3月29日 映画 「マーガレット・サッチャー」 鉄の女の涙
を 見てきました。
“鉄の女”との愛称で知られる英国史上初、唯一の女性首相
マーガレット・サッチャーは、当時の封建的な男社会の中でも
強力なリーダーシップを発揮、英国内のみならず、世界中に
影響を与えました。
一方、家庭では愛する家族との時間を犠牲にしていた
サッチャーの深い孤独が描かれていました。
サッチャーに扮したメリル・ストリープ by NHK
きれいですね~!!
NHKのインタビュー画面より
本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞したメリル・ストリープ。
2度めのオスカー受賞で 「なぜまた彼女なの?」と 聞こえたけど
「いいの、そんなことは」と おどけて見せたらしい。
メイキャップ賞も受賞したこの作品でメリル・ストリープのサッチャーさんは
そっくりすぎ!! 横顔など驚くほどでした。
髪型を作り、ファッションを工夫されて 「サッチャー」が出来上がっていく
過程はおもしろかったです。
65歳で引退し、夫に先立たれてからのサッチャーの孤独と苦悩を
メリルストリープは見事に演じていましたが、
現在、86歳のサッチャーさんは、認知症をわずらっていて、
この映画を見ることはないだろう・・・と聞きました。
NHKのインタビューで「野田首相にアドバイスは?」と質問されると
「演技のアドバイスならいつでもするわよ」・・・とオスカー女優は
かわしていました。
朝ドラのヒロインの糸子さんも「私は死にました」・・・といってドラマは
終わりましたが、誰にも老いと死はやってくるんですね。
新宿の大きな映画館で観客は50人足らず。 評判だから
どんなに混んでるだろうと思ったのに、意外でした。