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マイナンバー法案が審議入り

2013年03月22日 | Weblog

『マイナンバー』と言っても、車のナンバーとは違う。
国民一人一人に番号をつけ、年金や失業保険の受け取り、確定申告などの際にこの番号を利用するという制度を始めようというもの。

以前にも、『国民背番号制度』が発表され、大いに議論されたが、私自身は同様のものだろうと想像している。

先日、確定申告を電子申請したとき住基カードの問題点を述べたが、今度の『マイナンバー』制度はその他もろもろの用途を、政府は考えているようだ。

果たして、この制度がスタートすると、国民にはどのようなメリットがあるのだろうか?

大いにメリットがあるとしても、登録に際しては当然、市役所などを訪れなければいけないだろうし、手続き面でかなり面倒だ。しかも、登録は国民全員という前提がある以上、(マイナンバーということだから・・・)写真撮影や登録の手数料もかかるだろうし、住基カードのように3年ごとに更新しなければならないようだと、役所の窓口も繁忙を来すだろう。スタートに際して、システム構築などに多くの税金が(人件費も含めた経費が)かかるだろうに・・・。

この法案、民主党政権時代にも国会に提出されたものの、廃案になったといういわくつきの法案だ。なのに、政府は3年後の平成28年度から実施しようとしている。成立すると長期的に見えて、どれだけの公務員削減ができるのだろうか?

一方的に、お役所の立場だけを考えてやろうとしているようだが、最低1年間ぐらいは大いに議論して、法案を提出する余裕はなかったのか。

もう少し、国民に親切な政治をしていかないといけないのではないだろうか。

国民共通番号法案がお役所主導で独り歩きしていることは、良くないことだ。

万一、個人情報が漏えいした時のことも気になる。

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