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建前

2012年11月29日 | Weblog

東京都知事選挙が告示され、衆院選挙も来月4日公示される。師走選挙で街頭は一段と賑やかになる。

「10年以内に原発ゼロ」を掲げ、段階的に原発依存から脱却しようとする「卒原発」を訴える日本未来の党が総務大臣に設立届けを出して正式にスタートした。代表は嘉田由紀子滋賀県知事。この新党は、2022年までの10年以内に原発ゼロを実現することを表明した。同党には「国民の生活が第一」などが合流、前衆院議員と参院議員計約70人が参加する見通しだという。先日まで14党だったが、今日現在では12党になった。

各政党は得票数が1票でも多く獲得できるような公約を掲げ選挙に臨んでいるのだが、前回衆院選では、民主党のマニフェストに有権者が見事に騙された。------有権者にとって“おいしい”建前の公約があまりにも多すぎ期待して投票したものの、消費税は増税、“おもいつき”のバラマキ政策は結局、国民に負担を強いる結果となった。

 選挙ではいかに政党や候補者の“本音”を見抜くことが大切なのかということを私たち有権者に教えてくれた。立候補者、政党は“建前”はきれいごと、耳触りのよいこと、好感度の高いことなどをあげ、選挙を戦い議席数を増やすか・・・というのが重要になっている。だから議員の鞍替えがあったりするわけで、「野合」とまで批判される。

政治は難しい。ただ一つ、マスコミの発達で昔のように“建前”だけの公約では通じなくなって来た。“本音”の部分を有権者が見抜く力をつけてきている。だから、夢のような実現性の薄い公約で得票率を高めようというバブリーなことを言っていてはだめなのだが、日本未来の党に合流した国民の生活が第一の小沢さんが選挙で辣腕を振るう。

今後、「10年以内に原発ゼロ」という公約以外に、有権者に対しどのような約束をして選挙を戦ってくるのだろうか。戦術に興味はある。

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