ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

謙虚と感謝

2020-07-09 20:18:50 | つぶやき
「本を書いたから、ぜひ、読んで!」

と、介護施設と保育所を経営するお客さんが本を持参でやって来た。なんでも名刺代わりにするために自費出版したらしい。この方、私と同い年ながら100人以上の従業員を抱える女社長さんだ。起業したのは今から8年前。彼女は若いころから介護施設で働いており、いつか自分でやろうと思っていたそうで、幸い、嫁いだ先が土地持ちで子供達も社会人として独立したことから、土地を担保に大借金をして介護施設を始めた。

施設は高級旅館のような外観と内装で、とても介護施設とは思えない。それがまた評判を呼び、待機者が多数出るほどの人気になり、2年後には2つ目の施設を、4年目には託児所を、そして現在は3つの介護施設を運営し、すでに4つ目も着手している。

まさにやり手の社長さんだ。

この方に始めて出会ったのは、12年前。当時は家計のやりくりに追われる普通の専業主婦だった。うちでの買い物も価格と相談しながらという普通の主婦のそれだった。それが今や価格すら見ない。ライオンズだかロータリーだかのお金持ちクラブにも入り、人脈作りにも余念がない。外車と自宅とは別にマンションも2つか3つ、完全にセレブになっている。こんな風に目の前で普通の人が起業して大成功するまでをつぶさに見たのは初めてだった。ただし身につけるものや所有するものは変わったが、彼女の人となりは、少なくとも私の前では以前のままだ。

「謙虚と感謝」

そう口にする彼女は、成功の秘訣をこう言い表した。

彼女と出会って12年、まったく成長しない私は、謙虚と感謝が欠けていたからだろうか?

ちょっと反省…。

明日から、頑張ろうと思う。
コメント

七夕

2020-07-07 20:26:47 | つぶやき
朝から大阪へ出張してきた。

名古屋を朝の7時発の列車だったが、結構な人が乗っていた。大阪は東京と違って感染者数もそれほどではないので、平時と変わらないような人の流れだった。名古屋ー大阪間で使える金券ショップで購入する近鉄優待切符の値下がりが、ついに1000円を切って900円に。もう2度とないだろうこの価格。今月もう一度行くかもしれないので2枚を追加購入してしまった。

今日は七夕。この大雨の中、天の川など望むべくもないが、コロナ禍も伴って多くの方が七夕のことを忘れてしまっているのような気がする。今年はイベントやお祭りがなくなり、季節感が薄くなっている。そこでもって人が集まるわけでもない暦の上での七夕など、あっさり吹き飛んだ感じがする。今年は夏の風物詩でもある花火大会や地域の夏祭りもなくなった。お盆休みが、かろうじて夏を思わせてくれる程度で、あっさり秋を迎えそうな気がする。

7月も一週間が過ぎたが、相変わらず出入国緩和の進展がないまま。基本的にビジネス渡航以外については、どこの国とも話が出てこない。イギリスなどは入国時に2週間の自粛は設けないと発表されたが、日本の帰国時にどうなるのかなどが、知る限りではわからない。

8月には…と思いたいがどうなるのかな?

気長に待ちたい…。

コメント

鬼滅21巻

2020-07-04 20:14:09 | つぶやき
娘が「鬼滅の刃」21巻を購入してきた。

21巻だけでも初版300万部、累計で8000万部も売れているというから凄い。ジャンプの連載はすでに終わっているのに、未だにこの売れ行き。前回、20巻の時の絵葉書付きの特梱版は980円だったが、今回シール付き特梱版が1320円だったらしい。で、次回22巻の缶バッジ付きが2400円、さらに最終回の23巻はフィギア付きで5000円以上で販売予定というから、この特典付き商法にやられている鬼滅ファンはどれほどいるんだろう?と。

うちも5月のコロナの自粛中に、娘とある賭けをして、まんまと私が負けてしまい、その賭けの代償に「鬼滅の刃」のキャラクターが持つ刀のレプリカ「日輪刀」を購入する羽目になった。さらに1本では戦えないので、私の分もということで2本、ネットで購入してしまった。私のは炭治郎、娘のは胡蝶しのぶのだ。これが木製で重量感もありベルトも付いている。本当に良くできていて完成度が高かった。

今も時々、2人で戦って遊んでいる。

帰宅すると、すぐに21巻スタート。やはり面白く、すぐに続きが読みたくなる。あと2巻で終わりなのが残念で仕方がない。

10月には映画も控えている。

50を過ぎて、こんなアニメにハマるとは思わなかった。

今しばらく続きそうだ。
コメント

無力

2020-07-02 21:43:14 | 時事(海外)
香港に悪法成立。

それにしても中国は凄い国だ。香港のみならず、アメリカやイギリスでも非難轟轟だというのに、法案可決が全会一致だったという。全人代にも一人くらい血の通った人がいてもよさそうなのに、一人も出なかったということは、それほど指導部が恐ろしいということの表れでもある。

香港国家安全維持法。

この悪法、酷いのは国家分裂や国家転覆などに関しては外国人も処罰の対象になるということ。しかも香港と中国など以外のキーワード、ウィグルにチベット、そして台湾についても自由な発言や議論はできないという縛りも作ってしまった。さらに香港の法律と矛盾がある場合は、この悪法が優先適応されるというのも明記されているらしい。ということは、もうほとんど大陸と変わらないと言っていいほど。

7月からの香港は、もう完全に中国に同化したということだと思う。

主な民主化団体の方々は早々離脱を表明したりしたが、おそらく完全にマークされており、些細なことでも難癖、その後、拘束となりえるので、今後は外国メディアとも接触できなくなるのではないだろうか?現実的には3つの選択しかない。地下に潜るか香港を出るか、そして体制に従順するかの3つだ。ただ地下に潜っての活動は、香港はとても狭いので現実的ではないかもしれない。あの女神さんの「生きていれば…」とのコメントは、敗北を意味するのかどうか、まだわからないが、ちょっと悲しいコメントに聞こえた。

それでも、もう中国は、誰も止められないと思う。

アメリカやイギリスがどんなに頑張って制裁しても、中国は屈しないだろう。それこそ全世界が反中包囲網を敷いて制裁したとしても、最後には国連を脱退してでも、わが道を突き進むような気がしている。

願わくば、近平さん引退後は、穏健派の人が後を継ぎ、若干でも世界の国々と歩調を合わせてやってくれるのを期待するしかない。

なんだか中国共産党の前に、世界中が無力なんだということが、どんどん証明されていくようでとても腹立たしい。

とりあえず昨日、今日、香港で逮捕された人らの無事を祈りたい。




コメント

見通し

2020-07-01 16:32:02 | つぶやき
今日から7月。今日は年に一度のがん検診の日だった。

肺と胃、大腸と前立腺、そして心電図をやってもらって半日が終わる。コロナ渦でもう少し患者さんも少ないかと思われた病院にも随分、人が戻っていた。

ようやく今月中にも台・中・韓と出入国緩和の交渉が始まるとの記事が出てきた。本来なら経済的に結びつきの強い東アジアの国から緩和していくというのが自然な流れだと思うのだが、いろんな事情があって二の次となっていたので、ここへきて始まるのは、とてもありがたい。まずはビジネス関係者というところから始まるのは、先月のベトナムなどと同じだろう。

なにもそこへ入れてくれとは言わないが、貿易交流関連者という枠もあるようなので、せめてそういう事情の人にも早めに扉を開いてほしいと思う。お客さんの戻りが7割程度になってきているのに、商材がないのはやっぱりしんどい。国内仕入れでだましだましやっているけれど、あと2か月なのか3か月なのか、その見通しも立たないのはちょっと心もとない。

可能であれば、8月にはなんとか中国へ行きたい。いやタイでもいいから、せめてどちらかには行かせてほしい。周囲にも仕事で出国を待ち望む人が何人かいる。大企業だけでなく、こういう小規模事業者もいち納税者なので、ぜひ目を向けていただきたい。

ただこのところの東京の感染者の数が、ちょっと気になっている。
この数字如何では、相手国への心象が随分、変わってくるはず。

ここはなんとか抑える方向でいってほしい。
コメント