「記憶に残る素晴らしい出来栄え!」 ということだ。2015年のボジョレ・ヌーボーの品質が。
ボジョレーワイン委員会という組織が作ったキャッチコピーなのだが、記憶に残る素晴らしい出来栄えという事だったら、ちょっぴり飲んでみようかなっと思う。
11月に入ると話題にのぼる「ボジョレー・ヌーボー」。スーパー、コンビニ、デパートなどのコーナーでは、ボジョレーヌーボーのコーナーが特設され、今月19日の解禁まであの手この手の販売が繰り広げられる。
フランス、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で作られ、毎年11月の第3木曜日、午前0時に販売が解禁される新酒の赤ワインのことで、この日が待ち遠しい人も多いことだろう。
数年前の現役時代、ワインの好きなママがいる店で、『ボジョレーだ、お祝いだから』と言って飲んだことがあったが、私自身は多少酔っていたからか、新酒の感動というのはあまり記憶に残っていない。
80年代後半のバブル期には、飛行機でワインが運ばれてくる成田空港にまで行き、届いたばかりのボジョレーで乾杯する人も現われたというのだから驚く。新鮮さが命のワインだけに、なるべく早くいただくのがポイントだ。人に聞いたことだが、熟成されると味が落ちるとのこと。
11月になると"ボジョレーヌーボー、ボジョレーヌーボー"と話題騒然だ。ブームはまだまだこれからも続いて行くだろう。
ひょっとして、これは11月の文化?になっているということかもしれない。