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~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

端午の節句菓子「出世鯉」

2014年04月29日 | 美味しいモノ
端午の節句のお菓子と言えば柏餅やチマキでしょうが・・・
私が子供の頃、熊本での初節句の内祝いのお菓子は「出世鯉」
リアルな鯉の形をした練りきりで作られた和菓子
以前、ケンミンSHOWで長崎の「鯉生菓子」が放送されましたが
鯉の和菓子を初節句の内祝いにするのは熊本と長崎だけだそうですネ~

出世鯉の大きさは25~30cmほどあったでしょうか・・・
表面は艶々した赤とグレー色で中にはこしあんで甘~く美味しい
子供の私にとっては夢のようなお菓子でした
大切に大切に何日もかかって少しづつ切って食べていたこと
大人になったら一匹丸ごと食べてみたいと思っていたことなど・・
懐かしい思い出ですネ~
そう言えば・・・最後に食べたのはいつだったか思い出せないくらい
今ではなかなか口にするどころか目にすることもないお菓子

それが・・・今日見つけたんですヨ~
松橋町の物産館で憧れのお菓子との出逢いに思わず即買い
「出世鯉」と呼ぶには少々小さすぎる鯉(12~3cmほど)

形は昔のとは違いますが・・・この艶々した色良いですネ~


実は20cmほどの少し大きな鯉もあったのですが
980円の値段とオジサンの猛反対にあい
泣く泣く柏餅とセットのサイズに・・・

そして、本当はひとりじめにして食べたかったのですが
私の両親とオジサンと仲良く分け合いいただきました
もちろん私は黒豆の目がついた頭でしたヨ~
練りきりとこしあんの上品な甘さにうっとり~(笑)

し・か・し・・・
食べ終わると念願の和菓子に満足したどころか・・・
益々大きな本物の「出世鯉」を食べたい欲望が
「あぁ~大きな出世鯉が食べた~い

そう言えば・・・昔は結婚式の引き出物や料理には
御めでたい鶴や亀や鯛の形の色鮮やかな練りきりの和菓子や
蒲鉾があったような・・・蒲鉾も大好きな私です(笑)
今では持ち帰りの料理などありませんが・・・
子供の頃は父が出席した結婚式のお土産の料理やお菓子が楽しみでしたネ~
何だか良い時代だったなぁ~と懐かしく思い出されるのは
やはり歳をとったせいなのでしょうか・・・

何十年振りに出逢った「出世鯉」を食べた「昭和の日」に
懐かしき昭和の時代の色々を思い出した私でした

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