初秋から中秋になって、虫の声が賑やかになってきた。
『リンリン、コロコロ』など、夕方、道の両側から秋虫の輪唱が聞こえてくる。
さながら、虫の声トンネルを走っているようだ。
音の世界は想像が広がる。
この秋の虫はどんな場所で鳴いているのだろうか？どういう状態で求愛しているのだろうか・・・？
秋虫は、繁華街でも賑やかに鳴いている。街路樹の根本に棲み、それは元気にリンリンと声をあげている。
アスファルト舗装のわずかな合間に作られた植木の土の部分や木に、虫たちは棲んでいるようだ。
９月もあっという間に過ぎ、これからは『天高く馬肥ゆる秋』到来、という季節なのだが、秋雨前線が日本列島に停滞しここ数日はぐずつき気味の天気になりそうだ。
