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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第122回 『三鷹跨線人道橋』

2021年12月05日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第122回は、『三鷹跨線(みたか こせん)人道橋』を、お送りします。

 

 


「跨線人道橋」とは、歩行者が線路を越えるために設けられた橋のことです。


昭和四年(1929)に建設された、東京三鷹市にある、『三鷹跨線人道橋』(以下:跨線橋)が、解体・撤去されることになったことを知り、その姿を見に行ってきました。


訪れたのは、「武蔵野陸上競技場」に、サッカー JFL 東京武蔵野ユナイテッドFC 対 高知ユナイテッドSC を、観戦した帰り。出発は、「JR三鷹駅北口」。

 

 


跨線橋は、三鷹駅の約400メートル西にあるので、中央線脇の道路を進みます。

 


歩き始めて7分ほどで、跨線橋が見えてきました。

 


西日が強く逆光になるので、跨線橋の後ろに回り込み、パチリ。92年前の建設当時は鉄鋼が不足していたため、明治、大正期の古レールが再利用されたそうです。

 


橋を保有、管理するJR東日本は、コロナ禍で経営が悪化し、維持管理費の捻出が難しい状況になっていて、塗装工事は橋の北側の一部で終わったままになっています(写真参照)。

 


幅約3メートル、高さ約5メートルの跨線橋は、北端から93メートルの長さが続いています。

 


橋の上では、未来の “鉄ちゃん” が、列車が通過する度に歓声を上げています。

 

 


写真左が、JR中央線。右が東京メトロ東西線。

 


橋の南端近くの謎の建設物(赤矢印)。何に使われるのでしょうか。

 


西側には、車両センターの留置線に、東西線などの各種車両が待機しています。

 


橋の南端に到着。

 


南階段を降り、見上げると、かなり老朽化した様子が窺えます。耐震強度が不足しているため、大規模な改修工事の費用は数十億円に膨らむ可能性もあり、解体・撤去も止むを得ないでしょう。

 


跨線橋は、作家・太宰治(1909~48年)ゆかりのスポットとしても知られていて、橋の南脇には、三鷹市が設置した案内板がありました。しかし、この案内板も市の予算不足からか、表面の劣化が進んでいる状態です。

 


帰りは、線路の南側を三鷹駅を目指して歩くと、橋から約250メートル東に「堀合地下道」が、ありました。JR東は、この地下道が跨線橋の代替になるので、橋を撤去しても影響は軽微だと主張しています。

 


こうして、「JR三鷹駅南口」に戻ってきました。

 

 


橋を撤去するには、大工事になるため「時期はまだ決まっていない」(JR東八王子支社)とのことですが、解体工事直前には、さらに多くの “鉄ちゃん” で、賑わうことでしょう。

 

2023/12/25 追記:『三鷹跨線人道橋』の撤去工事が、ついに2023年12月中旬より着手されることになりました。工事に先立ち、同月15日~17日までの3日間で事前に応募した約3200人が渡り、94年にわたって街を見守ってきた橋に別れを告げました。

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~110回  省略

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

第119回 2021/7/10 『「常盤橋」修復完了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6adb9442428dd533628ca510160eab86

第120回 2021/8/7  『「徳川慶喜終焉の地」と「切支丹屋敷跡」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/270da90976126bb75dfb77f4c45532ee

第121回 2021/9/24 『御朱印巡り「真性寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/090b705825d656825f0aa4bcebab9f86

 

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街歩き 第121回 『御朱印巡り 「真性寺」』

2021年09月24日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第121回は、『御朱印巡り 「真性寺(しんしょうじ)」 』を、お送りします。

 

 

9月22日 (水) に、東京都豊島区巣鴨にあるにある「真性寺」の御朱印を拝受しました。


尚、拝受した御朱印の数は、これで九十一印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


真性寺の正式名は、「醫王山東光院(いおうざん とうこういん)眞性寺」。開基(寺の始まり)は不明分ですが、聖武天皇(在位:724年2月4日~749年7月2日)の勅願により、「行基(ぎょうき)菩薩」が開いたものと伝えられています。


最寄り駅のJR山手線、都営地下鉄三田線の「巣鴨駅」から、「白山通り」を西巣鴨方面に向かうと、左手に “おばあちゃんの原宿” として有名な「巣鴨地蔵通商店街」の入り口が見えてきます。

 

 

横断歩道を渡ると、正面が真性寺。

 


右手奥が、地蔵通商店街です。同通りの散策記は、こちらをご覧ください https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

 

 

真性寺は、正徳4年(1714)に造られた、「江戸六地蔵」の第四番目。また、東京都内にある「弘法大師」ゆかりの寺院で構成された「御府内八十八箇所(ごふない はちじゅうはちかしょ)」の第八十八番目です。

 

 

 


道を進むと、右側のドラックストアに沿って、2014年の「江戸六地蔵開眼三百年祭」の看板が掲げられています。

 

 


参道左手奥の石碑。

 

 

「地蔵菩薩坐像」

 


お地蔵様は、大きな傘を被られていて、お顔が良く見ないので、出来るだけ近くによってお顔を撮影させていただきました。

 

 

 

 

本堂。御本尊の薬師如来は、古来より秘仏として一切開扉されていないとのこと。

 


境内にあった供養塔。

 


御朱印を頂けるのは、本堂に隣接した「寺務所」です。

 


中に入ると、役僧の方が、面前で御朱印帳に浄書していただけました。コロナ禍で、書き置きの御朱印が多くなっている昨今、ありがたいことです。


右上には、「御府内八十八所 第三十三番」の朱印。中央は、お薬師さまをあらわす “ベイ” の梵字(古代サンスクリット語)の寶印(ほういん)。、左下には「醫王山東光院眞性寺」の寺院印が押印されています。

 


墨書きは、右上側に「奉拝」の文字。右下に「弘法大師」。中央には、「本尊 薬師如来」。左上が、参拝日。左下に「巣鴨 眞性寺」。


挟み紙(はさみがみ)には、「納経印(御朱印)」の説明と注意が書かれています。

 


隊長が集めた、他のユニークな御朱印挟み紙に関しては、ごちらをご覧下さい  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6a07e00969016384e2f3be9b8e913b14


納経料は、「お気持ちのままで」と言われたので、500円を納めました。


参拝を終え、地蔵尊脇の山門から白山通りに至る道に出ました。

 


道路に沿って、もう一箇所出入口がありました。

 

 


尚、真性寺の所在地は、東京都豊島区巣鴨3-21-21。電話番号は、03-3918-4068です。

 


==「街歩き」バックナンバー==
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第1回~110回  省略

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

第119回 2021/7/10 『「常盤橋」修復完了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6adb9442428dd533628ca510160eab86

第120回 2021/8/7  『「徳川慶喜終焉の地」と「切支丹屋敷跡」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/270da90976126bb75dfb77f4c45532ee

 

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街歩き 第120回 『「徳川慶喜終焉の地」と「切支丹屋敷跡」』

2021年08月07日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第120回は、『徳川慶喜(よしのぶ)終焉の地切支丹屋敷跡』を、お送りします。

 

 


文京区春日地区にある「徳川慶喜終焉の地」と、小日向地区の「切支丹屋敷跡」に、本郷の自宅から徒歩で行ってきました。


文京区には、第15代将軍・徳川慶喜が生誕した水戸藩の上屋敷(現・小石川後楽園) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/085e5dae722af6a8ec88c994c5c592ba があります。


また、最晩年を過ごし亡くなった屋敷の跡地もあります。「小石川後楽園」は、何度も訪れていますが、今回、初めて終焉の地を訪ねました。行こうと思い立ったきっかけは、現在放送中のNHK 大河ドラマ『青天を衝け』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/077baa8a2c35892c6a42aa3777e38c7c で、再び慶喜が脚光を浴びているからです。


本郷の自宅を出発し、「春日通り」を茗荷谷方面に進みます。「隊長のブログ」で、何度も取り上げていますが、「春日通り」の名は、第3代将軍・徳川家光の乳母「春日局」https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/88bfa33749343352001046ef36c04a53 に、由来します。


都バス「春日二丁目バス停」を過ぎ、左に曲がり、「今井坂(別名:新坂)」を下ります。近くには、オレンジピールチョコレートで有名な『LITZ(リスト)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ad71912342c41d924828f2269924e98f があります。


自宅を出発して、約20分。「東京メトロ丸ノ内線」の陸橋を超えると、

 


右手に、文京区教育委員会が設置した「徳川慶喜終焉の地」の説明板がありました。丁度、下の線路を、池袋駅に向かう丸ノ内線の新型車両「2000系」https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2873db1947275c7224e3adc6e29e6c7d が、通過して行きました。

 


説明板が設置されているのは、「国際仏教学大学院大」の北門脇です。

 

 

慶喜は、江戸城開城の後、水戸にて謹慎の後、駿府(すんぷ)に隠棲(いんせい)しました。明治30年(1897)東京に戻り、同34年(1901)、出生地の旧水戸屋敷に近いこの地に移り住みました。晩年をこの屋敷で過ごし、大正2年(1913)11月22日、急性肺炎のためこの地で亡くなりました。

 


新坂を下り切り、

 

 

「巻石通り」を、右に曲がると、「国際仏教学大学院大」の正門です。キャンパス内には、屋敷にあった大きなイチョウの木が当時のまま残っているそうですが、コロナ禍では、教職員・学生以外構内に入るのは難しいでしょうね。

 

 


今度は、「切支丹屋敷跡」を目指し「荒木坂」を上がります。「切支丹屋敷跡」を訪れたいと思ったのは、遠藤周作原作の映画『沈黙 -サイレンス-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e93199062e948a5cc81dc9576d40d5e を、観てからです。


「称名寺」の横を「小日向大地」に向かう「荒木坂」は、かなりの急坂です。坂を上り切った辺りで、「切支丹坂」と合流。丸ノ内線の南側に位置する小日向地区には、閑静な住宅街が広がっています。


少し分かりづらかったですが、住宅街の一角に「切支丹屋敷跡」の石碑を発見。「巻石通り」から、ここまで、7~8分でしたが、急坂だったので、かなり息が切れました。

 


右側の背の高い四角の石碑には、「都旧跡 切支丹屋敷跡」の文字が彫られています。

 


左側の低い石碑は、かなり古いのでしょう。文字が判別できません。

 


こちらには、東京都教育委員会の説明板があります。

 


キリシタン屋敷は正保3年(1646)に宗門改役井上筑後守政重下屋敷に建てられた転びバテレンの収容所です。江戸幕府はキリスト教を禁止し、多くのキリシタンを処刑していましたが、島原の乱をへて、転ばせたバテレンを収容し閉じ込める施設として新しく造ったものです。牢屋と長屋があり、この中では一応無事な生活が許されていました。幕府がバテレンの知識を吸収する場にも利用されました。

 

最後の潜入バテレンとなるシドッティ(シドッチ)もここに収容され新井白石の尋問を受けています。シドッティ後は収監者も無く、享保9年(1724)焼失し、以降再建されず、寛政4年(1792)に屋敷は廃止されました。


帰りは、その名も珍しい「蛙坂 (かえるざか)」を下り、「深光寺 (じんこうじ)」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/665edd886b1250f1b6d36a83f17992e5 横を通り、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」に出ました。切支丹屋敷跡からは、約10分。同駅から帰宅しました。

 

 


==「街歩き」バックナンバー==
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第1回~110回  省略

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

第119回 2021/7/10 『「常盤橋」修復完了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6adb9442428dd533628ca510160eab86

 

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街歩き 第119回 『「常磐橋」修復完了』

2021年07月10日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第119回は、『 常磐橋(ときわばし)」修復完了』を、お送りします。


日本橋川に架かる「常磐橋」は、明治10年(1877)に木造から架け替えられた洋式石橋で、庭園にある物を除いて都内最古の石橋です。2011年に発生した東日本大震災により橋の輪石が歪み、崩落の危険が生じたため、補修工事が行われていました。約9年もの長きにわたる修復作業が完了し、5月10日に通行開始されました。記事にするのが、大分遅れましたが、その常磐橋を、5月22日に見に行ってきました。


最寄り駅は、東京メトロ銀座線「三越前駅」です。B1出口から地上に上がり、

 


右に曲がると、漢字の表記が微妙に異なる「常盤橋」の姿が。「常磐橋」の下流に架かる常盤橋は、大正15年(1926)に完成したコンクリートアーチ橋です。こちらも、常磐橋同様に、歴史的建造物と言えるでしょう。

 


常盤橋公園内には、今年度のNHK大河ドラマ『青天を衝け』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/077baa8a2c35892c6a42aa3777e38c7c で、注目を集める渋沢栄一の銅像がありました。

 


渋沢は、常磐橋を含め、関東大震災で大きな被害を受けた都市の復興事業に尽力した功績により、銅像が建立されました。

 


公園内を進むと石垣が。

 

 


常磐橋は、江戸時代は江戸城への玄関口で、橋の先には、江戸城枡形門のひとつ国指定史跡「常磐橋門跡」が残っています。

 

 

門跡の南正面には、高さ390mを誇る超高層ビル「東京トーチタワー」の建設が進んでいました。


この親柱の原石は、茨城県から取り寄せたそうです。

 

 

 


復元された復元した高欄手すり柵。

 

 

下流には、先ほど通った「常盤橋」が。

 


上流に目を転じると、首都高速道路の橋桁が、異様に映ります。

 

 

 

「防災船着場」も出来ていました。

 


常磐橋を渡り終えました。

 


船着場入口から、アーチ状の美しい石造りの橋を見上げることが出来ました。

 

 


橋の向かいには明治29年(1896)に、コンドル博士 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29f9a7fbe10eeb84d639ca3f3ac96f80 の弟子・辰野金吾の設計により建設された、「日本銀行本店」が建っています。

 

 

 

==「街歩き」バックナンバー==
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第1回~110回  省略

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

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第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

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街歩き 第118回 『御朱印巡り 「上野大仏」』

2021年04月29日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第118回は、『御朱印巡り 上野大仏』を、お送りします。

 

 


4月15日(木) に、東京都台東区上野恩賜公園内にある「寛永寺 上野大仏」の御朱印を拝受しました。


寛永寺の正式名は、「東叡山(とうえいざん)寛永寺円頓院」。寛永二年(1625)に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、「慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正」によって建立されました。

 


現在、寛永寺の御朱印を頂けるのは、「根本中堂」、「開山堂(両大師)」、「清水観音堂」、「不忍池辯天堂」、「パゴダ(釈迦如来)」、「パゴダ(薬師如来)」、「浅間山観音堂」、の七印です。そのうち、「根本中堂」、「開山堂(両大師)」、「清水観音堂」、「不忍池辯天堂」の御朱印は拝受済みです。


当日は、公園内の「上野精養軒」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/977626cdf204648e0b2923af41cbfe83 でランチを食し、「上野東照宮ぼたん苑」で開催されている『第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c を鑑賞した後、「ぼたん園」脇の道を「上野大仏」(図の赤矢印)に向かいます。

 


「上野精養軒」の入口脇には、時の鐘「時鐘堂(じしょうどう)」があります。寛文九年(1669)に設けられたこの鐘は、江戸の市民に時刻を知らせていました。当時、江戸市中には九カ所の時鐘があり、上野の時鐘は「花の雲 鐘は上野か 浅草か」と松尾芭蕉に詠まれたほど、江戸市民に馴染み深いものでした。現在も正午と朝夕六時の計三回、毎日時を告げています。(現在の鐘は、天明七年 (1787) に改鋳されたもの。)

 


上野大仏の所在地は、時鐘堂と道を挟んだ反対側の、その名も「大仏山」という丘の上です。石製の階段の下からは、大仏様は見えませんが、パゴダ(仏塔)様式の祈願塔が見えます。

 


大仏山の麓にある「地蔵尊」。

 


石段を上がった右手に鎮座する大仏様のお顔。お顔の右奥には、時鐘堂(青矢印)が。寛永八年(1631)に初建された上野の大仏様は度々罹災(りさい)しましたが、その都度復興されています。しかし、大正12年(1923)の関東大震災によりお首が落ち、第二次大戦時には軍の供出令(きょうしゅつれい)により胴体を徴用されて、お顔のみが残されました。

 


胴体を失った顔面は「これ以上落ちない」という意味で「合格大仏」とも呼ばれ、受験生らの合格祈願所となっています。


像高約6メートルの釈迦如来坐像だった大仏殿の跡地にはパゴダ(仏塔)が建立され、本尊として旧薬師堂本尊の「薬師三尊像」が祀られています。

 

 


パゴダの裏。

 


パゴダの右手前には、札所があって、絵馬、御守り、などを買い求めることが出来ますが、御朱印を頂けるのは、大仏様から徒歩約3分の「清水観音堂」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667 です。

 


「清水観音堂」 本堂内側左の窓口で、「パゴダ(釈迦如来)」と、「パゴダ(薬師如来)」の御朱印を拝受しました。

 


御朱印帳へ直書きではなく、書き置きでの御対応でした。納経料は、一印 500円。

 

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十八印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

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