4月15日、16日 ベルリンを見て歩き。
ベルリンはドイツの首都で、人口は350万人。
名前の由来はスラヴ語の“ベルジーナ”で、意味は池や湿地。
しかし、イメージがあまりよくないということで、発音が似ている「熊」
(ドイツ語で“ベール”)が市章に描かれているそうです。
ベルリンの位置
4月15日
ベルリンの壁 ⇒チェックポイント・チャーリー ⇒壁博物館 ⇒
イーストギャラリー ⇒ペルガモン博物館 ⇒ブランデンブルグ門
東西分断の悲劇を乗り越え、文化、学問、芸術の中心地として
新しい都市に生まれ変わり、発展し続ける街を見て歩きました。
ペルガモン博物館
一番興味を持っていたのは、トルコを旅したとき、ガイドさんに聞いた話。
「ペルガモンの遺跡はトルコの青い空の下にあってこそ生きるから
返して欲しい」というトルコ大統領の要求に対して 「それでは博物館の壁を
トルコの空の色に塗り替えましょう」とドイツの大統領は返事をしたそうです。
が、壁は空の色にはなっていませんでした。
ブランデンブルグ門
第二次大戦後、長らく廃墟の中にくすんでいたモニュメントは、ドイツ
再統一後、見事に修復されて、今は象徴であり、観光スポットになっています。
4月16日
ベルリン大聖堂 ⇒新博物館・エジプト館 ⇒アンペルマンショップ
⇒ デパート(KDW)
新博物館・エジプト館
ネフェルティティの胸像
byBSジャパン
シュプレー川の中州の博物館島には、5つのmuseumがあります。
free timeは運悪く月曜日でしたが、その中で新美術館のエジプト館が
オープンしていました。5000点の古代エジプトのコレクションがあります。
その中で一番の至宝はこの「ネフェルティティの胸像」です。 トトメス作。
47㎝、20kg。「美しい人の訪れ」の意をもつ、アメンホテピの王妃。
右目は光り輝く石英。白い左目は謎めいて神秘的です。トトメスがあえて
未完成にしたのでは? ・・・とも考えられています。
今年 ナイル河沿いで発見されて、100周年を迎えています。
ヨーロッパ人の美の理想そのものであり、現代にも通じる美しさを持っている
といわれています。仏ルーブルの「モナリザ」のように特別な存在で、
一室を独占。厳重な警護。ここだけは写真撮影禁止でした。
アンペルマン
アンペルマン 信号機に描かれた記号です。
旧東ドイツ時代に子供たちの交通事故を減らす目的で開発されました。
この男の子をAmpelmannといい〝Ampel“とは交通信号灯のことです。
ドイツが東西統一となり、一時はベルリンからも姿を消すことになりましたが、
キャラクターを救うべく、運動が起こり、現在でも市民に愛されていて、
復活と交通安全のシンボルになっています。
日本の交通信号を改めて見てみると、よくできていますね。真面目すぎるかな?
このキャラクターのギャラリーがあって、文房具、Tシャツ、キーホルダーなど
様々なグッズがあり、私も携帯傘やグミ、ストラップを買いました。
ドイツの人、足が長く、顔が小さい。歩く姿勢がとてもきれい。
ドイツの町は明るくて、ごみはなく清潔で、きれい。
ドイツの食事、多すぎて半分残すのが、心苦しい。
新生ドイツとなって20年が過ぎ、新たな歴史を歩み続けるドイツ。
今度は芸術、文化、文学・・・で、同盟国になりましょう。
18日午前 無事に帰国しました。