今国会中に育児休暇を取る考えを示していた自民党の宮崎謙介衆議院議員が、不倫を週刊誌で報じられたことを受けて記者会見し、議員辞職する意向を明らかにした。同議員は大島衆議院議長に議員辞職願を提出した。
『ゲス不倫』と週刊誌に書かれた宮崎議員、テレビの記者会見で見ると、神妙な表情で深く深く深く反省していると述べたが、言行不一致の極みといえる。
育児は女性だけに任せて男性は外で働くという時代ではない。男性の育児休暇が必要な時代だ。特に夫婦共働きが当たり前の世の中で、夫婦が協同で子育てをするというのは大切なことだ。
言い出しっぺの国会議員が、自らの主張とあまりにも軽率な行動に対しどのように“おとしまえ”をつけてくれるのかと思っていたら、本人が『“辻褄”が合わないから深く反省し、一から出直す』と謝罪し、議員バッジを外すと述べた。
口頭では国会議員の資格がないと本人も述べたが、困った議員さんだ!これまで不倫で議員を辞職するというケースは私の記憶にない。選んでくれた有権者のことを考えての議員辞職なのだろうか。。。。
もうひとつ、この人に対してカチンときたことは、言葉があまりにも常套句が多く、心がこもっている謝罪とは言い難かった。
これまで国会議事堂前でツーショットでの記念撮影をするなど、夫婦仲の良さを印象づけていた両議員だが、これは仮面だったのか?
出産したばかりの妻の金子恵美議員も夫に国会議員としての自覚が足りないとの趣旨で叱責したという。これは当然だ。
この議員さん、経歴や過去などをみると“身から出た錆”かもわからない。議員を続ける資格はない。