予想外の大差だった。
菅さんと小沢さんの一騎打ちとなった党代表選挙は、菅さんが721ポイント、小沢さんが491ポイント。
230ポイントの大差をつけて菅さんが代表に決まった。
現職総理の強みを見せつけた。
マスコミの予想は『激戦』、『接戦』で、国会議員票では小沢さんが菅さんを上回る・・・といわれたが、国会議員票でも僅かながら菅さんが上回った。現職の強みが出た党代表選だった。
党員、サポーター票で大きな差が出たのは、民主党応援の国民の『想い』が菅さんに多く投票したのではないだろうか。正直、党員サポーター票でこんなに差がつくとは私としても想定外だった。
また、小沢さんが力を入れた地方議員票や国会議員票で菅さんが上回ったのは、小沢さんの求心力が以前より低くなっている。それに『政治とカネ』問題が大きく作用したとしかいいようがないと考える。
<ポイントの内訳>
党員・サポーター票・・・菅さん249・小沢さん51、地方議員票・・・菅さん60・小沢さん40、
国会議員票・・・菅さん412・小沢さん400。
政治家はやはりクリーンが大前提だ。それに、『国民の生活が第一』で、永田町と国民の生活が乖離していては良くない。
きょうは祝勝ムードいっぱいの菅さんだろうが、内閣改造と党役員人事を片付け、国民生活に密着した経済対策に取り組むなど喫緊の課題が山積している。選挙運動期間中の14日間に溜めた宿題の解決も早期にお願いしたい。