タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

ミヤマキンポウゲ(立山)

2010年09月05日 | 日記
 平地に見られるキンポウゲ(ウマノアシガタ)とほとんど同じに見えますが、高山にあるのでミヤマキンポウゲといいます。あえて違いをあげるならば、茎や葉柄、花序などに上向きの粗毛があるそうです。ミヤマキンポウゲは、キンポウゲ科・キンポウゲ属の多年草の高山植物。先のシナノキンバイとの違いに少し触れたいと思います。
①花の大きさ、シナノキンバイは約4㎝。ミヤマキンポウゲは約2㎝。
②ミヤマキンポウゲの花には光沢がある。
③花弁の外側には薄緑色の萼片が5枚ある。(シナノキンバイは黄色い花弁のように見えるものが萼片)
【改訂 立山の花(土肥行雄),山渓カラー名鑑 日本の高山植物(山と渓谷社)参照】









シナノキンバイ(立山)

2010年09月05日 | 日記
 シナノキンバイと思って撮った写真がミヤマキンポウゲだったりしたため、写真を探してもほとんどありません。どうにか蕾とピークを過ぎた花の写真数枚見つけました。
 シナノキンバイは、キンポウゲ科・キンバイソウ属の多年草。北海道~中部地方以北の高山帯に生える高山植物。雪渓が溶けたあとの湿った草原に生える。直径約4㎝の大きな花を持ち、ミヤマキンポウゲのように光沢がないので、よく見ると容易に区別がつく。