高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

出会い

2009年04月04日 07時47分59秒 | 職人仲間

今回の銀座三越での催事の中で、特筆すべき出会いがあった。三越のバイヤーの紹介で、手作り鞄の職人さんと出会うことが出来た。先日、バイヤーと一緒に私の売り場にやって来た。

44_024 スマップの草薙くんに似た感じで、誠実そうな表情の小松さん、同じく、手作り靴の職人さんの高野さんと二人でお店を出している。まだ、若いのに銀座でお店を構えているなんて凄い!

昨日、三越の閉店後、お二人のお店にお邪魔した。大通りから少し外れたビルの2階に彼らのお城があった。作品を手に取って見ると、どの作品からもピーンと張り詰めた緊張感が伝わってくる。選び抜いた材料で、丹念に丹念に作り上げていく。職種は違うけれど、彼らの生き方、考え方が作品に表れている。

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どれも本物だけが、かもし出す存在感がある。これほどの作品なので、お値段も相当なものである。しかし、鞄も靴も半年先まで注文が詰まっているそうだ。

鞄職人の小松さんに私どもの「竹の編地」を使って試作していただくことになった。これはもう、「商売ベースで考えるものでなく、お互い何が出来るか?面白い物を作ってみたい!」そんな気持ちでコラボすることになった。折角頂いた、素敵な職人との出会いです、長いお付き合いをしていきたいと思います。

竹工房オンセ

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