花歩る木

山と旅がすきです

南仏プロバンスとリビエラの旅 5

2012-11-03 17:07:41 | 


10月22日(月)

   モナコ公国の観光へ。
   途中、“鷲の巣村”エズに立ち寄りました。

    
   
    
   その昔、海賊などの外敵を避けるため高台に築いた城の様な町を「鷲の巣村」
   と呼びます。見張りの利く高台、水、家や砦を築くための石材・・・が立地条件。

   バスを降りて急坂を登ると頂上にサボテンと女性像を中心とした庭園があり、
   眺望がすばらしかったです。

   モナコ公国
   

   モナコ公国
   道路の右手に、直径50センチ、高さ3メートル位の石柱が立っているだけの国境を
   通り過ぎました。公国は広さ2平方㎞、人口3万6千人。世界第2位の小国です。
   毎朝ニースから3万人の人が通勤しているので、くねくね道が渋滞します。
   この道で、30年前衝撃の事故が起こったんです。
    モナコの復興のためのお見合いで、レニエ大公と結婚することになり、(本命は
   マリリン・モンロウだったんだけど・・・とガイドさんがばらしていました。)
   3人の子供ももうけましたが、グレース・ケリーは幸せだったんでしょうか?
 
   カジノ、王宮広場、大聖堂を見学。
    カジノ    ゴージャスな建物、観光とカジノの国です。
   大聖堂   ケリーはここで結婚し、ここでお別れし、ここで眠っています。


                                                    
グレース王妃(グレース・パトリシア・ケリー)
  1929年~1982・9・14  (享年52歳)

 グレース王妃は、強い星を持った女性として
日の当たる場所を走り続けてきたが、そのはてに
死の断崖が待ち受けていた。
王妃の役をみごとに演じきった彼女は、一転、
悲劇の役を背負わされた。華麗で、劇的で、
あまりにもハリウッド的な生涯だった。
   1982年9月16日 朝日新聞・天声人語より





    ニースに戻り、シャガール美術館見学

   シャガールは、「人々が、平和、精神性、信仰心、人生の意味を見出せるように
   私の生まれ変わりの土地であるフランスのこの家に、置いていきたいのです。
    芸術においても人生においても、基本に愛があれば、すべて可能です。」
   ・・・と挨拶が書いてありました。

   館の内外、全部写真OKでした。
                                ニース 3泊目