今回は雑誌のコラムの話です。
先日来就寝前の運転ついでに読み返している古書の「ミキスト※1」のある1ページにあったお題です。
当時のアメリカのMODEL RAILROADER誌に「我もし百万長者なりせば」と言うタイトルで掲載されていた物の採録らしいです。要するに「もしもあなたが大金持ちになったら何をしてみたいですか?」という物ですが雑誌の性格上当然「鉄道模型趣味人としてのあなたが」と付きます(笑)
ここでは「自分の理想の環境を満たしたレイアウトハウス(ルームにあらず)を持つ」事が挙げられていました。
防塵のための空調や配光に意を尽くした(一日の時間帯に合わせて常に変化する)照明、更に工作室やギャラリースペースなども装備しオーナーは吹き抜けの最上階に据えられたコントロール室に陣取って大レイアウトを睥睨できるという正に夢のハウスです。
40年以上前に語られた夢とはいえ、この通りのホビーライフを送っている人はごく少ないのではないかと思います。TVの「世界の鉄道・旅と模型」を通して見ていてもここまでの人は殆ど居ませんでしたし。
なるほど私のような田舎者の模型好きのレベルだとレイアウトを持つこと自体が結構大きな夢だったのですが「レイアウト用に設計された建物を所有する」というのは流石に思いつけませんでした。つくづく貧乏性です(笑)
とはいえ、自分がもし百万長者(ドル建てですから日本円に換算すれば億万長者と言う事になりましょうか)だったらどんな鉄道模型(あるいはレイアウト)をやってみたいかという夢を考えてみるのは面白そうです。
実は以前それに近い試算をしてみた事があるのですがそれについては次の機会に。
※1TMS誌の主筆だった山崎喜陽氏が毎月掲載していた随筆を一纏めにしたものです。一昨年古本屋で見つけて以来折を見て読み返しています。
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少ない小遣いをやりくりするのも、楽しみの一つかも^^
・・・と、言いつつ田端-品川間を1/150で再現してみたいですね。
億万長者は夢のまた夢ですが(汗)自分なりの理想形を空想という形であっても考えてみるというのは必要な事かもしれないと思い始めています。
私だと「県をひとつ丸ごと模型化」なんていうのも考えましたが(笑)
光山市さんのところもそうですが、レイアウト作りに参考になります。
返事が遅れましたが、ありがとうございます。
ランキング上位のブログのレイアウトはため息が出るような出来の物が多いですね。みるたびに陶然とします(笑)