タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
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アカネスミレとサクラスミレ

2008年05月18日 | 日記
サクラスミレ






アカネスミレ






サクラスミレはスミレの女王といわれるくらいに花の大きなスミレです。野生種では最も大きな花をつけるのではないでしょうか。だから日本を代表する花サクラの名前をもらっています。もともとは、サクラの花びらのように、花弁の先が割れているものがあるからついた名だそうですが、なかなかそんな花には出会えません。2.5㎝くらいの花を咲かせるので、花の大きさからすぐに分かるはずですが、撮ってきた写真を見るとアカネスミレと区別するのが難しいことに気がつきました。そこで、写真で区別する観点を探してみました。サクラスミレの方が葉柄が長く、葉が立ち上がるので、花の近くに葉があることが多いです。アカネスミレは葉が地面近くにあり、全体に毛が生えてビロードのようにくすんでいます。体全体に毛が生えているのがアカネスミレの特徴です。また、アカスミレの距は長く先の方が細くなっています。