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高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

後継者育成事業 2012-2

2012年11月19日 06時45分45秒 | 後継者育成

土曜日・日曜日と後継者育成事業で、別府市内の伝統産業会館に居りました。

シーーーーン、

今年の生徒は、本当に静かである。
無口で、殆ど口を聞かない。無駄口など、全く叩かないのだ!

緊張のせいなのか?
恐ろしい講師の教えに、萎縮しているのか?
はたまた、もともと日本語が判らないのか?  それにしても、静かである。
一昨年は賑やかすぎて、会館の職員に「もう少し静かにお願いします。」と注意された時と比べると、全く違う。。。

Cimg1686
全員が下を向いて、黙々と作業している。見学に来ている人たちは、「やっぱり、竹細工を目指す人達は、無言でひたすら仕事をする人でないと為れないのか?」と、錯覚して帰って行くようだ。

日曜日からは、バッグの編みに入りました。
午前中で、底編みを仕上げ、午後から、立ち上げに掛かる。

今回の教材の、メインの場面である、コテ曲げだ。
我々職人がすると、当たり前のように簡単に立ち上がって来るのだが、生徒がすると、なかなかそうは行かない。

この電気コテを当てて
、熱で竹ひごを曲げていく。
ヒゴが温まる前に、起こしてしまうと、後からヒゴが弾いてくる・・・・・
反対に、温度が高すぎると、ヒゴを焦がしてしまい、焼ききってしまう。
この温度と、起こす力具合がコツである。

Cimg1690見てください、この真剣な眼差し。

一応、全員が立ち上げました。期待通り、ヒゴを焼き切ったり、折ってしまったり
苦労しておりますが、折れたヒゴは、新しいヒゴを差し替えて、応急処置します。

まだまだ、道のりは長いですね。

日曜日には、我々の大先輩の梶原先生が、冷やかしに遣ってこられた。今から30年ほど前に、私が生徒だった時に、後継者育成事業で教えて頂いた先生である。

「君らの時は、しゃーしかったな、みんな元気が良かったわい。」と、仰る。お陰様で、30年近く、竹細工を職業として、やってこれることが出来ました。ありがとうございます。

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後継者育成事業  2012-1

2012年11月14日 07時13分08秒 | 後継者育成

10月10日から、今年の後継者育成事業がはじまりました。

今年は、基本的な事を重点的に教えて行く方針です。初日は、「竹磨き・荒割り・荒剥ぎ・足剥ぎ・幅取り・面取り」です。

今年の生徒は、優秀な生徒ばかりと聞いていましたので、少しペースアップして教えていくことに・・・・

Cimg1519幸い、雨も振らなかったので、屋外で竹磨きが出来ました。

竹磨きの時は、磨くことよりも、磨き包丁の研ぎ方に重点を置いて説明しました。

「磨き包丁」とは、竹細工独特の道具ですが、この磨き包丁の切れが悪いと、磨きが全然進みません。また、綺麗な仕事が出来ないのです。

生徒は、磨き包丁を研ぐことに苦手意識を持っていますので、なるべく簡単に短時間で研ぐことが出来ると、実演して見せます。

すると、顔つきが変わってきます。

午後からは、屋内に入り、足剥ぎなどの作業に移ります。

この時も、基本的な姿勢の問題、持ち方、目線、座り方・・・・などなど、職人の仕事は、ある程度、立ち居振る舞いを見ると、どれくらい出来るか判るものです。

脇を閉めて、体の中心に向かって、意識をするだけで随分違ってきます。

Cimg1525horz 使用前・使用後の様な写真です。左が、最初の頃の写真です。

姿勢を正して、ヒゴの持ち方、目線を教えます。随分、見た目の姿が変わりました。

恐らく、これでヒゴの歩留まりがうんと変わってきます。

今回の後継者育成事業では、こんな基本的なことを中心にやって行きたいと思ってます。

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TAKE GIRL 健在なり!

2012年05月27日 07時18分36秒 | 後継者育成

昨年の「後継者育成事業」で教えた、生徒たちもこの春には、学校を卒業して、一人の経営者?職人?として、スタートしている。

昨日は、その中の生徒から「ヒゴを染色させてください!」
電話があった。
朝一番でやって来た、凸凹コンビのひとみと三ちゃん。
ホテルのスイートルームに飾る装飾パネルを制作している様だ。

Cimg8681 染色釜に火を入れる事から教える。
火を焚くなどと云う事に慣れていないので、もっと燃えろ、もっと燃えろと、薪をくべ過ぎる。沢山薪を入れすぎると、空気が入らなく為ってしまい燃えなくなる。
其処の所の理屈が判らないので、早く火をおこそうと、次から次へと燃えるものを入れすぎるのだ・・・・・・

火をおこす時は、下の方になるべく太い薪を入れ、隙間を作ったやることが肝心なのだ。空気(酸素)が入っていく隙間を作らないの燃えないのだ。


1時間半ほどして、漸く染色液も湧き上がり、染色に掛かる。
Cimg8682 ヒゴの長さがバラバラなので、窯のあちらこちらから、ヒゴが外に飛び出している。
二人がかりで、一生懸命抑え込み染色している。
見ていると、活劇映画を見ているようで可笑しい!

Cimg8685 無事、赤色に染色が出来ました。

学校を出たで、作品を作る事と、仕事を取ってくることの難しさを痛感している様だ。
昔の職人は、作品を作る事だけに集中して居れば良かったが、今はそうはいかない!
作る事と同じくらい、売ることも出来なくてはならないのだから・・・・・・

頑張れ、竹ガール!

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2012 後継者育成事業打ち上げ

2012年03月03日 07時05分47秒 | 後継者育成

卒業を、あと1週間後に控え、今年の「後継者育成事業」の生徒と打ち上げをしました。打ち上げの最初に、何とも嬉しいプレゼントを頂きました。

Cimg7142_2 このTシャツの図柄は、
何と、全部竹の道具なんです。
Tシャツのデザインから作ってくれた超レア物です。
実に、旨く魅了的な図柄ですな。

これは、竹関係者の間で、引っ張りだこになるかも知れませんね!

Cimg7139 可愛い生徒から花束を受け取り、デレデレの顔になっていますな。
今回は、お正月に職人仲間での勉強会でした。
「漢字一文字で、この一年とこれからの抱負を言い表して下さい」と云う、テーマで話しました。

みんな実に真面目に一生懸命、私の我儘な提案に付きあってくれました。
学校を出た瞬間から、もう其々に職人として、歩み出して行かなければなりません。
其々の思いを、真剣に語り、みんなの声を共有できました。

最後は、いつもの記念撮影です。

Cimg7153
フレー!フレー!頑張れよー!


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2011 後継者育成事業 7

2011年12月18日 08時38分42秒 | 後継者育成

2011年度の、後継者育成事業も本日で終了である。
本来は、六日間で終了予定であったが、どうしても、漆を塗る工程だけが出来ずに、日を改めて、特別補習授業を行った。

学校が終わってから、工房にやってくるので、始まるのが17時からである。
今年のメンバーの中に、誰か、雨男?雨女?が居るのだろう、この日は、雪が舞い落ちる中での補習授業になった。

先日、染め上げたバッグに、漆とイボタ(蝋の一種)を刷り込んでいくのだが、作業自体は、それほど難しい事では無い。
1、漆を刷毛で塗り 
2、ブラシで散し 
3、一旦、布で漆をふき取り 
4、イボタを刷り込み 
5、乾拭きする。
ただ、均一に万遍なく刷り込んでいく、最後の化粧にあたる作業なので、この漆塗りで、籠の表情が大きく変わってくる。

Cimg1033 みんな、漆に被れない様に、完全防備をして作業をしているが、漆の微粒子は、空気中にも飛散しているので、結構、体のあちらこちらにくっ付いているのだろう。
漆に被れるか?被れないか?は、2~3日すると、現れてくるので、どんな結果が出るか、楽しみである。

Cimg1032 漆を塗ったり、拭き取ったりは、結構力がいるもので、みんな汗だくになって、頑張りました。

これで、今回の後継者育成事業も、無事終了です。

みなさん、本当にご苦労様でした!

Cimg1040


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2011 後継者育成事業 メンバー紹介 女性編

2011年12月17日 10時25分20秒 | 後継者育成

諸冨京子  こたつネコ

なんとなく、ほっこりした雰囲気の諸冨さん、

Cimg1008

何時の間にか?しらない間に、作業場の中にも、自分の空間を作っている。昔から、さも「ここは私の作業場よ」と云った様な所がある。

カメラを向けると、思わず、カメラ目線に変える、こちらも、気が付かれない内に、自然の状態を取ってやろうと、・・・・・

夜なべ仕事が得意で、授業中よりも、持って帰り、一人で、夜中に仕上げて来るのが得意であった。

今回の、宴会部長さんかな?

Photo コタツに強い怨念を持って化けたので、コタツ に対して強いこだわりがある。
作中でも、南極の木で作られたコタツを購入したりと収集家の面もある。
(*どこからお金を調達したかは不明w)
当然、コタツの付属品であるコタツ布団などにもこだわりがある。


基本的に無口
 で人間の言葉を喋らない(たまにテンや錯乱坊が通訳をする)のんびりした性格 であり、校長と茶をすすったり、錯乱坊と鍋をつついている。 



三宮紀子  おユキ

 Cimg0845_1今年のメンバーは、みんな寡黙である。特に女性陣はみんな、ほとんどおしゃべりをしない。

見て下さい!この真剣な顔!

闘志を内に秘めるタイプで、頑張り屋さんです。細かいところまで良く気が付く娘だ。にっこりした時の笑顔が、実に素敵だ。

彼女は、元介護関係の仕事をしていた、そんな経験からか?回りに随分と気配りが出来る、雰囲気が読める子だ。

私が、森田君をチャカす様な事を言った時、一番、受けてくれるのも、彼女であった。ありがとう。


Photo_2 海王星の女王。
・優しくておとなしそうに見えるが、怒ると怖い海王星の女王。

・ラムとラン、弁天とは幼馴染で、今でも仲が良い。


・雪と氷を自由に操ることができ、周囲を凍えさせたり、目標の対象物を凍らせたりすることができる。


・怒らせるのが難しい程温厚な性格ではあるが、起こった時は冷ややかではあるものの容赦ない制裁が入る。



本郷美穂  サクラ

Cimg0750 彼女と田中さんは、バッグを一個の制作だったので、比較的余裕をもって、授業を受けれたのでは無いだろうか?最初は、2個作るつもりでいたが、ヒゴ取りをするうちに、段々と本数が少なくなり・・・・・・一個になってしまった。

作業が、早めに終わっている時などは、回りの掃除をしてくれたり、細かい所に女性らしさが表れている。

(この授業は一つを丁寧に作るくらいの方が良いのですよ!)

以前は、美容関係の仕事をしていたらしく、日光に当たらない様に、食べ過ぎない様に・・・と、人一倍気を使っていた。


Photo_3 ・元々は虚弱体質で病気になりやすかったが、病気の根源である悪霊があたるへ移っていき健康体となった。

・凄まじい怪力があり襲いかかってくる男子生徒を軽くあしらえる。


・女子生徒が羨む程の美貌で、男子生徒からもモテる。


・胃袋が大きいのか、非常にたくさんの食べ物を食べることができる。その上プロポーションが崩れない体質である。
 

・完璧な仕事ぶりを見せるものの、薬を間違えたりするお茶目な面もある。



藤永ひとみ  藤波竜之介

Cimg1007 この娘は、昔から知っている子だ。私の友人の娘さんで、小さい時から、くりくりとした目が可愛くて、しっかり者である。

決して、弱音を吐かない。

今回も、男をしのぐ頑張りを見せて3個の制作に挑んでいる。手際の良さは一番であるが、最後の詰めが甘い・・・・・

こんなに可愛いのに、男勝りの性格が、ちょうど「藤波竜之介」のキャラに当てはまった。

Photo_4 ・本当の性別は女なのにも関わらず学ランまたはワイシャツをを着ており、セーラー服を着ていない。セーラー服を着ることを親父に禁止されているためである。

・本人は「女」であることを度々主張しているものの
親父に聞き入れてもらえない

・竜之介自身は女らしくなろうと日々努力しているが、さまざまな邪魔が入って失敗し、女らしくなれないでいる。

       
・親父に「男」として育てられたため、言動が荒々しく「女らしさ」を手に入れるには時間がかかりそうである。

とまぁ、今年も私の独断と偏見で、メンバー紹介させて頂きました。

あくまでも、シャレですから、この内容に、ご都合・不満のある方が居ても、笑って見過ごして下さい!

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2011 後継者育成事業 メンバー紹介 男編

2011年12月16日 07時17分49秒 | 後継者育成

2011年度の後継者育成事業のメンバーは、本当に静かであった。昨年は、良く声の通る香織ちゃんが居たので、なおさら静かに感じる。

最初のイメージは寡黙でひたすら作業をするといったイメージが強い。

授業の回数を重ねるとともに、段々と慣れてきたのか?気が緩んできたのか?少しずつ、本性が出てくるようになってきた。そんな、メンバーをどんなキャラで表そうか?いろいろ考えた末、昔の漫画の「うる星やつら」のキャラに当てはめてみることにした。

岡田晃  諸星あたる

Cimg0747

 今回のメンバーの連絡係の岡田君。連絡係なのだが、電話をしても、なかなか連絡が取れない!翌日になって、「何の要件でしたか?」と電話が掛かってくる。

元は、機械の旋盤などの微細な仕事をしていたが、残念ながら、竹の場合は鉄やプラスチックの様な、同一素材でないため、数値だけではとらえ切れないあいまいさが必要で、なかなか思うように為らない。

Photo性格は楽観的でアホな行動が多い。アホな行動は憎めないもので、作品を大い盛り上げている一因になっている。

・無類の女好きで、美女や若い娘なら誰かまわずナンパをするのが最大の特徴である。

・特筆すべき点は「逃げ足の速さ」と電撃などに耐える「タフネス」さである。

 ・基本的にアホな行動で場を盛り上げる役割が多いが、女の子のピンチではかばったりと男らしい行動もする。

 ・学力はあまり良くなく、勉強は苦手である。


田中 勉  校長

Cimg0748 校長役は、元教員の田中さん。教員を定年退職後、自分の好きな時間に浸ろうと、単身赴任で、大分に来ている。

数学の先生らしく、私の説明をまるで方程式を解くごとく、一生懸命考えて、解き明かそうとしている。

しかし、難しい計算は出来ても、竹細工の方程式はなかなか解けない様だ。


Photo_6
・性格は基本的に温厚でのんびり茶をすする生活が基本。

・生徒の不正を見つけると怒ることもある。
 


・友引高校特例の怪奇な学校行事は、その全てが彼の企画によるものだが、けっしてまともなものは1つもない。


森田貴博  錯乱坊

Cimg0767 今回、キャラとして「うる星やつら」を選んだのは、彼の存在からだ。

「噛めば噛むほど、味が出る」。真面目にやっているのだが、どんどん、ど壺にはまっていくタイプが、錯乱坊にピッタリであった。

今回の授業でも、真面目に一生懸命なのは、判るのだが、真剣にやればやるほど、見ていられなくなってくる。



Photo_7
・名前の通り、登場するとき大体場が錯乱状態になる、または錯乱するような出来事起きる。   

・何かあると現れるのだが、彼の出現によって、必ず事態は悪くなり、彼の法名(?)の由来もまた納得がいくことであろう。


・煩悩を取り除く無我の妙薬、不老長生の秘薬等々、怪しいものを作り出しては、結果としてあたるで実験が行われるのだが、何故か効果があったりする。

       
・空き地でテントを立て、鍋をしていることもある。


・かなりの法力も持ち合わせているようだが、やはり事態は錯乱するだけである。

ん~、本当にキャラクター通りであった。



友寄源祐  グーフィー  (うる星やつらのキャラから、どうしても見つからなかった。)

Cimg0763 沖縄出身の友寄君。物静かで、低い声で、いつも笑っている。まるで、沖縄のシーサーの様な存在だ。

以前は、世界中を歩き回り、いろんな経験をしているのだろう?

大きな体に似合わず、いつも作業する所が、きちんと片付けられている。こつこつと積み重ねて行くタイプなのか?



Photo_8

平和を好むのんびりとした性格が特徴。おとぼけでどんなことでも信じてしまう程のお人好し。

しかし、悪気はないがおっちょこちょいなところがある。

ドナルド以上に派手な失敗をするがドナルドとは違い、失敗してもの ほほんとしていることが多い。

また先祖代々からドジで素直な性格が受け継がれていることが「パパはグーフィー」で明らかになった。

味音痴なのか、他の人は不味いと思っている食べ物を喜んで食べている事がある。

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2011 後継者育成事業 6

2011年12月13日 06時53分22秒 | 後継者育成

11日(日)の後継者育成事業は、工房オンセでの作業である。

この日の作業は、最後の四隅の足の取り付けと、足の虫飾り・それと本染め。
学校の様に、広いスペースがあるわけでは無いが、8人くらいが作業するには、充分である。

バッグの角には、補強を兼ねた4本の足が付く、骨組みは竹で、その竹を飾り付けるように、籐で虫飾りを付けて行く(虫飾りと云うのは、専門用語で?見た目が、無数に足が出た虫の様に見えるからこう呼んでいる。)

単純な作業の繰り返しであるが、力加減次第で、虫が酔っぱらって、右に行ったり、左に行ったり、間延びしたり、・・・・・・・・

なかなか、作業が進まず、このままでは、「本日中に染色出来ないのでは?」と、不安がよぎった為、最終コーナーを回ったあたりから、ムチを入れる。

Cimg1021如何にか、3時に染色開始、

もうもうと立ち込める湯気の中、染め上った籠を取り出すところだ。

Cimg1018 染色した直後の、まだ柔らかい内に形を整え、冷たい水で冷やす、表面のアクを束子で洗い流し、干しあげる。

この写真では、手前のガラス板の上で、形を整えている、奥の二人は冷水で洗っている所だ。

お陰様で、遂にここまでたどり着きました。

Cimg1025
全員で、干している籠の前で、記念撮影!パチリ

みんな、いい顔してるよ!

後は、漆を塗る工程ですが、その分は、延長授業で、金曜日に1時間ほどすることになりました。

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2011 後継者育成事業 5

2011年12月12日 08時56分28秒 | 後継者育成

今年の後継者育成事業も、今週で最後である。

12月10日の土曜日は、縁の仮止めの復讐と、力竹・縁の籐巻だ。

力竹と云うのは、バッグの底部分に張りを持たせるため、差し込む竹のことだ。

籠自体を、無理に変形させ、その間に、すっと差し込む。籠を元の形に戻せば、もう取れることは無い、
しかし、
簡単に入ってしまう力竹では、簡単に取れてしまう・・・・・
少し、大きすぎると、差し込むことが出来ず、籠自体を痛めてしまうこともある・・・
ほんの、1ミリ2ミリのことだが、その加減が判らないので、
簡単そうに見えて、なかなかの曲者で、生徒たちに取っては、悪戦苦闘であった。

Cimg1004 「ん~、なかなか上手くいかないな!」なんてことを考えながらやってます。

仮止めした縁に穴を開け、針金で留めた物を、籐に変えて行く作業だ。

その作業自体は、それほど難しい物では無いが、力加減が判らないため、籐を切ってしまうのである。この力加減は、何回も何回も体で覚えるしか無いのであろう。

この日は、私が風邪を引き込んでしまった為、いまいち、精彩が無かった。申し訳ない。

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2011 後継者育成事業 4

2011年11月28日 08時23分49秒 | 後継者育成

本日が、今回の後継者育成事業の山場である。
昨日、底編みした生地を、電気コテで熱を加えて立ち上げて行く、起き上がった編地を、組み合わせることで、平面だった編地が、立体的な物に変わってくる。

このコテの熱さ加減や、力の入れ具合が難しく、熱し過ぎてヒゴを焼き切ってしまったり、反対に熱し方が足らないと、ヒゴを弾いてしまったりする。

ちょっと長い、2分ほどの動画ですが、私の起こすところを生徒に撮って貰いました。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#1

コテで起こした所を組み合わせて行くところ、

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#2

午前中に、縁の高さまで編み上げてしまい、午後からは、縁の仮止めに入りたかったのだが、なかなか思うようには進まない。

お昼の食事時間も15分ほどに短縮、12時20分には作業再開、
14時から、縁の仮止め作業に入るが、私の頭の中では、絶えず、時間と作業の進み具合が交差する。
「今日中に、仮止めまで終わらせれば、予定通りだ。」
「しかし、この縁の仮止めに時間を掛けて、指導しない事には、良い物は出来ない!」と、

高温のドライヤーを使って、縁の火曲げをするのだが、

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#3

これが、見るのと行うのでは大違いなのだ。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#9

結局、全員が仮止めをすると云う所までは、進み切れなかった。一応、仮止めの説明はしているが、宿題として任せるのは、無理がある。

そこで急遽、補修事業を一日余分にすることにした。本来は、6日間が本来の授業日数だが、7日間に延長した。

これは、今回の生徒が遅いわけでは無い。染色作業が増えているのと、8人と云う人数のせいである。


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2011 後継者育成事業 3

2011年11月27日 07時48分55秒 | 後継者育成

本日で、三日目。
先週の二日間で、ヒゴつくりを一通り指導したので、ヒゴが出来上がっていない分は宿題として、「本日までに作ってくること」となった。

全員が夜なべ仕事をして、ヒゴを作ってきた。
みんなそろって、晴れ晴れとした顔をしている。

今回は、染色をしたバッグを作るため、作業工程を、全員がそろっていなければ、進んでいけない。



染色釜が沸くまでの間に、指導したことは、籐の材料取りだ。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#4

籐は竹よりも柔らかいので、厚さを揃えるにも、幅を揃えるにも、少しずつ削っていかないと、食いこんでくる。この動画の様に、くるくると削りカスが出るように、少しずつ、厚みを揃えて行く。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#1

幅を揃える時も、少しずつが鉄則である。幅取りナイフの前に、ガイドを打ち込んでやると、籐が暴れないで、幅取りがしやすい。

ちょっとしたことで、作業効率が大幅に違ってくる物だ。

1126_27ようやく、お湯が沸きました。
本日は、まだ下染めの段階である。
編む前に、竹ヒゴをある程度染めておいてから、編み始める。これは、実用品を作る場合、使っているうちに、網目がずれても、白い生地が出たりしないように下染めをするのだ。

午後からは、いよいよ、底編みだ。

</object>
YouTube: 2011 後継者育成事業#6

今年の後継者育成事業から、ユーチューブを使って、動画を沢山アップすることが出来る様になった。便利になりましたね。

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2011 後継者育成事業 2

2011年11月21日 08時06分31秒 | 後継者育成

本日で二日目。
今日は、編みヒゴの仕上げと、縁や力竹など、比較的厚い物の銑引き(厚さ揃え)。

幅取り、面取りと順調に進んできたが、最後の厚さを揃えるところで躓いている。
本来、仕上げ様とする厚さに、ほぼ近い暑さで剥がれた物を、銑引きするのであれば、実に簡単に、スピーディーに出来るのであるが、
銑引きする前の段階の、剥ぎが不ぞろいのため、切れ込んでしまったり、思うように進まないのだ。

今日のテーマは、
薄剥ぎの中で、「節を越える時の包丁の入れ方!」と、
「効率の良い、銑引きの仕方」と、
「厚引き銑の使い方」。

年々、デジタル化が進み、今年の作業を動画で記録している。
こんな感じだ、

ユーチューブに沢山アップしているので、興味のある方は、動画で見て下さい。

http://youtu.be/KQTZhIhxQTc

http://youtu.be/wHx8Y11YEu4

http://youtu.be/Nx3QcuKCyUc

http://youtu.be/QsiQC50zHsA

http://youtu.be/Irp0AMYCMIk

http://youtu.be/C6z_Jfi_ptg

http://youtu.be/WERvcwLtZHI

http://youtu.be/Xa0OgleSjIE

どうにか、こうにか、ヒゴ取りの最後まで説明し、出来上がらない分は、次回の研修までの宿題!

さて来週までに、どんなヒゴが出来上がってきます事やら!

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2011 後継者育成事業 1

2011年11月20日 07時28分26秒 | 後継者育成

毎年、11月に後継者育成事業が始まる。
私が受け持つようになって、今年が4年目である。

後継者育成事業とは、

別府竹細工は、日本でも竹細工の本場として認知されている所である。全国から、竹細工を学ぶため、竹工芸訓練支援センターに入学してくる。(昔の竹の職業訓練校だ)
そこの生徒に、現役の先輩職人が、技術の伝承を行う事業である。

4年目で、初めての雨の中でのスタートである。

Cimg0743 六日間の授業の中で、屋外の作業は、初日に行う、竹磨きだけなので、今日だけは晴れてほしかった。

よほど普段の心がけが悪いのか?丁度、竹を磨き終わるまで、雨が降り続き、磨きが終わった途端に、晴れてきた。

Cimg0755 伝統産業会館から眺めた別府湾。右手の小高い山が、猿で有名な高崎山である。

今年は、私が「研修は何人でも良いですよ。」と、軽はずみな事を言ったことから、8人の生徒が、研修を受けることになった。本来は、5人か多くて6人が規定だが、まぁ、多少増えても、大丈夫でしょう。

今年の生徒は、実に静かだ。無口で、もくもくと作業をする。

Photo 真面目過ぎて、肩に力が入ってしまったのか?初日から、3人ほど、負傷者が出た。

さてさて、今年はどんな後継者育成事業になりますやら???

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.197621486983510.52671.100002069791139&type=1&l=88087a405a

ここから、フェイスブックのアルバムが見れます。

「2011年 後継者育成事業」のアルバムですから、これから一か月間写真が増えていきます。

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若き?竹工芸士を目指す人に! 2

2011年06月11日 04時45分28秒 | 後継者育成

総勢、13名で遣ってきた生徒達、

69_005a

「彼らに、何を伝えてあげれるのか?」と考えると、

まだ入ったばかりです。竹細工だけが全てではありません。
これからの人生の中の、たった一つの入り口です。頭を柔軟に持って、いろんな選択肢の一つなのだと重々判った上で、竹細工を考えて下さい。

その上で、「竹細工を職業にしてみよう!」と考える人がいれば・・・・・

1、先ず、健康であること
 これは、どんな職種の場合でも言える事で、健康が全ての基本です。私のところでも、体を悪くして、志半ばで諦めて行った人も沢山います。生きる上での、最大の幸せは健康であること、

2、初めの3年は、形振り構わずどんな仕事でも、引き受けて遣ってみる事、
 昨日のブログでも書いたのだが、没頭して篭作りをした頃の技術は、一生、自分の財産となります。私も学校を卒業して、4~5年くらいに覚えた事が、現在でもどれほど助けてくれることか!
技術を磨くことと平行して、前向きに、営業努力していくことですね。
昔の様に、職人は家に居て、篭さえ作っていれば遣っていける時代ではありません。職人であることは、イコール=経営者であることです。
経営者であれば、当然ピジョンを持ち、算盤をはじけなくては為りません。
「職人はお金のことなんか考えずに、良い物だけを作っていれば良いのだ」なんて事は、大昔のことで、今は、物作りと販路作りと同じくらいの比率で大切な事です。

世の中の、流通が変わってしまい、お客様の望むものが変わって来ているのですから、当然、必要とされるものを作る事が生き残る唯一の方法です。
伝統工芸と云うのは、古いものをそのまま作るのでなく、古くから伝わる優れた技術を応用して、望まれる物を作ることです。
伝統とは、古くから伝わる大切な技術を統率する(纏める)ことである。

3、遣ろうと思っていることは、期限を切って、絶対に遣るという目標設定をすること

人生経験を沢山積んでくると、よく、
「遣ろうと思った事の10分の1くらいしか、出来ないのが人生だ!」なんて言う人もいますが、私は正反対の事を感じてます。
「遣ろうと思った事は、殆ど出来ると思う。出来ないのは、本当に遣ろうと思っていないからだ!」
これは、自分自身に言い聞かせる上でも、そう考えるようにしている。
無理な夢を達成しようと思っているのでは無い。
現状を踏まえて、こう成りたい!と、本当に思っているのなら、殆どの事は達成できるのです。
もちろん、私がビルゲイツの様な億万長者に成りたい!と、思ったとしても、きっとなれません。なぜなら、本当に心底、億万長者に成りたいとは思っていないから・・・

やはり、竹細工を職業と選ぶのであれば、その現実を知り、その中での目標を明確にイメージして遣っていけば、それほど難しいことではなく、目標に向う過程で、関わってくる、いろいろな出来事を楽しむことが出来ると思う。

随分、偉そうな事を書いてしまったが、私自身も、現在目標に向って進んでいる同じ職人としてのアドバイスでした。

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若き?竹工芸士を目指す人に! 1

2011年06月10日 07時13分03秒 | 後継者育成

昨日、今年の竹の専門校の生徒がたくさん遣ってきました。
狭き、狭き難関を突破した?優秀な?生徒さんたちです。
まだ、学校に入って2ヶ月ちょっと、初めて自分で竹を割り、ヒゴを取り、作品を作る事を体験したばかりです。見るもの、聞く事、触る物、全てが興味津々なのでしょう。

69_001a 工房全体の説明をして、私が彼らと同じ頃、学校を出て間もない頃の事を話させて頂いた。誰もが真剣な面持ちで聞いている。

学校を出たばかりの私は、自分の製作した作品を写真に取り、
今から25年も前だと、パソコンもデジカメも無く、カメラ屋さんで10枚ほど焼き増しして、10冊のアルバムを作った。
そのアルバムを持って、いろんな問屋さんに飛び込み営業です。

「私、こんな物が作れますが、何か注文してくれませんか?」と・・・・

すると、即決で、アルバムの写真を見て、「これとこれを、10個ずつ作って来て!」などと言われたり、
その時は門前払いを受けた様な問屋さんから、後から連絡が入り、「こんな注文があるけど、あんた、遣ってみるかい?」と言われたり、
今でも忘れないのは、別府の流川通りにある「山正」さん、当時まだ、お元気だった、先代のお婆ちゃんが、
「うちは、沢山は注文して上げれないけど、これと、これを5個ずつ作っといで、
あんた、良い物を作るから頑張りよ!」と、励まして頂いた事は25年経った今でも忘れません。

学校を出たばかりの私は、がむしゃらに飛び込みで営業を掛け、どんな小さな仕事でも拾っていった頃でした。
人間って、目標に向って進んでいるときは、どんなに働いても苦にならない物です。
その頃は、寝る間も惜しんで朝早くから夜遅くまで、篭ばかり作っていました。
まだまだ、世の中の景気も良く、私が作れる分くらいは、どんどん消費されていったのです。

62_054 ちょうど、1年前に工房に入ったお惚けちゃん、彼女が最近、寝食を忘れて篭作りに没頭しています。この娘も最近めきめき腕を上げているのが判ります。1年前は、惚けた事ばかり言って、能書きばかりが多かったのですが、この一年で随分成長しました。

職人仕事は、最初の基礎技術を覚えるまでがシンドイのです。勤め人の様に、入った瞬間から、まとまった給料がもらえるわけでは無く、ある程度の技術やスピードが付くまでは、冷や飯を食わなくては為りません。
しかし、この初期の頃にどれだけ頑張れるか?が、それからの職人としての基礎技術を磨いてくれるのです。

つづく、

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