鉄道やバスが乗り入れるターミナルの一角に昼前、男性の高齢者3人が集っていた。
行先は決まっていた。『正生』(しょうぶ)という寿司屋さん。年金生活者にとっては、ちょっぴり贅沢かもしれないが、お昼はリーズナブルな価格で、寿司定食が1000円なり。
店内に入り、急な階段を上って行くと、5〜6人が座れる椅子の部屋があった。
なかなか雰囲気も良く、3人の会合には余裕があるコーナーに通された。
昼はちらし寿司定食か握りずし定食とのことで、3人が“にぎり”を注文した。
にぎりのネタはご覧の通り9巻。分も厚く新鮮。昼間からこの価格(税込)でSushiにありつけるとは!
にぎりのほか、汁物が大きな器に入って、茶わん蒸しも付いている。嬉しい限りだ。
このシーズン、"アニサキス"が少々気になって、好物のにぎりや刺身から遠ざかっていたのだが、そんなことは全く関せず、3人はあっという間に平らげていた。
お昼からプチ贅沢なSushiランチ。オフィス街が近いとあって、OLやサラリーマンで大賑わいだった。
回転寿司で火がついている“Sushi”ブームだが、小さな個人経営のすし店がどんどん店を閉めているこのご時世に、頑張っているなぁと感じたひと時だった。。。。