそ楽しかったです。

それから、銀行の用事を済ませ、いよいよ葵祭りです。


葵祭り

待つこと10分ほどで、行列がやってきました~。
青空の下、平安朝の優雅な古典行列の始まりです。

行列は、本列と斎王代列に別れ、
まずは勅使を中心にした本列です。



全ての人(牛馬にいたるまで)が、葵の葉で飾られることから
葵祭りと呼ばれるのです。

藤の花で飾られた、牛車がやってきました。


ほら、皆さん、頭に葵の葉をつけてられるでしょう。

京都御所を出発、500名を越えるみやびな行列。
下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。


暑い中、子供さんも頑張って歩いてられます。かわいいね~。

この方が勅旨役の方でしょうか。。
    りりしくて、かっこよかったです。


風流傘(ふうりゅうかさ)も後ろからやってきました。


さて、次は女人列の斎王代(さいおうだい)列です。
花傘をさした女官たちの装束の、みやびで華やかな事~。



そして、いよいよ斎王代を乗せた輿(みこし)がやってきました。



今年の斎王代は、友達の親戚のお嬢さんなのです。
私とは、なんのゆかりもありませんが、
なんとなく、やっぱり応援したいな~。

カメラを手に待ち構えていた人達が、いっせいにシャッターを。


供奉者にかつがれた腰輿(およよ)という輿に乗ってられる斎王代。
実は、ちゃんと車がついていますよ。

今年25年ぶりに新調されたという紅梅色唐衣の
十二単(ひとえ)を着た葵祭のヒロイン斎王代、

優雅で堂々としていて、とても素敵でした~。



その後は、雅楽を演奏する文官がそれぞれ楽器を持って。。



そして、こんな人も。。
馬や牛の糞のお掃除をする人
これは、現代のお役目でしょうね。ご苦労様です。



そして、斎王の牛車で、行列は終わります。



30分ほど、約1キロメートル続いた王朝行列。
これから上賀茂神社まで頑張ってくださいね~。



葵祭り。。

平安時代にタイムスリップしたような
平安王朝貴族の姿さながらの、

優美な平安絵巻を見せて貰いました。

さぁ、今からお買い物をして帰りましょう~。


コメント (16)