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高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

台風一過!

2015年08月31日 06時30分30秒 | 工房

北海道から、戻ってきたら、先日の台風のせいで、工房の回りも、木が倒れていたり、あちらこちらに枝が散らばっています。

月一回のミーティングのため、全員集合で、工房の回りの片付けです。



それと、最近は、家の回りに鹿が増え、毎日、出くわします。

そして、ネットを張ってあった花壇にも、夜中の間にやって来て、全ての花を食べ尽くして行きました。

それには、エツコーネもガッカリ!

この憎き鹿どもから、花壇を守らなければ為りません。

さっそく、今度は編み目の細かい、しっかりとした防護ネットを買い込んできて、設置しました。



これで、花壇に近づくことは出来ません。

それに、丸坊主にされて、食べるものも無いし!

家に帰って来ると、雑用が沢山待っていました。ハイ。
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7月のミーティング

2015年07月20日 05時58分56秒 | 工房
毎月一回、工房ではミーティングと大掃除をしています。

この時期は、出張が続くため、私の帰省日に合わせてミーティングをしています。

この一ヶ月の間に起きたこと、お客様からの要望や注文など、また、連絡事項などの確認を行っています。

全員が集まる、月一回の日ですから、その日に合わせて、工房や周辺の大掃除を全員で行っています。

今回は、竹を付ける水槽の掃除と、前回伐採した木の枝の処理です。



今回登場したのは、「ケルヒャー」です。

よく、テレビショッピングなどで出てくる高圧洗浄機です。

竹を付ける水槽は、長い間使っている内に、自然と汚れが付いてしまい、ヌルヌルしてきます。

表面には、苔なども生えてきますので、見た目にも、触った感じも気持ちが悪くなってきています、

そこで、高圧洗浄機で掃除していくと、みるみる内に綺麗になっていきます。



およそ30分ほどで、こんなに綺麗になりました。

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アンテナ工事?2

2015年05月30日 06時05分06秒 | 工房

この写真は、私のお気に入りの一つです。



まるで、影絵のようでしょ!

高い木に登って、チェンソーをまるで、ジャグラーのように使いまわす吉田くんです。

お陰様で、アンテナの先にあった木は、見る見るうちに枝打ちされました。

ビフォー&アフターです。



吉田くんの素晴らしい所は、こういった体を動かす仕事には、躊躇なく気持ちよく動いてくれます。

また、身が軽いので、こういった高所での作業も楽々とこなしてくれます。

ホントに有り難い存在です。

お陰様で、BS放送はバッチリ映るように為りました。


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アンテナ工事?1

2015年05月29日 05時48分35秒 | 工房

最近、気になることがありました。

BS放送が、映りにくくなっていたのです。

もともと、森のなかの一軒家ですから、それほど電波状況が良い所では無いのですが、BSだけは、綺麗に映っていました。

ところが、4月頃から、急に映りが悪くなりだしたのです。

しかし、時たま画像が乱れる程度だったので、我慢していましたが、5月に為ると、ますます映らなくなって来ました!

「大風で、アンテナの向きが変わったのだろうか?」

一度、屋根に登ってアンテナを見てみようと、思っていたのです。

そこで先日、アンテナを見てみると・・・・・・

何と、何と、気がついたことがあります。

アンテナの先に、木が生い茂って居るのです。



そうなんです。以前、アンテナを付けた時には、何にも無かったのですが、この数年間の内に、木が大きくなり、電波を遮っていたのです。

冬は葉っぱが落ちているので、それほど電波障害が無かったのですが、春になり、葉っぱが生い茂って来たら、BS放送が映らなくなって来たのでした。

そこで、木の伐採をすることに・・・・・・

幸い、工房オンセには、こういった仕事に打って付けの人材が居ります。

軽業師の様な身軽な吉田くんです。



梯子を掛け、するするするっと木に登って行き、チェンソーで枝打ちをしてくれました。

つづく、

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工房オンセのOB会?

2015年05月22日 03時54分55秒 | 工房

春の陽気に誘われて・・・・

珍しい人が続けてやって来た。



この人、工房オンセの職人さん、一昨年まで工房オンセの職人頭であった井川さん。

73歳まで、頑張ってくれましたが、高齢を理由に引退され、現在は悠々自適な暮らしをなさっている。

今回は、お父様の法事に、自分で作った作品を配りたいと、「竹を分けて欲しい」と、来られたのです。

そして翌日、風に乗って、工房オンセの古株、梶谷さんがバイクに乗ってやって来た。



この人は、12年ほど、工房オンセの総務部長的な存在で、頑張ってくれました。

何か、モノが欲しい時には、梶谷さんに頼んでおくと、何処からとも無く調達してきてくれました。

現在は、工房を独立後、伝統工芸士にもなり、頑張って居られます。

今回は、井川さんと同じく、「竹を分けてくれ~」と、やって来ました。

こうやって、OBの人たちが、顔を出してくれると云うことは、ありがたいことですね!(*^^*)

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今右衛門窯ご一行

2015年05月20日 05時28分32秒 | 工房

息子の結婚式を終えて、日曜日に帰宅しました。

翌日は、休むまもなく
有田から、「今右衛門窯」ご一行、30名が工房見学に来てくれました。

今右衛門窯と云えば、

今右衛門の色絵磁器は、江戸期より350年の「色鍋島」の伝統と
高い品格を今に伝える「現代の色鍋島」です。
赤絵の調合・技術については一子相伝の秘法として十四代まで伝えられ、
その卓越した技術は、国の重要無形文化財保持団体の認定を受けています。


そこの皆さんの、研修旅行で、工房オンセに見学にやって来ました。

大型観光バスが、ぎりぎり入ることが出来る狭い道を、プロの運転手さんは、さすがです!

ちゃんと入って来ました。



今回は、見学だけでなく、体験学習もしたいと云うことで、
15名づつに分けて、2回の竹細工教室を行いました。



皆さん、陶芸と竹は勝手が違っても、同じ物作りの職人通しです。
素晴らしい出来栄えの花かごを作りました。(笑)

大幅に予定時間を過ぎてしまいましたが、
異業種の職人仕事を見て頂き、また、体験していただきました。

最後に、全員で記念撮影!  パチリ!

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新メンバー紹介

2015年04月09日 08時45分07秒 | 工房

今年、竹工芸の学校を卒業し、新しく竹工房オンセに入門した近藤さん。



梅田阪急での催事に、販売員として付いて来てもらっています。
販売の現場に立つことが、物作りをする上で、大変大きな意味を持っています。

物を付くだけでなく、実際に動いていく所に、

何故、この作品は売れるのだろう?

何故、これは売れないのだろう?

ただ単に、数字の上で、売れた、売れないを見るのでなく、販売現場には、いろいろな要素があり
どう販売するのか?ヒントがたくさんあるのです。
そんな事を、知りながら物作りをするのと、知らないで作るのでは、これからの彼女の成功に大きく関わってきます。

この1周間で、いろいろなことを感じ取って帰って貰いたいと思います。


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火入れ式

2015年03月25日 02時27分47秒 | 工房

先日作り替えた染色窯

第一回目の染色です。
工房オンセでは、曜日を決めて染色をしています。

以前は、それぞれの職人が、自分の作業に合わせて、フリーで各々のペースでお湯を沸かし染色していたのですが、
大変、無駄があるということで、「毎週、月曜日と木曜日は染色をしても良い日」と、ルールを決めています。

そして今回、新しく窯をやり変えてからの火入れです。

ちゃんと神主さんを呼んで、祝詞をあげ、お神酒と塩をまこうと思っていたのですが・・・・・

気がついたら、もう三ちゃんが火を付けて居た後でした・・・・・・(^_^;)



今回は、窯の底面より、火を炊く部分を広くしたのです。

この窯は比較的面積があるタイプなのですが、もっと、幅の狭い窯もあります。
その時、火を付く所も狭かったので、どうしても薪を燃やすのが、効率が悪かったのですが、
今回の改良で、充分な空気が入り、今まで以上に効率よく、お湯を沸かす事が出来ました



一番左が、一番良く使う広めの窯です。

真ん中の2窯が今回火入れした窯です。

左の2窯が、一番狭いタイプの窯です。

綺麗に整備されたので、染色もし易く為りました。


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ちょっと華やかな工房

2015年03月23日 07時41分00秒 | 工房


工房オンセでは、毎月一回の大掃除とミーティングをしています。

私のところでは、出勤時間は決まっていませんので、絶えず、全員が揃って作業しているわけではありません。

月一回のミーティングの時が全員揃う時に為ります。

そんな時に、工房の掃除をしたり、この1ヶ月間の報告会をしているのです。

今回は、全員で染色窯の作りなおしをしたり、工房の回りの大掃除です。





今回は、新しいメンバーが増えました。

今年、竹の学校を卒業した近藤さんが入門しました。

それと、初めての試みですが、竹の学校の1年生が春休みを利用して、体験入門しています。

今までは、竹の学校は1年制だったので、春休みというものはありませんでした。

一昨年から2年制に変わり、春休みが半月ほど出来たのです。

その、半月の間に、現場の仕事に接してみたいと云うことで、勉強に遣ってきたのです。

3人も女性の職人が増えたので、工房の中が、明るく為りました。



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クレジット決済 スクウェア  その2

2015年03月04日 07時03分54秒 | 工房

昨日からの続き

Squareから端末機が届いた。

実に小さなもので、これをiPhoneやiPadのイヤホンの差し込みに挿して使うのだ。

まず、iPadにスクウェアのアプリをダウンロードする。

アプリを立ち上げると、商品金額を打ち込み、決済方法をクレジットを選ぶ、

そして、端末をiPadに差し込むと、スワイプしてくださいと出る。

そして、こんな感じでクレジットカードを、たんまつに通す



しゅっと通すと、次のサインの画面に変わります。

そこで、画面に指先でサインをする。



これで、決済されるのです。

手数料も、3.25%と安く、月々の経費も初期費用も一切ありません。

売上は翌日には、自分の口座に振り込まれて来ます!

こんな小さな物だったら、出店で出た時でも、その場でクレジット決済できると、

私のところのように、年に何回使うことがあるのだろうか?という様なお店でも、固定経費が掛からないので、大変助かります。

なんて、便利な時代に為ったものだ。

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クレジット決済 スクウェア  その1

2015年03月03日 06時46分47秒 | 工房

私の工房は、作業場であって、展示室があるようなお店ではない。

看板も一切出していないし、まず、フリーのお客様が来るような場所では無いからだ。

下手に看板などを出して、ふらふら~と冷やかしのお客様が来ると、作業の手を止めなければ為らない。

こんな過疎地の山の中なら、何時来るか判らないお客様の為に、展示スペースを作ったり、接客の人員を置くことのほうが無駄である。

しかし、それでも「テレビを見たとか、雑誌を見た」と、お客様がやってくることがある。

ほとんどのお客様は、現金で買われて行くのですが・・・・・

中には、「クレジットが使えますか?」と仰っしゃる方も居ます。



しかし、クレジット決済をするには、クレジットの端末機がいるし、加盟店の審査をしてもらったり、手数料が高かったりと、考えることがいろいろあります。


そんな時、耳寄りな情報が・・・・

「Square」というクレジット決済があるという。

実に簡単で、インターネットから端末請求すると、2日~3日に小さな小さな端末が届いた。



中を開けてみるとこんな感じだ



つづく

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一年で一番大切な日です。

2014年12月20日 07時06分59秒 | 工房
工房オンセにとって、年末のこの時期に、一年で一番大切な日がやって来ます。

工房の大掃除です。

工房オンセでは、毎月1回、全員で工房の掃除をしていますが、年末には、年1回の大掃除をするのです。


棚の中の備品や道具、全てのものを引っ張りだし雑巾がけです。
棚の中に収まって居るものも、引っ張りだしてみると物凄い量の品物が入っているのですな。



一部屋、一部屋を区切っては引っ張り出し、雑巾がけ
ガラスもピカピカに為りました。



竹在庫もこんなに綺麗に為りました。

大掃除後、お寿司と唐揚げと豚汁でささやかな打ち上げです。
お酒は出ませんが、飲みながら食べながら、全員がこの一年間を振り返っての感想と、来年に向けての所感の発表です。

皆さんのお陰で、この一年を無事過ごすことが出来ました。
また、来年も宜しくお願いします。

ありがとうございました。
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産業革命がやって来た

2014年12月19日 07時00分13秒 | 工房
工房オンセに産業革命の波が押し寄せて来ました・・・・。
18世紀後半にイギリスで起こった産業革命、
長~い、長~い時間を経て、ようやく、工房オンセにやって来ました!

先日、渡辺先生の所からお嫁に来たこのマシーン。
もう、50年以上の年代モノですが、現役で使えそうです。

機械は使い方しだいで、人間の何倍もの生産をしてくれます。
しかし、機械は自分で判断して、微調整すると云うことが出来ないので、機械に掛ける前の段階が、非常に大切になってきます。

この高性能?な機械は、「薄剥ぎ機」と云うのですが、竹の厚みを、とっても薄く剥いでくれます。
例えば、暑さを0.4ミリに調整して、竹を入れると、本当に0.4ミリくらいに為って出てきます。
しかし、入れる材料の厚みが揃って居ないと、旨く剥いでくれません。
厚い材料を入れると、途中で削げてしまったり、節の高い材料を入れると、節のところで折れたりしてしまいます。

人間の様に、その場その場で判断して、微調整が出来ないのです。

しかし、旨く使いこなしたら、相当な作業をしてくれそうです。
しばらくは、この機械とにらめっこですね!
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ついに、本格的な冬が・・・・。

2014年12月17日 07時57分26秒 | 工房
いよいよ、遣ってきました。
朝、カーテンを開けると10センチほどの雪が積もっています。


真っ白です。まだまだ、積もりそうです。

工房の職人さんたちや、事務員さんたちも来ることが出来ず、今日は一人で作業になりそうです。p(´⌒`。q)グスン

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屋根工事

2014年11月01日 07時13分15秒 | 工房
オフシーズンの間に、工房のメンテナンスをしなければ為りません。
工房の南側にビニールトタンで作った屋根を作ってあったのですが、長年の風雨に晒され、基礎の部分の柱が腐って居ました。
以前から、気付いていたのですが、大きな事故が起こる前に、修繕しなければなりません。



軒の先の方が、朽ちてしまっています。
悪い部分の柱を取り除き、新しい柱を立てます。

今回は、ついでにもう少し、下を足して、軒下にあった水槽の上まで、新しい屋根を作る事にしました。
今まで、雪が降ったりすると、屋根の雪が滑って落ちて、丁度、水槽の上に落ちるのです。今年の冬の様に、大雪が降った時は、水槽の上に、雪山が出来てしまいました。
屋根を伸ばして、水槽の先まで付けました。これで、雪の日のみならず、雨の日も、水槽まで竹やヒゴを取りに行くにも便利に為りました。




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