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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第117回 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』

2021年04月20日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第117回は、『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』を、お送りします。

 

 


4月15日(木)に、東京都台東区上野恩賜公園内にある「上野東照宮ぼたん苑」で開催されている『第42回 春のぼたん祭』に行ってきました。


「上野東照宮」(下の案内図の赤丸印)は、寛永(かんえい)四年(1627)創建の神社です。寛永四年は、「富岡八幡宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e813c54617dcc527ee1b3e8f87726e05 が、創建された年でもあります。

 


東照宮とは、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社で、日光や久能山の他、全国に数多くありましたが、現存するのは約130社といわれています。 これらの東照宮のうち本宮である「日光東照宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5fc0df54375a86c53d3acb0897be143e と、御遺体を祀る「久能山東照宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c63a86382bc778e559f31850b59c111 にも、参拝しています。


「上野東照宮ぼたん苑」は、当宮の敷地内に、1980年4月、日中友好を記念し開苑しました。同ぼたん苑では、毎年1月1日 ~ 2月中旬は「冬ぼたん」、4月中旬 ~ 5月中旬が「春のぼたん祭」、9月下旬 ~ 10月下旬は「ダリア綾なす秋の園」と、年三回催しが開かれていてその期間しか入苑出来ません。今年の『第42回 春のぼたん祭』の会期は、4月10日(土)~ 5月9日(日)迄です。


3月15日 (月) に、御朱印巡り https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634 で訪れた時には、閉苑中でした。会期内にゆっくりと行けばよいと考えていましたが、今年は様々な植物の開花が二週間くらい早いと聞き、焦ってこの日に訪れました。


当日は、公園内の「上野精養軒」でランチを楽しんでから、当宮の「水舎門(みずやもん)」を目指して歩きました。

 

 

この門は、もとは、社殿前の水舎として使用されていたものを、昭和39年(1964)に門として移築した珍しいものです。

 

 

 

 

当門を潜って直ぐ、左手に「ぼたん苑」の入口があります。入苑料は、大人(中学生以上)700円です。交通系ICカードも使える自動券売機で、入苑券を購入。コロナ禍で、非接触の取り組みをしているのでしょう。

 


回遊形式の日本庭園には、植栽された牡丹が110品種600株が栽培されています。牡丹の種類に詳しくないので、撮影した写真を説明なしで並べます。

 

 

 

 

 

 

 

 

鯉のぼりが風にそよいでいます。

 

 

この日は天気も良く、陽光が燦々と輝いています。あまり陽に当てると、早く枯れてしまうからなのか、あちこちで、牡丹の花に傘をさして、日除けをしていました。

 

 

回遊の最後には、石庭越しに「旧寛永寺五重塔」が見えます。(最初の案内図の青丸印)

 


こうして、春の牡丹を満喫した時間は終わりました。尚、『第42回 春のぼたん祭』の会期は、5月9日(日)迄です。今年の牡丹の見頃は、そろそろお終りだと思いますので、ご興味のある方はお急ぎ下さい。

 

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

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街歩き 第116回 『御朱印巡り 「上野東照宮」』(その2:最終回)

2021年04月04日 | まち歩き

街歩き 第116回 『御朱印巡り 「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634


 「上野東照宮 唐門(からもん)」を表から堪能した後、「社殿」の拝観入口へ。当宮の境内の拝観は、無料ですが、社殿を拝観するのには、拝観料 500円が必要です。

 


唐門左手の「お札授与所」で拝観料を払い、当宮の起源などが書かれたパンフレットを頂きました。

 

 


同時に、御朱印を拝受しました。御朱印帳への直書きではなく、書き置きでの御対応でした。初穂料:300円。


御朱印には、右端に「上野」、中央に「東照宮」、左に参拝日の墨書き。中央の社印の中の文字は、右側から「天海僧正(てんかいそうじょう)」、「東照神君(とうしょうしんくん)(徳川家康公のこと)」、「藤堂高虎(とうどうたかとら)」。左下には、「東照宮社務所」の印が押印されています。

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十六印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


社務所脇から中へ。ここにも石灯籠が数基あります。石灯籠は、境内に200基以上あり、ほとんどが現在の社殿の建築の年・慶安4年(1651)に、諸大名より奉納されたものです。

 


御神木の「大楠」。樹齢約600年で、東照宮創建以前からこの地を見守り続けている、上野の祖木です。

 


幹の太さは8m以上で、上野公園随一です。

 


社殿脇の境内奥に鎮座する「栄誉権現社」。

 


「御狸様」とも呼ばれ、江戸時代に大奥など安置される各所に災いをもたらしていました。しかし、大正年間に東照宮に寄贈されてから、災いがなくなったといわれています。

 


狸“他抜=他を抜く”という縁起から、強運開祖、受験・就職・必勝の神様として信仰されています。 毎年多くの受験生が、合格祈願のお参りをされています。

 


「透塀(すきべい)」の向こうに、権現造り(ごんげんづくり)の「社殿」の屋根が見えます。

 


透塀の間に設けられた入口を潜り、社殿に近づきます。

 

 

社殿は、1651年(慶安4年)に造営。国指定重要文化財です。参道側から「拝殿」、「幣殿(石の間)」、「本殿」の三つの部屋から構成されています。金粉がふんだんに使わっれていることから「金色殿」とも呼ばれており、外壁には豪華な彫刻が施されています。


「拝殿」と「幣殿」。

 

 


「本殿」。

 

 


透塀は、社殿、唐門、と同じく、1651年(慶安4年)造営。国指定重要文化財。菱格子(ひしごうし)の向こう側が透けて見えるので、この呼び名があります。 社殿の東西南北を囲んでおり、上段には野山の動物と植物、下段には海川の動物の彫刻が内外両面に200枚以上、 色鮮やかに生き生きと表現されています。

 


「鷹(たか)」

 

 

ハヤブサの仲間の「長元坊(ちょうげんぼう)」。

 


拝殿の正面に回ります。

 

 


唐門の裏。正式名称は「唐破風造り四脚門(からはふづくり よつあしもん」)。こちらも、国指定重要文化財です。

 


社殿の敷地の外へ。

 


参拝を終え、「表参道」を戻ります。


「ぼたん苑」は、上野東照宮の敷地内に、1980年4月に、日中友好を記念し開苑しました。現在は、春、秋、冬の年三回、公開されています。次回の公開予定は、4月10日(土)~5月9日(日)。

 


「大石鳥居」を潜り、境内の外へ。

 


「上野恩賜公園」内の桜が、丁度、開花をし始めた事でした。

 

 


「小松宮彰仁親王(こまつみやあきひとしんのう)銅像」前へ。小松宮彰仁親王は、江戸時代末期の弘化3年(1846)に、皇族伏見宮邦家親王の第八皇子として誕生。戊辰戦争で、奥羽討伐総督として官軍を指揮したほか、のちの西南戦争でも旅団を指揮して出征しています。

 


銅像は、勲章を佩用(はいよう)した軍装の乗馬姿で、明治45年(1912)に除幕されました。

 


像近くで咲く、「小松宮乙女(こまつみやおとめ)」の桜。

 


「上野公園さくら通り」を歩き、公園の入り口に出ました。

 


こうして、この日の “御朱印巡り” は、終了しました。

 


==「街歩き」バックナンバー==
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第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

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第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

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街歩き 第116回 『御朱印巡り 「上野東照宮」』(その1)

2021年03月31日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第116回は、『御朱印巡り 「上野東照宮』を、お送りします。

 


3月15日 (月) に、東京都台東区上野公園9丁目にある「上野東照宮」の御朱印を拝受しました。


「寛永寺 清水観音堂」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667 参拝を終え、「上野公園さくら通り」に出ました。

 


通りを、北の「大噴水」方向へ進むと、左手に「花園稲荷神社」の石鳥居と朱塗りの鳥居が見えてきます。ここは、同社だけでなく、隣接する「五條天神社」の参道に当たるようです。

 


石鳥居を潜り抜け、“ミニ千本鳥居” の中を進みます。

 


「花園稲荷神社」の社殿に到着。同社の御祭神は、宇迦之御魂神/倉稲魂命(うかのみたま)。

 


同社の社殿前をさらに下ると「五條天神社」の拝殿の前に。御祭神は、大己貴命(おおなむじのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。

 


参拝を終え、五條天神社西参道の鳥居を潜り、「動物園通り」に出ました。

 

 

通りを北に「上野東照宮」(赤丸印)目指して進みます。

 


「上野東照宮」は、寛永(かんえい)4年(1627)創建の東京都台東区上野公園に鎮座する神社です。寛永4年は、「富岡八幡宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e813c54617dcc527ee1b3e8f87726e05 が、創建された年でもあります。


東照宮とは、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社で、日光や久能山の他、全国に数多くありましたが、現存するのは約130社といわれています。 これらの東照宮のうち本宮である「日光東照宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5fc0df54375a86c53d3acb0897be143e と、御遺体を祀る「久能山東照宮」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2c63a86382bc778e559f31850b59c111 には、既に参拝しています。


徒歩3~4分で、「上野東照宮 不忍口鳥居」の前に到着。この鳥居は、明治6年(1873)江戸城内紅葉山東照宮より移築されました。石材は、御影石(みかげいし)です。

 


勾配が急な石段を上がります。

 

 


上りきった先が、両側に石灯籠が連なる「上野東照宮 池之端表道」です。石灯籠は、境内に200基以上あり、ほとんどが現在の社殿の建築の年・慶安4年(1651)に、諸大名より奉納されたものです。

 


参道の途中、右手には鰻割烹の「伊豆栄(いずえい) 梅川亭」があります。この日は、定休日の月曜でした。

 


同店前の桜 “紅枝垂(ベニシダレ)” が満開でした。

 


道をさらに進むと、「上野東照宮 表参道」と交わります。


柵の先には、「旧寛永寺五重塔」が見えます。(上の案内図の青丸印)

 


五重塔は、「上野動物園」の敷地内にありますが、現在動物園は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため休園中で、残念ながら近づくことが出来ません。


「表参道」を、「唐門(からもん)」目指して進みます。

 


参道の右手にある「神楽殿(かぐらでん)」は、明治7年(1874)に深川木場組合より奉納されました。屋根の勾配の美しさは都下随一といわれています。毎年お花見の時期には、御神楽の奉納が行われていますが、コロナ禍の今年はどうなったでしょうか。


神楽殿の左先にある「水舎」。当宮では、手水舎ではなく水舎と呼んでいます。

 


参道の反対側に、もう一基「水舎」があると思い、近寄ると「大鈴」でした。この大鈴は、明治7年(1874)に、当宮の狛犬を彫った石工・酒井八右衛門が寄進したものです。

 


その酒井八右衛門が手掛けた狛犬。左は、口を閉じている「阿形(あぎょう)」。

 


右側の「吽形(うんぎょう)」。

 

 

吽狛犬の後ろにも見える、国指定重要文化財の「銅灯篭」は、境内に全48基あります。諸大名から奉納されました。

 


慶安4年(1651)に造営された「唐門」と、ご対面。正式名称は「唐破風造り四脚門(からはふづくり よつあしもん」)。こちらも、国指定重要文化財です。

 


柱内外の四額面には、名工「左甚五郎(ひだりじんごろう)」作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。偉大な人ほど頭を垂れるということから、頭が下を向いている右側の方が“昇り龍”と呼ばれています。

 


唐門両側の「銅灯篭」六基は、内側より紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より二基ずつ寄進されたものです。

 

 

 

★ 続きは、『御朱印巡り 「上野東照宮」』 (その2)で ★

 

 

==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

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街歩き 第115回 『御朱印巡り 「清水観音堂」』

2021年03月24日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第115回は、『御朱印巡り 清水観音堂(きよみずかんのんどう)」』を、お送りします。

 

 


3月15日 (月) に、東京都台東区上野公園一丁目にある「寛永寺 清水観音堂」の御朱印を拝受しました。


寛永寺の正式名は、「東叡山(とうえいざん)寛永寺円頓院」。寛永二年(1625)に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、「慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正」によって建立されました。


現在、寛永寺の御朱印を頂けるのは、「根本中堂」、「開山堂(両大師)」、「清水観音堂」、「不忍池辯天堂」、「パゴダ(釈迦如来)」、「パゴダ(薬師如来)」、「浅間山観音堂」、の七印です。そのうち、「根本中堂」、「開山堂」、「不忍池辯天堂」の御朱印は拝受済みです。

 


「不忍池辯天堂」と「大黒天堂」の参拝を終え https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd  「清水観音堂」(図の赤丸印)に向かいます。

 


目の前の「動物園通り」の横断歩道を渡った先の石段の上の方に、観音堂の瓦屋根が見えています。清水観音堂は、京都東山の清水寺を模した舞台造りのお堂で、寛永八年(1631)天海大僧正により建立されました。

 


石段を登ると、

 

 

上野恩賜公園内の「さくら通り」と交差します。昔の参道を横切る形でこの通りを造成したのでしょうね。その証拠に、写真では見えにくいですが、手前は石畳になっています。ニュースでも報道されましたが、お花見期間中、新型コロナウイルス対策のため、コーンを設置して右側通行とし、人が滞留して「密」状態とならないようにしています。

 


通りから見上げると、観音堂の舞台と枝が曲がりくねって輪の形になっている松が見えます。

 


これが、有名な「月の松」です。

 

 

江戸時代の浮世絵師・歌川広重が最晩年に手がけた一大連作『名所江戸百景』の中の「上野清水堂不忍ノ池」、そして「上野山内月のまつ」の2枚にこの松が描かれたことにより、広く江戸の街中に知られることになりました。

 


「さくら通り」から観音堂に上がるのには、右手と左手にある二つの「清水坂」と呼ばれる石段を上がる必要があります。行きは右側の石段を登ります。


観音堂に到着。

 


手水舎。

 


前述したように、京都東山の清水寺を模して造られた舞台。この日は、参詣客が少なく、誰もいない状態の舞台を撮る事が出来ました。

 


『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 にも書きましたが、天海大僧正は、不忍池を琵琶湖に見立て、そこに浮かぶ島を琵琶湖の竹生島から弁才天を勧請して、不忍池辯天堂を建立しています。その、不忍池辯天堂(赤矢印)が、舞台から見て、「月の松」の円の中に収まるような仕掛けになっています。

 


御本尊の「千手観世音菩薩」は、平安時代の比叡山の高僧「恵心僧都(えしんそうず)」の作と伝えられていて、京都・清水寺より招来しました。

 


参拝後、本堂内側左の窓口で、「千手観世音菩薩」の御朱印を拝受しました。御朱印帳へ直書きではなく、書き置きでの御対応でした。納経料:500円。

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十五印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5


参拝を終え、本堂左側にある、もう一つの「清水坂」を下り、「さくら通り」に出ました。

 

 

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

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街歩き 第114回 『御朱印巡り 「不忍池辯天堂」』

2021年03月18日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第114回は、『御朱印巡り 不忍池辯天堂(しのばずのいけ べんてんどう)」』を、お送りします。

 

 

3月15日 (月) に、東京都台東区上野公園二丁目にある「寛永寺 不忍池辯天堂」の御朱印を拝受しました。


寛永寺の正式名は、「東叡山(とうえいざん)寛永寺円頓院」。寛永2年(1625)に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に、「慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正」によって建立されました。

 


現在、寛永寺の御朱印を頂けるのは、「根本中堂」、「開山堂(両大師)」、「清水観音堂」、「不忍池辯天堂」、「パゴダ(釈迦如来)」、「パゴダ(薬師如来)」、「浅間山観音堂」、の七印です。そのうち、「根本中堂」と「開山堂」の御朱印は拝受済みです。


東京都文京区本郷の自宅を徒歩で出発。東大(東京大学)の「春日門」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c367eba27c7fcae891b7ba87d9fd99e7 、「竜岡門」、「鉄門」 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2839f0165062adf748ffb9c39d658fdd の前を通り、東大の塀に沿って、東に向かいます。


塀が途切れると「無縁坂(むえんざか)」に突き当たります。この坂は、森鷗外の小説「雁(がん)」に登場したり、さだまさしの楽曲で歌われたので、ご存知の方も多いでしょうね。

 


途中にある「コブシ」、白い花が満開でした。

 


坂を下り切り、「不忍(しのばず)通り」を渡ると、「不忍池」に到着です。 池の対岸には、「不忍池辯天堂」の緑青色(ろくしょういろ)の屋根(赤矢印)が見えます。

 

 

上野公園の西南部に位置する周囲約2kmの「不忍池」は、かつて東京湾の入江でしたが、平安時代ごろ入江が後退した際に取り残されて池となったとされています。現在は、「蓮池(はすいけ)」、「ボート池」、「鵜の池(うのいけ)」の三つのエリアに分かれています。


不忍池という名は、上野台地が「忍が岡」といったのに対して、約500年ほど前からこう呼ばれていました。


寛永寺創建の際、寺の山号を比叡山にならって東叡山としたことにちなみ、天海大僧正が、この池を琵琶湖に見立てて、「竹生島(ちくぶじま)」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eed4d1f9b174c4878f39b24359eac419  になぞらえた中島を築造し、弁天堂(図の赤丸印)を創設しました。

 


左側のボート池と右側の蓮池(写真)の間にある道を弁天堂を目指します。道の両側の桜の木、蕾が開き始めました。蓮の開花は、まだまだ先ですね。

 


この池は、渡り鳥の宝庫として知られていますが、春の訪れてとともに既に北に帰ってしまったようです。これは、留鳥のユリカモメでしょうか。

 

 


無数のボートが係留されている乗り場を左手に見て歩いているうちに、

 


右側に弁天堂への石橋があります。

 


橋の左手の濁った鵜の池に、大きな鯉が何匹もいました。

 


橋を渡ると右手に八角形の弁天堂がありました。

 

 


反時計回りで、本堂正面に向かいます。蓮池の対岸には、水上音楽堂(赤矢印)が見えます。

 


境内には、数多くの石碑が建立されていますが、その一部を紹介します。


「鳥塚」

 


「包丁塚」

 

 

「琵琶の碑」

 


八角堂と切り妻造りが合体した弁天堂。昭和20年(1945)の空襲で焼失したお堂は、昭和33年(1958)に復興されました。

 

 


正面から、階段を上ります。

 

 


辯天堂にお祀りされるご本尊さまは「辯才天」です。音楽と芸能の守り神として広く信仰され、また「辯財天」とも書くことから、金運上昇といったご利益があります。琵琶を持ったお姿で知られていますが、辯天堂の辯天さまは八本の腕があり、手に手に煩悩を破壊する道具を意味する武器をお持ちになっている「八臂辯才天(はっぴべんざいてん)」さまです。

 


参拝後、本堂内側左の窓口で、辯才天の御朱印を拝受しました。御朱印帳へ直書きではなく、書き置きでの御対応でした。納経料:500円。

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで八十四印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e23a591aa7b880a9e451c519dc5e14a5

 

御朱印と一緒に次の物を頂きました;

 

「不忍池辯天堂略記(パンフレット)」(表)

 

 

裏には、江戸名所図会「不忍池蓮見の図」と、北斎筆「不忍池辯天堂の図」が掲載されています。

 

 

栞(表)

 

 

栞(裏)

 

 

年中行事

 

 

次に「大黒天堂」の参拝です。

 

 

こちらの大黒さまは、豊臣秀吉公が大切にしていたという伝説があり、幕末の戦争や太平洋戦争といった難を免れ、今日に伝わっています。

 

 

 

「蓮池」に面した「手水舎」。

 

 

早咲きの「彼岸桜」でしょうか、満開です。

 

 

これは、「ソメイヨシノ」でしょうか。やっと、蕾が開き始めました。ここら辺りは、コロナ禍の前までは、露店・屋台が並んだ裏手に当たり、目の届かない場所でした。

 

 

石橋を渡り、境内の外へ。

 

 

「上野動物園弁天門」、緊急事態宣言発令中のため休園していました。

 

 

次に向かったのが、「清水観音堂」です。

 


==「街歩き」バックナンバー==
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第1回~105回  省略

第105回 2020/11/19『秋の深大寺と神代植物公園』(その2)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c33b47be4f05b78b1a48a74a37f8f720

第106回 2020/12/20『御朱印巡り「赤城神社」』   https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6fb137d4690fb456b61447e31f56b432

第107回 2021/1/6  『上野の森美術館から寛永寺へ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7b9da20c531816a9ffcf495087003459

第108回 2021/1/11 『御朱印巡り「大國神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2be39137e5724cd2ac128dbede3ee999

第109回 2021/1/16 『御朱印巡り「駒込妙義神社」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c843b507851e4455617774d6c12e7025

第110回 2021/1/20 『駒込から巣鴨へ初詣の途』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f26ee7581a48696ff781850554cd4a07

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

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