ベニバナイチゴは、バラ科・キイチゴ属。亜高山~高山帯に生える落葉低木。キイチゴの仲間では最も高いところに生える。イチゴの花は白や黄色が多いが、濃紅色の花は珍しい。棘をもたないのも特徴の一つ。赤い実を結び、食べることはできるが、あまり美味しくない。
ミツバオウレンは、キンポウゲ科・オウレン属。本州中部以北の亜高山帯から高山帯のやや湿気のある草地に分布する多年草。花茎の先に直径7~10mmの白い花を一つつける。5枚の白い花被片は萼で、花冠は黄色い蜜腺となっている。【訂正】1枚目と2枚目の写真は、コシジオウレン(ミツババイカオウレン)でした。花茎が褐色なのが特徴です。3枚目の写真がミツバオウレンで花茎が緑色です。