確か4月中ごろだったと思う。梅や桜にしては花びらがこじんまりして、ソメイヨシノに比べて咲く時期も少し遅かったように記憶している。
民家の軒先にそんなに大きくない、桜のような木があった。
それがユスラウメの木であることがきょうわかった。
子供の頃にその実(ユスラウメ)を採って食べたことを覚えている。
実はサクランボに似ていたが酸味はあまりしなく、おやつの少ない戦後間もない時期、貴重な果実だった。
近頃、ウォーキング中に、桜の木だと思っていたものが実がついて梅だという事が判明したり、梅だと確信していた木が葉っぱが出始めてから、桜という事がわかったり・・・・。
そういえば先日、水仙の葉をニラと間違えて食べてなくなった方がいたニュースを見て、寒気がした。確かによく似ている。
怖いといえば、秋のキノコ類、毒キノコが結構あるという。植物類は間違えると生死にかかわるがユスラウメの実は大丈夫だ。