『ナツツバキ』とも言われる“シャラ”の木、白いツバキによく似た花を咲かせている。
『シャラ』の木の花は6月に入ってからというもので、あちこちで咲いているが、開花期間が短く、ほとんど1日で落花してしまうようだ。
『沙羅双樹』または『沙羅の木』と呼ばれ、暑くなり始めた頃に、純白の花が涼しさを運んでくれる。
👆"タイサンボク"の木に、白の大輪が次々と咲きだした。これも美しい。
中学校の校門を入るとすぐ、高さ10メートル程の大きなタイサンボクの木に今、直径10センチ以上の白い花がどんどん開花している。
ここ数日の晴天と温度の上昇で、白い大きな花を咲かせ、下から見上げると、やや茶色がかった緑の木の中にポツリポツリと咲いている。
『タイサンボク』は漢字で書くと"泰山木"、"大三木"といわれ、大きな木の印象を与えるが、日本には明治初期に入ってきて、現在では広く植えられている。モクレン科の植物。原産地は北アメリカの南部という。
この時期には『ヤマボウシ』も花を開く。花が少ない時期は、遠くから見ると見分けが着き難いが、ヤマボウシの方がダイナミックに花を咲かせる。
シャラの木は塀沿いや生け垣と一緒に植えられているのをよく見かける。
新緑や樹形そのものも美しく、ヤマボウシ同様、木が玄関前に植えられているお宅もよく見る。