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ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ドロー

2008-04-06 15:25:05 | 時事(海外)
このところ、ややオーバーワーク気味である。

「よく手入れの行き届いた農耕地の光景は、洋の東西を問わず、
見る人の心に安堵と懐かしさを与えてくれる。」
と言ったのは、確か沢木耕太郎だったか?

どこか田舎の、例えば棚田の上のほうで、眺めを見ながら
ボーっとしたいこの頃である。

以下は、そんな棚田の広がるバリ島での笑える話である。

業務を終えて自宅に帰る途中だったタクシー運転手のハッタさん。
自宅周辺で大きな荷物を抱えている男性を発見した。
「仕方ない、乗っけてやるか。しかし荷物が多いな。」

乗り込んできた男性は、巨大な風呂敷包みのほか、鶏やアヒルまで
抱えている。「引っ越しでもしたのだろうか?」
不思議に思いながら男性を家まで送り届け、自宅に戻ったハッタさん。

だがここでびっくり。自宅が荒らされ、あらゆるモノが無くなって
いるではないか…、庭で飼っていた鶏やアヒルも見当たらない。

「泥棒……って、あいつか!」

先ほど乗せた男性、実はハッタさん宅に侵入した泥棒だったのである。
しかし、自宅を知っているハッタさんは即警察に通報、男性はすぐに逮捕された
偶然とはいえ、自宅に入った泥棒の逃走を手助けする形となったハッタさん。
果たして不運だったのか、犯人の逃走先が分かって幸運だったのか…。

と言う話である。

どうでもよいことだが、まあ、この際、ドローということでいいのでは…。

そんなこんなで…、失礼いたしました。



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25円

2008-04-04 18:29:49 | つぶやき
本日、無事に「婦人衣料、雑貨店 アスパラ」名古屋店
がオープン致しました。おかげさまで、開店から行列ができ、
年始のデパート、福袋売り場を想像させるほどの混雑に
見舞われることはやはりなく、ひっそりとオープンに至りました。

それでもさすがは名古屋、金山駅。ちらほらとお客様に
来ていただき、財布のひもを緩めていただきまして、
ありがとうござました。当店初のお客様には、粗品ひとつ
無いにも関わらず、大きなお買い物、本当に感謝です。

というのは、あくまでも報告内容であって、当の私は本日、
開店にも立ち会えず、遠く離れた場所から、陰ながらの
応援と相成りました。とりあえず昨日まで、連日連夜、
遅くまで準備した甲斐があったなー。
まあ、これからどうなるのかは、わかりませんが…。
がんばらねば…。

ということで、今日はアフリカ南部の国、経済破綻国家
南部アフリカのジンバブエの話題をひとつ…。

1千万ジンバブエドル、約25円。これが現在、この国の最高額紙幣である。
2ヶ月前はその価値、約300円だったそうで、たった2ヶ月で12分の1に
減少した。すでに経済は完全に破綻しており、国民の苦労はいかほどだろう。

インフレ率100%以上。物価が1年で1000倍以上高騰する国。
これに比べたら日本の食料品の相次ぐ値上げなど、かわいいものである。

そして国連が発表する、現在のジンバブエの平均寿命、
男性37歳、女性34歳。
白髪になる前に寿命が来てしまう年齢である。

大統領は独立以来28年間、ずっとムガベ大統領である。現在84歳。
一つの国をこんなふうにしておきながら、まだ権力にしがみつこうとする
独裁者である。今回の選挙も、秘密警察などを総動員して何とか当選を
果たそうとしているようだ。しかし、少数だが白人の土地を強制的に徴収した
政策により、一部の熱狂的支持者を持っているようでもある。

そんな国で先日行われた大統領選挙は、未だ結果発表が出ていない。

そして、この国が招聘した今回の選挙監視団の国々である。
ロシア、スーダン、イラン、ベネズエラ、エチオピア、アンゴラ
インド、マレーシア、インドネシア、中国、イラン、ジャマイカ、
ニカラグア、ブラジル、その他、南部アフリカの国々。

全てとは言わないが、人権のない国のオンパレードとなっている。このような
国々からの選挙監視団である。投票結果の操作が大変やりやすいだろう…。

また、ムガベ大統領は昨年、選挙監視団についてこう言っていたそうだ。
「我々の友達が選挙を監視してくれるだろう…」

ちなみに、選挙監視団を拒否された国は、EUの全ての国々と、
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、そして
なぜか日本も入っている。日本は欧米諸国以外で唯一、嫌われている。

今後、ジンバブエはどうなるのだろう。

世界3大滝のひとつ、ビクトリアフォールズやジンバブエ大遺跡があり
多くの観光客が訪れるこの国が、以前のようにアフリカの優等生に
戻れる日が来るのか?

とにかく、この人災の根源である彼をなんとかしなければなるまい。

この国もまた、ゴルゴ13を必要としている国のひとつなのかもしれない。


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亀のはなし

2008-04-03 15:59:58 | 時事(海外)
亀の話である。

中国、吉林省に住む、とある男性が4年前に購入したペットの亀。
一緒に戯れていたある日、一服していたこの男性が、遊び半分で
「おまえも吸うか」と亀の口にタバコを加えさせたのが始まりで、
この日から亀は、ヘビースモーカーになっていったそうである。

今では、この男性が一服していると「おい、おれにも一本くれよ」と、
口をぱくぱくしながらタバコを要求するまでになったという。
取材に訪れた記者が、半信半疑に1本つけてやると、確かにくわえ
タバコでご満悦。煙をプカプカはき出したそうである。

普段は、この男性がタバコを吸っている時はじっと口元を見つめ
「一本よこせ」訴えるそうで、もらえない時は、わさわさと水槽を
動き回り全身でアピールする。やっともらえた時は一心不乱に煙を
ふかし、およそ4分間で至福の時は終わるそうだ。

きっと、亀も1日中狭い水槽の中では、ストレスが溜まるのだろう。

それにしても一体、どんな銘柄を吸っているのだろう?
中国では、吸っているタバコの銘柄で、その人の生活レベルが
わかるといわれている。しかし、まさかメンソールではあるまい。

中国では、友好の印として特に男性同士では、しばしばタバコの交換を
行う習慣がある。以前、中国を旅していた時、メンソール派の私は、
このタバコの交換のたびに、相手の表情が曇るのが憂鬱でしかたなかった。
それほど、中国ではメンソールの人気はなかったのである。

話がずれたが、亀は本来、長寿の生き物である。タバコの影響で、
健康を害し、短命に終わる事のないように、くれぐれも吸いすぎには
注意していただきたい。(この場合は、飼い主の責任だが…)



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