朝のやや激しい雨が上がって、昼下がりから再び青空が広がってくれた。
雨が降ると、その後、急に秋が深まってきているような感じを覚える。
季節は中秋から晩秋に入っている。穏やかで、のどかな日和の毎日だったが、ひと雨ごとに温度が下がり晩秋に幕となるのだろう。引っ越してから妻とともに迎える初の冬は厳しいのだろうか・・・？ 家庭の暖かな雰囲気は相変わらずの毎日。引っ越してから3か月目の夜、昼間にスーパーから勇んで帰宅した妻が高知産のぶり短冊を買ってきて、生きのよいネタの握り寿司を握ってくれていた。新鮮で息の良い鰤に舌鼓を打った夕食だった。
季節は“秋”、近所の木々が少しずつ色づき、晩秋へと向かい始めているのを目でも確認できる。夜になると秋虫の声が騒がしかった夜も、今はか細い数匹の鳴き声で、大合唱から小合唱に変化している。この虫の鳴き声がほとんど聴こえなくなると一気に秋が深まって木枯らしが強くなると想像している。晩秋は近い。
食欲が増してきている。無理してお腹の中にいろいろ入れて夏に減ってしまっていた体重を増やそうと工夫しているが、“胃なし爺さん”は食べても食べてもほとんど体重は増えない。以前、手術担当の医者から、手術前に「体重は減ったままでほとんど増えませんよ～」と言われたことを思い出した。手術後５年半を迎えて食欲の秋を満喫出来るだろうと楽しみにしていたのだが、それは仕方ないこととあきらめの境地で迎える晩秋だ。
私の食欲の秋は、満腹になるまで好きなものだけを沢山食べるのではなく、消化の良い好きなものを中心に、ゆっくりと少しずつ時間をかけて食べることに楽しみを見つけることに決めた(笑)
血糖値＆HbA１cを現状維持し長生きするためには、無理せずに食欲の秋を乗り越えなければ・・・・・との決意だ。
今年の夏はランタナの花を見る機会が少なかった。
