Frontier

よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

躍進!維新の会

2011年11月28日 | Weblog

大阪市長選で橋下前府知事が現職に大勝。大阪府知事選では橋下さんがリーダーの維新の会松井さんがこれも大差をつけて当選した。

驚くような勢いで維新の会が伸びている。さながらバブルを彷彿させる。

既成政党の政治パターンが、飽きられてきた結果だ。既成の政党に期待できないと見た有権者が、維新の会におおきな?期待を持って投票したのではないかと想像する。

大阪市長選では橋下さんが平松さんに20万票以上、府知事選では松井さんが既成政党(民主、自民推薦)の倉田さんを80万票以上の大差をつけての当選は、今後の政治を占う選挙だったといえそうだ。

市長選では橋下さんの見事なまでの選挙戦略が奏功した。有権者には“Simple is Best”で実に解りやすい演説だったと思う。解りやすい政策が有権者の支持を得たが、アジテーションともいえる攻撃的なコメントを並べ今の大阪市役所を攻撃のターゲットにあげていた。

これに対して、平松さんは防戦一方。これでは選挙にはならなかっただろう。

『大阪都構想』についても、法律改正などのハードルがあることなど細かい詰めについては述べず、有権者にイメージを与える大きなことを強調した演説で選挙を攻撃、改革的な発言に終始していた。

既成概念では、国→県(府)→市という行政の構図だが、今回の選挙では市の方が上位ではないかと錯覚させていた。

独裁といわれようが、週刊誌などで叩かれようがそれを逆手にとって大きな目標に突進する姿が有権者の共感を得たのだろうが、“選挙は勝負”と割り切って、住民の暮らしは良くなるのだと有権者を信じさせていた。

橋下さんの目標は、この選挙を起爆剤にして、国政参加もありではないかと十分に思える発言もあった。

もうひとつ驚いたことがある。昨夜の当選が決まった後の会見を3時間あまり行ったことだ。この情熱は凄い。

テンポ良くどんどん話を発展させていくことは悪いとは言わないが、今後、有権者がそのテンポについていけるかどうかが我々の以上の年代にも受け入れられるかどうかが大きな課題ではないだろうか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おはよう、こんにちは、こん... | トップ | 酒の席であろうと・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。