この日に“餅を搗くな”とか“、しめ飾りを買い求め飾ると二重苦になる”といった変な俗説が世間に出ているようだ。
日本人特有の語呂合わせで、“二重苦”等ということばが連想されるといわれると、ちょっぴり心配して、結果それを止めようということにしてしまいがちだ。
若い時はそんなことを跳ね除けるパワーがあり、信じなかったのだが、齢を重ねていくうちについつい“もし変なことがあったら・・・”ときょう(29日)の餅は止めておこうとなってしまう(笑)
昼時、私たち老夫婦の会話。。。
「そんなことを言っていると何もできない。別に気にしていないよ」
「今年は『災』が多かったから来年は良い年にしたいなぁ、二重苦は嫌だなぁ~」
「そういえば、二十九は真ん中に十が入るからいけないんだ。二九は『福』の語呂合わせもできる・・・」などと言って食事が進んだ。
現実に、焼き肉店などは毎月29日は肉(にく)の日として、通常価格の10%引きという新聞折り込みチラシが入っていたりした。
年末に肉を食べてスタミナをつけ、元気に新年を迎えようなどと考え、帰省した家族連れで焼き肉店を訪れた人も多かったのでは・・・
語呂合わせですべてを悲観的に考えていると、忙しい年末、何もできない。
我が家は28日に注連飾りや鏡餅を飾った。正月準備はほぼOKだ!