紅梅や白梅の美しさに酔いしれていたら春の花が次々と咲き始めている。
その一つが『沈丁花』。
春の開花ラッシュを告げる花で、秋のキンモクセイと同じくらいさわやかな香りを発する。
ジンチョウゲ、クチナシ、キンモクセイは三大香木と言われている。
寒い冬の間、花芽をつけたままじっと我慢・・・少し暖かくなってきたころに花を開く。
“チンチョウゲ”と呼ぶ人もいて、小学生の頃にはそのように教えてもらったが、大人になってからは"ジンチョウゲ"で統一している。
一方、こちらは馬酔木(アセビ)。
早春に小さい鈴のような白い花を沢山つけ、いよいよ春がやってくるよ〜とばかりに咲く。
葉や茎には有毒のアセトポキシンが含まれていて、馬が食べると酔ったようにふらふらとした足取りになることから、馬酔木(アセビ)と呼ばれ、書かれるようになったとか。
この他、ハクモクレンやコブシといった春を告げる花木が芽を膨らませ開花が楽しみだ。
2月はあす1日。3月の暖かさがやってくると、一気に色々な花が開花、春到来を満喫できる楽しみが多くなる!