サツキの時期が徐々に終わりを告げ、バラが華麗に咲き誇るシーズンがやってきた。
あちこちの庭から赤系統のバラが塀越しに顔をのぞかせている。 ⇐クリックで拡大
バラは育て方によって美しい花を咲かせるが、ちょっと手を抜くと木に害虫が寄ってくるなどなかなか気(木)むずかしいと聞く。
だから、きれいな花が咲き誇った時は、達成感が大きいのだろう。 ⇐クリックで拡大
バラ栽培は"地植え"と"鉢植え"があり、鉢植えの場合は場所を動かせるなどして陽当りを加減したり、水やりを欠かさないように努めてやらないといけない・・・と専門家に伺ったことがある。
その昔、実家の庭に2本の赤いバラの木が植えてあり、父が丹精込めていたことを思い出す。このバラの木は、親戚のおじさんから株分けしてもらったということで、20年近く毎年赤い元気な花をつけていたが、父が他界してからは急に元気がなくなり、とうとう精気を失ってしまったことを思い出した。
近所の庭先では、ご主人や奥様が丹精込めたバラが勢いよく咲き始めている。
ご主人に、「綺麗に咲きましたねっ!」と声をかけると、相好を崩して、これまでのバラづくりを喜んでいた。
余談だが、赤いバラの花をスマホのデジカメで見た目と同じように撮影するのは本当に難しい。